異文化コミュニケーションにおいては
言語はもちろんですが
コミュニケーションの違いを理解していないと
思わぬトラブルに発展することがあります。
本日は、
桃文化とココナッツ文化について
まとめていきます!
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日本人は
・英語を使うときはハッキリ言う
・外国人はフレンドリー
・外国人とはすぐ友達になれる
と、思っている人も多いのですが
これは結構大きな勘違いをしています。
外国といっても
アジア、欧州、北米南米ほか
さまざまな地域がありますが
この同じ地域の中でも違いがあるのです。
これを知らずに
英語はハッキリとフレンドリーに行こうとするなら
あなたはめっちゃ嫌われる可能性もあるのです。
桃文化とは
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桃文化というのは、
外側は柔らかいけど
中身は種があって非常に硬いことを意味しています。
つまり、
表面上はフレンドリーで人当たりが柔らかいけど
その人の心の本当のところは
桃の種のように硬く閉ざしている様子を示しています。
桃文化で日本人が勘違いしやすいのが、
なんといっても、アメリカ人です。
アメリカは表面上は非常に人懐こく
カフェでも電車でも
周りにいる人に話しかけたり
パーティーが幼少期から盛んだったり
一見、誰とでもすぐ友達になれるように感じますが
実はアメリカ人は
心の本当のところを易々と他人に見せることはありません。
日本人が
アメリカ人はフレンドリーだから
すぐ友達になれたと思っていると
相手は全然そう思っていないことも
あると言うことです。
ココナッツ文化
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桃文化に対するのが
ココナッツ文化です。
ココナッツは
皮が非常に固く破るのには斧が必要なくらいですが
一度皮を破ってしまえば中は柔らかく
美味しい果実とジュースが待っています。
ココナッツ文化は
最初はとっつきにくく
心のガードが硬いけど
一度殻を破って仕舞えば
あとは非常に深い付き合いができることを指します。
我々日本は、ココナッツ文化で知られています。
日本人にとって、
見ず知らずの人と話すことは非常にハードルが高いものです。
しかし、一度仲良くなって仕舞えば
悩みを話したり
長い付き合いをしたりします。
ちなみにこのココナッツ文化ですが、
ドイツも非常に近いものを持っています。
筆者のドイツ人の友人は
「俺たちは簡単に友達にならないけど
一度仲良くなれば深い付き合いをするよ。
アメリカ人みたいにヘラヘラ友達のフリなんかしない」と
きりっといっていたことが印象的でした。汗
筆者独自:マンゴー文化はあるのか
さて、
桃とココナッツ文化について話してきましたが
それでは
その中間、
外側も柔らかくて中身も柔らかい
まるでマンゴーのような文化はあるのか?
と思いますよね。
筆者の独断と偏見に基づくと、
イタリアの南等が
マンゴー文化に近いような気がします。
他人に話しかけるのも容易で
誰とでも心の繋がりを大事にし
嫌な時はそのまま顔に出すが多いですが
桃やココナッツ文化の人から見れば
フレンドリーによってくるし
こちらも早々に心を開くことを期待されるので
多少ストレスに感じるかもしれません。
まとめ:異文化コミュニケーションは尊重と自覚が必須
さまざまな文化についてまとめてきました。
異文化のコミュニケーションは
語学だけでなく
お互いがお互いの文化を大切にして
相手を尊重する気持ちを持ち
さらには自分の文化の自覚を持たないと
誤解を招いたりストレスがかかるものです。
外資系企業等で日頃からさまざまな国の方と
働く機会がある方は
まとまった書籍や
研修を受けるなどしてみると良いかもしれません。
筆者おすすめの書籍はこちらですので
チェックしてみてくださいね!
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