外資系企業への転職に興味があるけど、自分でも働けるのかな?
友人が外資系企業に転職したけど、試用期間で辞めて、日系企業で再就職活動してるみたい。外資はコリゴリ、、って言ってたけど。。。
こんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
筆者はドイツ企業2社、多国籍企業1社、合計3社にて外資系企業経験があるのですが、外資系企業は合う人と合わない人がはっきり分かれます。
どんな人が外資系企業に向いていて、どんな人は外資系企業を避けた方が良いのかについて筆者の経験をもとに解説していきましょう。
欧州系大企業でマネージャーのサラリーマン。
短大を卒業し、日系中小企業で7年半(1社)従事。ブラック安月給に耐えきれず、働きながら大学を卒業し学歴をグレードアップ、さらに外資系企業に転職を成功。現在外資系企業合計13年目(3社)を全て正社員で勤務中。瞬間風速的に日系大企業にいたこともあり。留学なし、オンライン英会話で、外資系企業で働ける英語力を身につける。
■関連記事■
【外資系企業】仕事が出来る人と出来ない人の決定的な違い【特徴】
【実録】リストラ候補になってしまう人の特徴【外資も日系も同じ】
外資系企業日本法人は千差万別
外資系企業日本法人と言ってもその内容は非常に様々です。
みなさんがイメージするのは主に1,2と思いますので、本日はこちらを外資系企業と定義して、解説していきます。
1. 社内政治に自信がある人
外資系企業は日系企業以上に政治力がモノを言います。
外資系企業は短くて3年、平均で5−7年ほどで転職を見据えて働いている人がほとんどです。特に日本法人の場合は、10年も20年も長期にわたって雇うつもりは、会社もありません。
つまり、在籍期間中にいかに実績を積んで次の転職に繋げるかを誰もが考えシビアな水面下の競争を日頃から繰り広げています。
自分の隣の席の同僚を巧妙に蹴落として落と自分が上司にアピールする!と言うことは珍しくありませんし社内の権力者が変われば見事に態度を変える部下も当たり前に存在します。
このような環境で生き抜くためには、上司と徹底的に信頼関係を築き、周囲の人間関係を早急に察知して泳ぐ政治力が求められるのです。
もしあなたが社内政治について得意である場合は外資系企業でもきっと泳いで行けますが、「社内政治なんて、なんだか面倒だなあ」と言う場合には外資系企業は避けた方が無難です。
2.メンタルが図太い人
会社にもよりますが、外資系企業さらに日本法人はどの業界でも所属している人は一癖も二癖もある変わり者個性的な方々の連合軍だと思うと良いでしょう。
例えば、外資系企業ではこんな人は珍しくありません。
- 言葉が直球で、ドギツイ
- 自己主張が尋常じゃないほどに強い
- 意図的にあなたの足を引っ張る
- 巧妙に厄介な仕事を振ってくる
- パワハラ上司
- 新入りをいじめて追い出す
筆者が日系企業から外資系企業に移った時、そう言った性格の悪い個性的な面々には大変苦しみました。。。
こんな人たちと仕事をしていくことになりますから、誰に何を言われても心は動じないようなメンタルが図太い人なら外資系企業でも生き抜けるでしょう。
逆に、
- 繊細で真っ直ぐな性格
- 激しい競争が苦手
- 生真面目
- 完璧主義
- 人から言われるとすぐ傷ついてしまう
こんな方々には、外資系企業はお勧めできません。
3.仕事もプライベートも、自己管理が出来る人
外資系企業では基本的に会社はあなたのキャリアプランは考えてくれません。
そもそも長期雇用を前提としておらず会社側も本人もお互い数年のおつき合いになるだろうと言うのが暗黙の了解だからです。
自分がいつどの地点を目指したいのかは自分で考え上司に発信していく必要があります。
仕事の進め方としても、周囲と一緒に気長にやろうと言うより、それぞれが個人事業主のような働き方が求められるケースが多くなります。
また、特に日系大企業では有休奨励日という学校のような仕組みがありますが、外資系企業にはこんなものは存在しません。仕事を段取りつけてきちんと休むのも自己管理だからです。
このような環境で働くことになりますから、外資系企業で働くのであれば
自分の時間管理及びタスク管理がしっかりできて
困りごとや問題があったら自分から上司に明確に相談できる
自己管理力が必須となって来ます。
もしあなたが
- 自分の仕事の進捗は丁寧に上司に見てもらいたい
- 丁寧な仕事の引き継ぎが欲しい
- 個人よりチームで支え合って仕事をしたい
- 自分から声を上げるのは苦手
と言う場合、外資系企業は避けた方が良いでしょう。
自分に合う外資系企業を探す方法とは?
外資系企業に合う人、合わない人、なんとなくわかったけど、結局自分に合う会社ってどうやって見つけたらいいんだろう。。。
外資系企業日本法人は首都圏を中心に数多くあり、日系企業と違って会社ごとにその個性は大きく異なります。同じ業界、同じ業種でも、会社選びを間違えると全く合わなかったりするリスクもあるのです。
そんなリスクを避けるためには、外資転職に強い!en worldなどの転職エージェントを使いましょう。特にen world エンワールドは外国人リクルーターが多いため、外国人の目から見た客観的な企業分析をくれるのもメリットと言えるでしょう。
■関連記事■
【外資系企業】仕事が出来る人と出来ない人の決定的な違い【特徴】
【実録】リストラ候補になってしまう人の特徴【外資も日系も同じ】
コメント