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【外資系エリートから学ぶ】上手な仕事の振り方【成果の出し方】

仕事術

私は欧州系企業の本社企画チームに配属されておりまして

主に欧州のエリート達と働いているのですが

ある時気づけば

全部私に回されてたじゃねえかという状態に陥りまして

恨みつらづらが募っていたのですが

よくよく振り返ってみると

彼らは仕事を振るのがめちゃくちゃ上手いことに気づきました。

 

そして

欧米人と日本人が働くときに気をつけたい

価値観の違いにも気づくことができたので

ここで皆さんに共有してみたいと思います。

 

日系企業で働く日本人にもきっと参考になると思いますので

楽しんでいってください!

 



【外資系エリートから学ぶ】上手な仕事の振り方【成果の出し方】

日本人は”頑張ってる感”を評価する

日本人は、

・どんな仕事でも率先して引き受け

・引き受けた仕事は120%緻密にこなし

・長時間仕事をして頑張りを醸し出す

ということが、評価につながる傾向があります。

合理的に成果を出すよりも

頑張ってやっているという感情を表すことが

義理人情として大事なように見えます。

 

外資系では成果にフォーカスする

外資系企業は、日本人の考えとは価値観が真逆です。

外資系企業では何よりも

短い時間で成果を出す、ということが評価されます。

これにより基本的には

何でもかんでも背負いこんで

長時間労働している人は

仕事ができない人だと思われてしまいます。

義理人情なんて言う文化は、そこにないのです。

  

まずはこの違いを頭に入れておきましょう。

 

アピールしない成果は、成果ではない

日本人の多くは

自分から自分の功績を上司や周囲にアピールしません。

上司や周りが気付いてくれるのを

待っている傾向があります。

日本人同士の会話で、

いかに自分が素晴らしく貢献したかを堂々と話す人がいたら

「あの人は調子乗ってる」と言って

後ろ指を刺されてしまうでしょう。

  

一方、外資系企業では

自分がいかにこの組織に必要であるか

いかに有能であるかを

上司や周囲に対して自分から声に出して発信する必要があります。

逆に言えば

自分から成果を発信できない人は、成果を出していないも同然なのです。

心のうちでは自分に自信がなかったとしても

自信満々に振る舞うことが当たり前であり

これに後ろ指刺されることは少ないのです。

 

さらに外資系企業、特に出来る欧米人は

自分が導いた”というふうに見せることが

当たり前ですし、物凄く上手です。

例えば

案件の最初と最後だけ出てきて

丸投げしてたくせに

報告でぺらぺらと饒舌に上層部にアピールして

あたかも自分が導きました、みたいに言ったりすることもあるよってことです。

 

これは慣れない日本人からすれば

おま!やってないやん!

嘘つき!!

ずるい!!!

そんなの、出来ているうちに入らない!!!

驚いてしまうかもしれません。

 

しかし、

これは文化の違いなのです。

 

働く場所により

文化は変わりますから

彼らをサイコパスとは思わず

彼らがどうやって世渡りをしているかを

冷静に観察した方が賢明でしょう。

 

ちなみに実力がなく話だけうまい、

いわゆる手柄横取り人の場合は

報告しているときに自爆しますので

全部が全部、手柄を横取りされる、と言うことは難しいでしょう。

仕事を振れる人=仕事ができる人

仕事は取り掛かる前に8割決まる

外資系企業、特に欧州では

仕事に取り掛かる前に必ず

この仕事をすることで自分が得られるメリットは何か?”

