本日は
嫉妬マネジメントの後半ということで
自分の中から湧き起こる嫉妬心をマネジメントする
について
お話ししていきたいと思います。
⭐️前編はこちらです。
【後編】女の職場では嫉妬マネジメントが必須な理由
自分と他人を比較して
自分も周りも傷つけてしまう人が後を経ちません。
・マウント
・いじめ
・誹謗中傷
これらの背景には
必ずと言って良いほど嫉妬心が隠れているものです。
厳しい世の中ではありますが
だからこそ
自分の中から湧き起こるネガディブな感情は
自分でマネジメントしてこそ大人というものです。
それではどうやって
嫉妬をセルフマネジメントしたら良いのか
一緒に考えていきましょう!
嫉妬ってなんだろう
嫉妬とは
嫉妬は辞書で調べると
嫉妬(しっと)とは、自分より他人の方が優れている、あるいは自分より他人の方に愛情が向けられている、といった認識に伴って生じるネガティブな感情のことである。一般的には、羨望と憎悪が含まれる攻撃的な感情と捉えられる。
実用日本語表現辞典
と出てきます。
つまり
①自分と他人を比較して
②相手が自分より優れていると認識し
③自分が努力するのではなくネガティブな感情に変換する
という一連の感情の動きになります。
なんとも恐ろしい感情の一つですから
自分の感情はマネジメントする必要がありますね。
自分が他人に嫉妬しているサイン
実は自分が他人に嫉妬しているということに
無自覚な人が嫉妬モンスターになる傾向があるのですが
自分が知らず知らずのうちに
周囲に毒素を吐いていたら
これほどカッコ悪いことなんてありません。
そこで注意したい
自分の嫉妬サインとしては
・他人の幸せを素直に喜べない
・他人を称賛できない
・他人の意見を尊重できない
・他人の成功を受け入れられない
この辺ではないでしょうか。
人は誰でも浮き沈みがありますから
こんな時があっても仕方はありません。
しかしこの感情をマネジメントせずに
そのまんま周囲にぶつけるのは暴力のようなものです。
自分がカッコ悪い大人にならないように
注意していきたいものであります。
嫉妬するのは止められない
感情は湧き上がるものである
感情というのは人間が脳味噌を持っている限り
止められるものではありません。
人間である以上は、
いろんな感情が湧いてくることは自然なことです。
私がお勧めするのはこの書籍なのですが
こちらは
感情が湧き起こるのは止められないけれど
その感情をどうやってマネジメントするかは
あなた次第だよっていう本でして
究極なのはお坊さんのように
何にも反応しないこと、と結論づけている内容となっています。
普通の人は反応しないなんて無理だし
反応するからこそ人間らしさがあって面白いわけですが
全く同じ事象を経験しても
気にも止めない人もいれば
嫉妬しまくって暴れる人もいれば
気づきを経て自身の成長につなげる人がいることは事実です。
それなら
嫉妬する感情は止めずに受け止め
どのようにして自分にプラスに働かせるかという方向に
思考を切り替えれば良いのです。
嫉妬を人生のガソリンにする方法
嫉妬の感情は自分に様々な気づきを与えてくれるものです。
そこから自分の行動を変え、
自分の人生をより良いものに変えられれば
しめたものです。
そこで私が日頃から気をつけているのが
このステップです。
①自己肯定感を健全に保つ
②嫉妬分析をして行動を起こす
順番に解説していきます。
自己肯定感を高める
嫉妬心が燃えてしまって
なおかつネガティブな方向に働く時は
必ずと言って過言ではないほど
背景には自分に対する自信の欠如が見られます。
マウントだったり
いじめだったり
誹謗中傷も
やってる側は自分に自信がないのです。
自分が自分を認められていない中で
目の前に自分にないものを持っている人を見て
一生懸命足を引っ張って
自分を慰めようとしているのですから
はっきり言って見苦しいです。
これは登場人物みんな不幸にしてしまいますから
自分の機嫌は自分でとれる人になるということが
嫉妬マネジメントの最初のステップになります。
自己肯定感が不健全な理由
自己肯定感というのは
育ってきた環境で大きく素地が作られるため
特にいわゆる毒親育ちの人は成人してから
苦しむことになります。
しかしながら
大人になったら
自分の機嫌は自分でなんとかするしかないのです。
自己肯定感を高める、とググると
”自分の良いところを探そう”とか
”自分を褒めよう”とか出てきますが
それが出来ないから困ってんだろと
突っ込みたくならないでしょうか?
