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外資系企業で学んだ、不安マネジメント

仕事術

世界が一変してしまった2020年から早1年。

この1年間を通して

様々な出来事に立ち向かってきた方が

いつも以上に多かったのではないでしょうか。

人間、生きていれば、

日々様々なことが起こるものであります。

いつ何が起こるか

備えていたって色んなことが

波のように来ては引いていくのが

人生であります。

私は外資系企業で働き初めて

ボチボチ10年近く経つのですが

いろいろなピンチや不安がありつつ

なんとか生き延びることができています。

その途中で

不安の感情を扱う事についても

自分なりの方法を見つることができました。

と言うことで今日は

外資系企業で働くことで学んだ

”不安”マネジメントについて

お話ししてみたいと思います。

 

 



「解決策を示してくれない?」

 

日系企業から外資系企業に移ったとき

周りの同僚は助けてくれないし

仕事は自分でドライブしていくと言う方法に

慣れるまでは数ヶ月を要しました。

その間は頻繁に怒られてばかりという

うんざりする日々が続いていたのですが

上司からは

「謝るのはいいから、解決策を示してくれない?」と

真顔で詰められまくっておりまして

ここで

物事への捉え方を変えることになりました。

その時の私は

失敗に対して感情的に不安を感じていただけであり

解決策に目が向いていなかったのです。

これでは生産性がありませんから

プライベートならまだしも

仕事ではこれはプロ失格です。

そこで考えた結果、以下の結論にたどり着きます。

①不安を感じることは悪ではないと理解する

不安を分解して理論的に前進する

と言うことで

順番に説明していきます。

 

不安の感情はマネジメントしよう

不安というのは真剣に物事に取り組んでいるからこそ

発生する感情だと思います。

もし「どうでもいいや」と思っていたら

不安になんて感じませんよね。

ということでまずは

不安を感じる自分を否定せず

そのまま受け入れるようにしましょう。

その後、

・うまくいかなかったらどうしよう

・相手は自分を嫌っているかもしれない

・ここで失敗したらどうしよう

などなど、大きな感情が襲って来たときは

ここで1点、気づくようにしたいものです。

何かというと

不安を感じているときは

その時点で思考が停止しているということなのです。

停止していても良いのであれば問題ないのですが

人生は短いのですから

できる事なら前進をしていきたいところです。

特に仕事については

プロとして前進することを考えなくてはなりません。

ということで

不安を感じたら

まずはそこで留まらず

感情として受け止めること

論理的に分解するプロセスに進むこと

この2点に集中するようにしましょう。

ステップ1:事実の把握

人は、

現在の状況を正しく把握できていないときに

不安を感じることがあります。

例えば、仕事の人間関係で揉め事が起こったとしましょう。

まず多いのが、

相手の意図を本人にきちんと聞かずに

勝手にこちらで解釈してしまうケースです。

「〇〇さんは私のことを敵対視している」

「私は上司から好かれていない」

などなど、

相手の意図よりも

相手の感情を勝手に

考えていないでしょうか

もしかしたら

自分の日々の行いが

相手に負担をかけているだけかもしれないし

相手はプライベートでストレスがあって

実は自分以外にも

当たり散らしているだけかもしれません。

そんなとき、

私は勇気を出してまずは相手と何が起きているのか

事実を確認することから始めることにしています。

真剣にむきあえばまともな人なら

それなりに会話をしてくれるはずです。

おそらくこの時点で8割は

杞憂だっとなるはずです。

残りの2割は

問題があれば変えれば良いですし

相手が理不尽なら戦わず関わりを避けることを考えればいいのです。

 



ステップ2:何パターンか考えてみる

不安を感じた時に

何が不安なのかを噛み砕いて考え

事実を把握した次のステップは

望まない事が起こったときに

考えられる最悪のパターンと

それに対してどう対応するか?

