
外資系企業に興味があるんですけど、人間関係がドロドロって聞いたことがあるのですが、、

外資系企業って人間関係がドライだと聞いたので、コミュ障で仕事だけしたい僕には合うのかも?
こんなふうに思っている方も多いのではないでしょうか。
日系企業の人間関係に疲れたからドライな外資系企業で実力主義の中で働きたい!なんて思っている方もいるかもしれませんが、これは危険な勘違いです。
外資系企業は、実は日系企業より遥かに人間関係がドロドロなのです。
現役外資系企業社員の筆者が解説していきましょう。

欧州系大企業でマネージャーのサラリーマン。
短大を卒業し、日系中小企業で7年半(1社)従事。ブラック安月給に耐えきれず、働きながら大学を卒業し学歴をグレードアップ、さらに外資系企業に転職を成功。現在外資系企業合計11年目(3社)を全て正社員で勤務中。瞬間風速的に日経大企業にいたこともあり。留学なし、オンライン英会話で、外資系企業で働ける英語力を身につける。
日系企業の人間関係は、家族or学校?!

日系企業は、家庭や学校の延長であり、まるで部活動のようなものです。
外資系企業では仕事を通して就業時間内で人間関係を作るのですが、
今ではどんどん変化をしてきているとはいえますが、日系企業はファミリー感があり、みんなで仲良く一緒にやろう!が、コンセプト。日系企業の人間関係のキーポイントは、全員での調和と言えるでしょう。
日系企業ではまずは飲み会など仕事以外で人として心のつながりを作ってから、仕事を一緒に進めよう、としますよね。同じ釜の飯をつつく、という文化もあります。新人が来たらまずは飲み会をして仲良くなろう!というところにもこの文化が強く反映されていますよね。
これらが日系企業がウェットだと言われる所以かもしれません。
外資系企業の人間関係の特徴とは?

人間関係は、仕事を通して短時間で作る
日系企業は公私の付き合いをして相手と長時間をかけて人間関係を構築し、気持ちのつながりを大切にする傾向がありますが、外資系企業では入社したらその日のうちから仕事を通して人間関係を自分で作ることになります。日系企業では当たり前な日常的な歓迎会や飲み会は、外資系企業では極めて稀です。
外資系企業日本法人でも、残業も飲み会も嫌いという人が集まってきていることが多く、職場の人と飲み会で体力と金と時間を使うくらいなら、友達や家族と過ごしたり勉強やジムに時間を当てたい、と誰もが思っています。
同僚・上司は友達ではない
外資系企業では同僚や上司は競合他者であり利害関係のある関係者でしかありません。
友達でも家族でもないのですから、外資系企業では同僚と心のつながりを作ることは期待しない方が良いでしょう。あくまで非常に表面的なつながりですから、日系企業のは全く別と認識すべきです。
多くの人はここまで読んで、「やっぱり外資系って人間関係ドライなんだね♪」と勘違いしがちなのですが、もうちょっと読んでください。ここからが本番ですから。
外資系企業の人間関係がドロドロになる理由とは?
外資系企業で働く筆者ですが、外資系企業の人間関係が歯列になるには下記の理由があると考えています。じっくり見ていきましょう。
競争社会の厳しさが人を歪ませるから
外資系企業では、成果を出したら次の会社にステップアップ転職をしようとか、出世してもっと経歴を磨きたいと考えている人が非常に多いものです。
5年7年くらいで転職することが多いため、人によってはなりふり構わず自分が抜け出し上司に評価されようとすることが普通に起こります。上司も、部下が成績を上げさえすれば、部下が多少尖っていてもそのまま放置することが当たり前です。
例えば、、、

その仕事はこうやった方がいいですよ(と言って、間違えやすい方法をわざと教える作戦)

仕事の分担をチームで最適化すれば、残業も減ると思うの。だから、あなたはこれやってくれない?(自分は上司にアピれる仕事だけして、同僚を出世の踏み台にする作戦)

上司〜、先日、A子さんと会話していたんですけど、どうも今のチーム方針に不満みたいでえ。私ちょっと、心配してるんですよお(口を上司に密告し、突き落とす作戦)

ああ、B子さん、ちょっときついの?まあでも、彼女仕事の成果出してるし、言っていることは間違ってないからね。君も工夫すべきところがあるんじゃない?おっと、次の会議があるから僕はここでっ(対応しない上司)
こんなことは、本当に、当たり前のように毎日起こります。誰もが必死だからです。
360度フィードバックを評価制度に入れている会社も中にはありますが、露骨なやり方をしてくる問題児は、なかなか、いません。巧妙に、事実に基づき、かつあなたを陥れる話術に長けた人たちが日々、水面化で殴り合いをしているのです。
もしあなたがこういう同僚にはめられたくなければ、隙を見せない・信用しない、ということを徹底するようにしてください。
上司に絶対服従だから

上司に物申してしまったら、なんだか最近、仕事が振られなくなってきた。。
日系企業では、居酒屋で同僚と上司の愚痴を言い合うのはもはやコミュニケーションの一つとも言えるでしょう。大きな問題になることは少ないですよね。
しかし外資系企業では、職位が上の人には絶対的に忠誠を誓い、従う必要があります。
これが、当たり前なのです。上司様に従えない人にはいい仕事は回ってきませんし、上司も常に立場が不安定ですから、自分をチヤホヤしてくれる部下にこそチャンスを与えたり、上司が転職するときに一緒に連れて行ったりするのです。
というわけで外資系企業では気持ち悪いこんな会話がマジで普通にあったりします。

私、上司さんのもとでこの会社で働くことが、心の底から大好きなんです!(アピール作戦)

上司様、さすがです!!!僕はそんな妙案、思いつきませんでした。早速お手伝いさせてください!!!(上司様の下僕作戦)

上司様に頼まれた仕事は、他を全て止めてでも、最優先でやる!!!
いかがでしょうか。
とっても、怖いですよね。。。
人間関係がベターな外資系企業を見つけて転職する方法

外資系企業、人間関係のストレスでやっていけなさそうだなあ。。。
ここまで記事をお読みいただくと、外資系企業なんてとても転職する気分にならないかもしれませんが、実はそんな外資系企業ばかりではありません。
実際に、過去の失敗から人事が非常に力を入れて会社文化を変えて離職率を改善した企業や、採用の時点で問題児をはねている優良外資系企業というのも、存在するのです。
このような企業は採用が厳しいためクローズドで人を探していることが多いです。さらに人気企業は競争相手が多いため、企業とパイプが太い優良人材紹介会社に転職をサポートしてもらわないと、ほぼ転職は不可能です。
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企業人事からの信頼が厚いため、同じ企業に何人も入社させることに成功していたりと、他の人材紹介会社を使いより圧倒的に有利であることは言わずもがなでしょう。
筆者自身も実際に転職は人生でも大きな出来事です。
数多くの外資系企業転職成功者が使用している エージェントに
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