![外資系初心者Aさん](http://gaishienglishwoman.com/wp-content/themes/cocoon/images/man.png)
はあー、、、
頑張ってイギリス人上司に
プレゼンしたんだけど
説明が乱暴だって怒られちゃったよ。。
![外資系初心者Aさん](http://gaishienglishwoman.com/wp-content/themes/cocoon/images/man.png)
僕としては
わかりやすくて
ストレートな説明を
心がけたんだけど、
説明が不足してるって
超つめられちゃった、、
![日系事務員B子さん](http://gaishienglishwoman.com/wp-content/themes/cocoon/images/woman.png)
え、外国人へのプレゼンって、
ストレートに短く
伝えればいいんじゃないの??
![外資系初心者Aさん](http://gaishienglishwoman.com/wp-content/themes/cocoon/images/man.png)
僕もそうだと思ってたんだけど、
もしかしたら国ごとによって
好まれる説明って違うのかなあ?
![](https://gaishienglishwoman.com/wp-content/uploads/2021/08/88111_s-150x150.jpg)
はーーい、ブログ主Ashです!
私は日系企業と欧州系企業、
アメリカ資本の企業でも働いてきましたが
好まれる説明って
実は国ごとに全然違うんですよ!
説明していきますね!
【英語プレゼン】国別の特徴を外資系企業社員が語ってみる【日米独伊】
海外=アメリカ式、は勘違い
日本人は、
”英語”
”海外”
”外資系”
というと
アメリカを連想してしまうのですが
実はアメリカ式のプレゼンが
必ずしも世界の標準というわけではありません。
![](https://gaishienglishwoman.com/wp-content/uploads/2021/08/presentation_kaigi_woman.png)
アメリカ式が正しいと思っていると
思わぬところで相手から反感を喰らいますので
まずは
各国で好まれるプレゼンや
コミュニケーションの方法は異なるということを
肝に銘じましょう。
自分の常識は他国の非常識
日本人が海外向けにプレゼンを行うとき、
または海外のプレゼンを聞くときに
相手のお国柄を理解していないと
お互い「ふっ、、こいつ、ポンコツだな」と
大きな誤解を招くことがあります。
つまり、
自国の良いプレゼンは
相手が変わればBadプレゼンになり得る、ということを
頭に入れておく必要があります。
逆に、
海外のプレゼンを聞くときは
文化が違うが故の説明の仕方の違いがあるかもしれない、と
頭に入れておくと
グッと理解がしやすくなることがあります。
国ごとに好まれるプレゼンを知ることの大切さ
国によって相手の特徴を事前に押さえておけば
こちらからプレゼンを行う時には
相手のツボを押さえることができますし
相手のプレゼンを聞く時には
相手の意図を正しく、そして素早く理解することができます。
日本式のプレゼン
![](https://gaishienglishwoman.com/wp-content/uploads/2021/02/4252110_s.jpg)
日本語ならではの気遣いが必要
日本語で日本人に向けてのプレゼンテーションを見ていると
・角が立たない柔らかい言い方
・明確な物言いは抑えて、遠回しに伝える
この点が非常に重要かと思います。
日本では受け取り方にスキルを求めるため
発信側からストレートな言葉を連呼するより
・やんわりと言葉で少なく伝える
・調和を演出する
ということが重要になってきます。
![](https://gaishienglishwoman.com/wp-content/uploads/2021/08/5161395_s.jpg)
逆に、
日本で日本人に向けてのプレゼンなのに
アメリカ式プレゼンが世界の常識だ!と言わんばかりに
明確なメッセージで力強く連呼すると
評価されるばかりか
こいつは反逆分子だなと
評価が落ちかねません。
理論を求めるが、実は感情の方が大事
日本はアメリカ式のプレゼンが良いと
思い込んでいる人も多いものです。
文字がたくさん書いてあるプレゼンは良くない、
というのは良く言われることです。
しかしここで日本の不思議な点は
文字を減らして
視覚的なプレゼン資料がいいといっても
日本人には数字で訴えかけるより
感情が動くような工夫が必要なのです。
というわけで、
いらすとやの可愛いイラストを入れるとか
写真がバーンと入っているプレゼンが
意外と多かったりするのです。
![](https://gaishienglishwoman.com/wp-content/uploads/2021/08/presentation_kaigi_woman.png)
日本人はアメリカに憧れてはいますが
そもそもの国民性が同じになることはありません。
日本人の国民性を良く考えながら
理論より感情に訴えかける視覚的な資料にしてみましょう!
アメリカ式プレゼン
![](https://gaishienglishwoman.com/wp-content/uploads/2020/12/70896_s.jpg)
明確なメッセージを端的に発信せよ
アメリカのプレゼンでは
ストレートではっきり訴えかけるプレゼンが必須です。
なぜかというと、
アメリカは移民国家ですから
常に様々なバックグラウンドを持った人が集まります。
いわゆる”そのくらいわかるでしょ”と言った
common senseが極端に低い、と言えるでしょう。
このような環境では
・誰でも理解できるわかりやすい言葉で
・結論を先に言って興味を引き出し
・勢いよくプレゼンを進めていく
これらが重要なのです。
盲点:アメリカ人は話を聞いてない?!