を考えることになります。

例えば職場のクソ上司に対して悩んでいる場合の

最悪パターンを考えて見ましょう。

クソ上司と仲が悪ければ

評価や出世など不安は尽きませんよね。

しかしここでよく考えましょう。

そもそも日本で働くサラリーマンの大多数は

評価で年収が倍になったり

半分にカットされるなんてことはありません。

昇給がかかったタイミングで失敗したとしても

少し待てば上司は変わるかもしれないし

あなたは移動できるかもしれません。

さらに、

日本で働くサラリーマンの場合は

法を犯すようなことをしているでもない場合は

明日クビになることはありません。

世の中には星の数ほど会社なんてありますから

どうしても不安なら、会社を変えて仕舞えばいいのです。

ありがたいことに日本には

失業手当や生活保護なんてものもあるのですから

露頭に迷うことがない世の中になっているのです。

ちなみに私は過去に上司と揉めて

他部署に移動させてもらったことがあるのですが

結果として私はできることの幅が広がり

転職も困らないような経歴を積むことも出来ました。

ピンチと思ったことを

不安の感情に支配させて止まっていたら生産性はありません。

どうせならいろんな経験を自分の糧にしてしまおうくらい

ドーンと構えていてもいいのかもしれません。

 



ステップ3:戦略的に逃げろ

完璧主義で優しい人が陥りがちなのですが

難しすぎる状況に

生真面目に取り組もうとしすぎて、

これを背負い切れなかったらどうしよう、、、と

不安の塊を抱いてしまうことってあると思います。

社会人人生はよくマラソンと言われます。

大多数の人は、何十年と働く必要がありますから、

手前の方で心に大きな傷を負って

立ち上がれなくなってしまうと

その先の人生がもったいないですよね。

こういう場合は

不安を感じた原因から戦略的に逃げる

ことを選択肢に入れて見て欲しいのです。

私は逃げること=負けだとは思いません。

私は初めての転職で

完全なるアンマッチ転職をしてしまい

このままじゃ首になる、、どうしよう、、と

不安だけ感じて思考停止していたのです。

押し潰されそうになりながらも

前進するために考えた結果、

どう考えてもここでは無理だなという結論になり

さっさと次に転職をすることにしました。

短期での転職ではありましたが

「もともと目指していたポジションは

外資系企業の経験がないと断られてしまったので

経験を積むためにポジションを変えて入りましたが

自分のスキルを活かせないので

早々に元の道に戻ることといたしました」

と面接で言うようにしたら

何の問題にもならなかったのです

物は本当に、言い様であります。

今となってはここで早々に

見切りをつけて方向を変えて本当に良かったと思っています。

最終手段:食って、筋トレして、寝ろ。

そんなこと言われても

まだまだ頭の中はモヤモヤするよ〜と言う方。

あなたは、疲れています。

以下の手順でまずは体のメンテをしてあげてください。

まずは、栄養補給。

特に現代ビジネスパーソンは、よっぽど意識しないと簡単に食生活が乱れます。

朝は菓子パン、昼は脂っこい定食、夜はビールとつまみ、、、

こんな事してたらどんな人でも、頭が働かなくなってきます。

ですので、まずは食べ物を改善しましょう。

朝は自宅で卵かけご飯に具沢山の味噌汁。

夜は和食中心のおかずを摂取する。酒は休肝日を作る。

これができたら、次は自宅でいいので筋トレしてみてください。

器具は不要です。

腹筋背筋腕立て、プランク、スクワットなど

YouTubeでもみながらやってみてください。

食って運動までできたら

あとはきちんと寝てください。

スマホを寝る前は見ないで

読書に切り替えると気持ちよく寝落ちできます。

1日7時間は寝てください。

これを1ヶ月頑張って続けてみてください。

多分この生活改善の方が大変で、いつの間にか不安は落ち着いているはずですから。

 

 

 

本日は自分への備忘録も兼ねて書いてみました。

最後までお読みいただき

ありがとうございました!

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