そんな人にお勧めな作戦が
①ポジティブな人で周囲を固める
②相手の良いところを見つけて言葉に出して褒める
という2点です。
人は環境に影響されるため
ネガティブな人と一緒にいると
その思考は伝染してくるのです。
ネガティブな思考は早く強力に伝染しますから
意識してネガティブな人からは離れて
ポジティブな人を選んで
一緒にいるようにしてみてください。
また、
自分の良いところなんてわからないと思ったら
周りの人の良いところを見つけるところから
挑戦してみてください。
人は自分の鏡とも言えますから
自分の良いところなんてよく分からんという人でも
相手を通して自分を見ているような感覚になるため
だんだんと自分のことも認められるようになってくるのです。
嫉妬分析をして行動を起こそう
嫉妬は自分の心からのサインである
多くの嫉妬モンスターがやらないことの一つに
自分で行動を起こさない、ということがあります。
他人に対して嫉妬しているだけで
どうしたら自分が変われるかを考えず
行動もしないまま
周囲に不満を当たり散らしているわけです。
そこで、
もし自分が他人に対して嫉妬しているなと思ったら
嫉妬分析をして、自分の行動を変えてみて欲しいのです。
自分と向き合うことって
しんどくて怖くてなかなか大変なことですが
これを怠ると時間が経つごとに
どんどん醜い醜態を周囲に晒すことになり
結果、損するのは自分自身になるのです。
同じような嫉妬モンスターと群れて
傷の舐め合いをする前に
まずは自分と向き合ってみることから始めてみましょう。
自分が本当に欲しいものは何だろうか
自分の中から湧き出る嫉妬心というのは
実は自分の意識が自分に対して
本当に欲しがっているものを気づかせてくれることがあります。
人のことを素直に称賛できない自分なんて
ダメな人間だな、、と思う前に
①自分が何に対して嫉妬しているのか
②自分が本当に求めているものがなんなのか
を考えるようにしてみてください。
例えば私の場合ですと
生まれながらに家庭環境がよく
親とも親戚とも仲が良くて
高学歴で学生のうちに親のお金で留学して
新卒から一流企業に入って20代で既にキャリアで成功して、、という人が
羨ましくて仕方がありませんでした。
自分は一刻も早く実家から逃げたくて
無理やり二十歳で家を出て働いて
必死にブラック企業で薄給で働いていたのに
彼らは実家暮らしで裕福で
キラキラ楽しんでいるのですから
普通に羨ましくて
自分の不運を呪っていたこともありました。
与えられたものが良いんだから
成功したって当然でしょ、と
彼らの影の努力を称賛できずにいました。
しかしよくよく考えると
私が本当に羨ましかったことを考えてみると
・自己肯定感の健全さ
・安全な環境
・キャリアでの成功
だったことに気づいたのです。
もしこの時、
モヤモヤとした感情をそのままにして
分析をしていなかったら
今この時、
こんなブログを書いていられる人生には
なっていなかったと思います。
自分の人生に集中しよう
他人を見てモヤモヤしたり
羨ましいなと思う気持ちに気づいた後、
自分が何を望んでいるのかに向き合うことができたら
後はやることはシンプルになります。
自分が求めていることと
現実とのギャップを洗い出して
出来ることから行動を起こしていけば良いのです。
嫉妬に狂ってしまう人は往々にして
自分を見ることから逃げて
他人を見てしまいがちです。
嫉妬モンスターというのは
自分が努力せず相手に巻き散らしている状態なのです。
こんなことしてれば
周りからは素敵な人は離れて行ってしまい
結局自分が一番損をします。
そして
自分の心を自分で満たせないうちは
どんなに手にしても幸せを感じられない
恐ろしい状態が延々に続いてしまうのです。
まとめ:答えは自分の中にある
自分の中で沸き起こる
嫉妬マネジメントについてお話ししてきました。
周りを見渡せば
自分より優れている人なんて
誰にとっても山のようにいるのがこの世界の現実です。
それなら、
自分は自分なりに
その時にできることを頑張ってきたんだと受け入れながら
じゃあ今から何しようか?と前を向いて
自分に集中するようにすることが
幸せへの最短ルートなのかもしれませんね⭐︎
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
⭐️前編はこちら
コメント