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【実録】外資系企業で働く女性の特徴

外資系企業

日本のジェンダーギャップが大きいことは

日本人よりむしろ海外の人に知られているほど

毎年世界の国の中でも低空飛行をしていることは

ご存知かと思います。

  

しかしながら

外資系企業では

日本法人であっても

性別や年齢に囚われず

管理職についたり

大きな仕事を任され活躍している人が

少なくありません。

 

私は外資系企業日本法人を

3社経験しておりまして

その中でも

外資系企業で働く女性達には

いくつかの

共通点があることに気がつきました。

 

ということで本日は

あくまで私個人の目線で見た、

外資系企業で働いている女性の特徴について

お話ししてみたいと思います。

 

外資系企業というのは

欧米企業をイメージしていただき

日本人を含め国籍関係なく

“女性”という括りでみていくことにします。

 

※外資系企業で働いている女性が優れていて

日系企業で働いている女性は劣っている

という、比較論ではありません

あくまで

“こういう共通点があるな”と

筆者が個人的に感じていることのまとめですので

ご承知おきください。

 



外資系企業で働く女性の特徴

外資系企業ってどんなところ?

そもそも大前提としまして

外資系企業というのは

日系企業と組織の構造や文化が全く異なります。

これについては

こちらでお話ししていますのでご参考ください。

 外資系企業の人間関係

 外資系企業の人間関係はドライという大嘘

 外資系企業は上司に絶対服従である

また、

“ダイバーシティ”や

“女性の活躍”という言葉については

こちらの記事でも深掘りをしましたので

ご参考ください。

 【外資の民がぶった斬る】日本の”ダイバーシティ”が遅れている理由

 

仕事は一人前きっちりこなす

一人分やる、という前提で雇われている

外資系企業は

基本的にジョブ型雇用であるため

上司から課された仕事は

男女年齢関係なしに

誰もが一人前きっちりこなす必要があります

強く言うのであれば

一人前こなせることを前提に雇用されていますので

遂行できなければ契約違反になる、ということです。

 

職種や会社にもよりますが

少なくとも日系企業のように

助け合いが前提の文化ではないため

自分の仕事が終わらないなら

自宅にパソコンを持って帰って対応するとか

土日に対応するでもして

自分で完遂する必要があります。

 

日系企業は

外資系企業のようには個々の役割が明確でなかったり

“お互い様主義”が文化としてあるため

これが原因で”不公平感”などが噴出する、

なんてことも起こると思いますが

外資系企業では

基本的にはお互い様、という

仕事の振り方がされないのが特徴なのです。

 

受け身ではなく、自分から交渉する

もちろん

働いている中で誰もが様々な事情を

抱えることはありますが

そんな時外資系企業では

上司が見ていてくれて

声をかけてくれるだろう、

という受身な姿勢ではなく

自分の状況は自分で的確に把握し

調整が必要であれば自分から上司に対して

妥当な説明をしながら

労働条件を勝ち取る積極性が求められるのです。

 

日系企業から移ってきたばかりの

方によく見られるのが

“上司は私を見ていてくれるだろう”という

ちょっと受け身の姿勢です。

しかし外資系企業では

誰かがあなたを見ていてくれて助けてくれる

と言う受け身な考えは

捨てないと生き残れません

誰もが自分のポジションの妥当性を上司に見せて

生き残ることに必死だからです。

 

サラリーマンというのは

たとえ社長であっても

代わりなんていくらでもいるのが現実です。

 

外資系企業で働く女性はこのことを

心得ているため

自からクレバーに交渉していくタフな方が多いのです。

 

出来ない人は辞めるor追い出される

外資系企業では

与えられたポジションで

一人前の仕事をしていないと見なされれば

男性だろうと女性だろうと

周りからの風当たりが強くなり居心地が悪くなって

自分で空気を読んで辞めていくことになるか

あまりに程度がひどい場合は

上司が退職に追い込むこともあります。

日系企業では移動させてもらえたり

女性だと退職に追い込まれるのは極めて稀かもしれませんが

外資系企業では性別は関係ないのです。

 

外資系企業で働く女性は

このことを非常によく理解して

日頃から仕事を大切にして、立ち回っているのです。

 

社内政治を理解している

社内政治を理解しないとどうなるか

私自身は

日系企業にいたとき

社内政治も根回しもそんなものは邪道

仕事だけ真っ直ぐにしていればいい!