労力の割にメリットがない仕事は誰かに振れないか”と

フルイにかけてから

本当に自分がすべきと判断した仕事に対して

取り掛かる傾向があります。

 

ここでポイントは

やりきれないから、出来ないから他人にお願いするのではなく

自分のキャリアにとっての損得を考えよ、ということです。

 

ルーティンで日々の仕事が決まっている

オペレーション業務の場合は

これに当てはまらないこともありますが

上流の仕事になればなるほど

できる人は必ず

取り掛かる前に考えて

仕事を厳選しているのです。

出世したいなら仕事を振るスキルが必須になる

と言えるでしょう。

 

使われる日本人、踏み台にする欧米人

欧米人と働く際、

欧米人に頼まれた仕事をうまく切り返せずに引き受けて

何でもかんでも押し付けられ

気付いたら手一杯になっていたのに

成果だけは欧米人に持ち逃げされる、、、という日本人は

実は少なくありません。

欧米人と仕事をする時は

あなたも相手と同じく

仕事はよく考えてから引き受るか

ときには仕事をかわず技術を身につけていきましょう。

 

常に一段階上の仕事を見て仕事をする

外資系企業のエリート達は

新しい業務に自分から手を上げて挑戦し

自分のポジションより一つ上の仕事ができるように

自分から戦略的に動くことが上手な人が多くいます。

 

つまり、すでに出来るようになった仕事は他人に振って

スペースを開け

自分から積極的に次の挑戦をしていく、ということです。

 

日本人同士で働く場合は

外資系企業であってもそれほど露骨ではないかもしれませんが

外資系企業で欧米人と働く場合は

あなたのキャリアや負荷は相手は気にしてくれません。

 

自分から戦略的に動けず

自分の価値を表していけない場合は

一定時間が過ぎれば追い出されることもありますので

防御のための攻めに転じているのです。

 



グローバルエリートから学ぶ・上手な仕事の振り方

主語を”I”から”We”にすり替える

英語は必ず主語を使用しますが

気づくと主語が

I(私)からWe(私たち)になっていることがあります。

これはチームワークと見せかけて

他人に仕事を振ろうとするときによく使われる手段です。

 

また、トラブルが起こったときに

主語をWeにすることで

責任の所在をぼやかすこともできます。

アメリカでは軽々しく責任を取ると自分の立場が危なくなるため

特に都合が悪い時はWeを多用してきたりします。笑 

 

ということで、

うまく周りを巻き込みたい時は、

特に英語では主語を気をつけて使用するようにしてください。

 

ちなみにWeと言いながら

仕事を振ろうとしてきた場合は

あなたの仕事ですよね!とか

私はできません!などと

直球を投げると喧嘩になりますので

あくまでチーム、という雰囲気は残しながら

具体的にブレイクダウンして

どれを誰がやるか、という言い方を丁寧にするようにしてみてください。

 

Do you have idea, Ash?と聞く

これも常套手段ですが、

英語では自分が答えを持っていなかったり

誰かに振ってしまいたいときに

Do you have idea?

What do you think?

と言ってボールを相手にぶん投げます。

「ああ、私に意見を聞いてくれてるんだ、優しいなあ」なんて

騙されないようにしてください。

相手はあなたに仕事を振っているのです。

 

ここでの返し方ですが

欧米人がよく使う手段は

「知らん」とだけ返すより

それについては知らないけど、と前置きした上で

自分の他の知識を話し出して

無能だと思われないようにコメントを付け加えるパターンです。

日本人の場合はこれは好まれないかもしれませんが。

 

ということで、

あなたも仕事を振りたい場合は

「なんかアイディア持ってる?」と言いながら

周りをうまく巻き込んでみてください。

 

普通に頼む

最後は当たり前ですが、

普通に頼む、になります。

英語だとなぜか

押し付けがましく見えないのが不思議なのです。

そして欧米人は

まずは聞いてみて、ダメだったら考えるスタイルなので

さくっと

「これやってくれない?」

「これ知ってる?私知らなくて困ってるの」と

周りに聞いてみることは普通なのです。

日本人の感覚だと、

人様にお願いするなら丁寧に、、

相手の状況を思いやって、、と

いろいろ熟考してしまいますが

もし欧米企業で欧米人と働いているなら

とりあえず言ってみる、というスタンスは

真似してみると良いのではないでしょうか。

 

 

まとめ

外資系企業で働く欧米人エリートの仕事術について

お話ししてきました。

ところ変われば、人が変われば文化も変わりますが

彼らの考え方は

きっとどんなビジネスパーソンにもヒントになることが

隠れていると思います。

うまく真似して

楽しく仕事ができるように工夫していけるといいですね!

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

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