アメリカはこう言ってはなんですが
集中力が続かない人が非常に多いです。
![](https://gaishienglishwoman.com/wp-content/uploads/2021/08/komatta_woman2.png)
日常の会話でも相手のことを聞いておらず
“Oh sorry, what?”と聞き返す場面は
街中を歩いて周りを観察していても簡単に目につきます。
つまり、そんな彼らを相手にプレゼンして
初っ端から
要点がわかりにくい、つまらない、と思われたら
5分も集中力が続かない可能性大ですから
話す側も大きなパワーが必要になってくるのです。
相手の興味を
冒頭の20秒で掴めるように工夫してみましょう!
ドイツ式プレゼン
![](https://gaishienglishwoman.com/wp-content/uploads/2021/03/4411498_s.jpg)
理論命
”ドイツ人と日本人は似ている”
と、いうことを聞いたことはないでしょうか。
確かに、
緻密で真面目で時間を守るところは
似ているかもしれませんが
ドイツ人と日本人が全く違うポイントがあります。
それは
ドイツ人は理論が命で
日本人のように感情に訴えかけても意味がない、
ということです。
ビジネスパーソンとして
多国籍ビジネスに関わるような
大卒のドイツ人は基本的にエリートです。
そんな彼らは
ロジックが通っていないと
説明は聞いてくれませんし
二転三転するような日本型プレゼンを見せてしまうと
苦虫を噛み潰したような顔で
見てくるかもしれません。
![](https://gaishienglishwoman.com/wp-content/uploads/2021/08/pose_english_wow_woman.png)
ドイツ人相手にプレゼンをするときは
理論が成立しているかを何度も確認するように、
そしてドイツ人のプレゼンを聞くときは
堅苦しく聞こえても
頑張って理解するようにしてみましょう。
隙間を埋め尽くす文字
日本人はアメリカ式プレゼンを良しとしているため
文字が多いプレゼンはBad プレゼンだと思い込んでいます。
しかし、
ドイツ式のプレゼンは(場合にもよりますが)
基本的に文字が多いです。
まるで論文か!と
突っ込みたくなるようなプレゼンすらあるでしょう。
![](https://gaishienglishwoman.com/wp-content/uploads/2021/07/2014632_s.jpg)
ドイツ人のプレゼンを聞くときは
「プレゼンが下手だなあ」などと勘違いせず
これが彼らの文化だと理解する必要があります。
また、ドイツ人相手にプレゼンをするのであれば
下手にイラストや写真を多用すると
小学生の紙芝居か?と真顔で言われかねませんので
重々注意しましょう!
イタリア式プレゼン
![](https://gaishienglishwoman.com/wp-content/uploads/2020/12/1442111_s.jpg)
視覚的に美しいデザインに超こだわる
イタリア式プレゼンの特徴はなんといっても
見た目に超絶こだわる、というところにあります。
・色使い
・フォント
・隙間
・フォーマット
これらにめちゃくちゃ時間をかけており
内容より
視覚的にビューティフルな資料を作ることに
全力を注いでいる、と言えるほどです。
![](https://gaishienglishwoman.com/wp-content/uploads/2021/07/22108028_s.jpg)
よって、
日本人のようなイラスト多用型プレゼンや
フォントや色がめちゃくちゃな資料でも見せようものなら
ゲテモノを見ているかの如く
苦い顔をされてしまうかもしれませんので超注意です。
同じ内容を何回も繰り返す
イタリア人は、おしゃべりがマジで大好きです。
![](https://gaishienglishwoman.com/wp-content/uploads/2020/12/93389_s.jpg)
好きあらば1秒でも長く話したがりますし
とりあえず電話かけてダラダラ喋って
その中でひらめきが生まれて
また話が脱線して、、、を
一日中繰り返していたりします。
これはプレゼンにも現れるのですが
同じ内容を三回くらい繰り返したりしています。
イタリア人がプレゼンをする、という時は
他の国の人が15分で済む内容なら
イタリア人は1時間かかると思って
時間を確保しておきたいものです。
また、
イタリア人向けにプレゼンをするときに
端的で言葉足らずな説明をしてしまうと
「は?それはどういう意味だ?」
「じゃあこの場合はどうなるんだ?」
「あ、そういえばこの件は(延々と続く)」
などなど、
永遠と続く質問ぜめで窒息しかねませんので
いかなる細かいことも
全て言葉で丁寧に説明するように注意しましょう。
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各国のプレゼンの特徴をお話ししてきました。
各国、違いがあることは分かったと思いますが
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