仕事で成果を出せば、評価されるはず!

どこまでも真っ直ぐに考えておりました。

そして評価されなければ

男尊女卑だ!と思っていたのです。

 

しかし外資系企業にきたら

社内政治や周りへの丁寧な根回しを

軽々とやってのけて

周りを味方につけながら活躍している女性

目の当たりにして

非常に学ばせていただきました。

 

仕事というのは結局は

どこまで行っても、人と人で成り立つものなのです。

企業には様々な人がいて

様々な考え方や気持ちがあります。

周囲をよく見て丁寧に捉え

対応することの大切さを

外資系企業で働く女性は

非常によく理解しているのです。

 

根回しができる 

外資系企業で働いている女性は

日頃の仕事の成果で周りから信頼を得て

円滑な関係を築いておき

いざというときには

周りから理解を得た上で

上司に説明して円滑に承諾されるよう

いわゆる根回しを工夫できる人が多くいます。

周りの理解を先に握っておいて

準備をしたところで

最終的に上司が承認だけすればいい、と言う状態にしておけば

上司にとっても安心できますよね。

 

この根回しですが

FacebookやGoogleで活躍している

シェリル ・サンドバーグ氏も

会議の前には一人一人に事前に話をして

会議は全員で合意を形成する場としている、

というエピソードがあるくらい

丁寧に対応しているそうです。

 

戦い方を心得ている

私自身は失敗の数なら誰にも負けないくらい

いろいろとやらかしてきているのですが

振り返ると多くの場合で

一人で正義を貫こうとしたり

周りに根回しもせず正論を打ち込もうとして

煙たがられたりと

ちょっと、あんた、

セーラームーンもびっくりよ

と今なら恥ずかしくなるくらい

無防備だったように思います。

 

そんな時、

外資系企業で賢く立ち回っている女性の同僚に

戦い方のヒントを聞いてみたところ

「Ashさあ、会社では、自分の身は自分で守るんだよ。

「ヤバイ人はさっさと見抜く。近づかないこと。

力がある人を味方につけて一人で闘っちゃダメ。」と

真顔で言われて目が覚めたのです。

 

外資系企業で働く女性は

正面から一人で戦うことはせず

巧みに人脈を使ったり

仲間を増やして数で戦ったり

彼女がいう通り

自分の身を守りながら戦う方法を

心得ています。

 

彼女達はプロフェッショナルとして

組織の中での戦い方を心得ているが故に

芽をつまれることもなく

活躍できているのかもしれません。

 

ロジカルに主張する

感情ではなく理論で説明できる

外資系企業で働く女性は

英語や外国語を使用している方が多いからなのか

常に

①結論

②背景

③原因

④提案

⑤結論

に落とし込んで

短い時間で明確に説明することができます。

逆に、

外資系企業で働いている女性に

的を得ない説明なんてしようものなら

「そうなんですね。

結局あなたは何をしたいんですか?」とか

「なぜそう思うんですか?」とか

バッサリと

切り返されてしまうかもしれませんので

ご注意を。

主張が強い

外資系企業で働いている女性は

海外に住んでいた経験がある方も

多いからか

平均的な日本人の女性よりは

自分の意見を明確に主張できる人が多いと思います。

・「それは何故ですか?」

・「それはあなたの仕事なので自分でやってください」

・「私の仕事ではないと思います」

・「納得できません」

などなど、

こんなことは日常茶飯事です。

慣れるまではちょっとびっくりしますが

自分は女性だからと遠慮するのではなく

かつ、

攻撃的になるのではなく

自分の考えを言葉で明確に言えるというのは

一人のプロフェッショナルとして企業で活躍するには

必須のスキルと言えるでしょう。

 

まとめ:企業で女性が活躍するヒント

外資系企業にいる女性の特徴について述べてきました。

外資系企業は、もちろんお国柄や業界などにもよりますが

日系企業に比べれば女性が普通に仕事がしやすいと感じます。

 

ジョブ型雇用により

個々の職責を成果が明確であるという

文化の違いはあるものの

・自分の仕事を全うし

・社内政治をよく理解して立ち回り

・自立心が旺盛で

・ロジカルに意見を言える

こう言った個々の努力によって

実現している、と言う側面は大きいと言えるでしょう。

 

同じ日本という環境でも

外資系企業では女性が活躍していることを考えると

彼女達から学べることは少なくないのではないでしょうか。

  

最後までお読みいただき

ありがとうございました!

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