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【実録】外資系企業のクビの手口とは

外資系企業

外資系企業で働いていると言うと

「クビは怖くないんですか?」と

聞かれることはよくあります。

 

反対に、ブログなどでは

「外資系企業と言えども

日本の労働基準法に従わねばならない

日本法人で、

そう簡単にクビになんてならないよ」と

言う意見も散見します。

 

さて、実際のところ、

外資系企業日本法人では

どのようなクビの手段をとっているのでしょうか?

 

外資系企業3社で合計10年勤務してきた筆者が

実際にクビになった方々

解雇を言い渡してきた上司の方々からの、

生の意見をご紹介します!

  





【実録】外資系企業のクビの手口とは

外資系企業日本法人のクビの種類

解雇については国により法律が異なるため、

外資系企業と言ってもどこの国の法人なのかにより

同じ会社でも方法も変わってきます。

 

このことを前提に、

日本法人で「まあよくあるよね」と

外資族が

どの業界でも口を揃えて言うクビが発生する理由は

下記です。

 

【危険度★★】成績不良

【危険度★★★】横領、コンプラ違反

【危険度★★★★】上司との反りが合わなかった場合

【危険度★★★★★】【外資系企業】セクハラは一発でクビになります【実録】

順番に解説していきます。

  

【危険度★★】成績不良

PIPは追い出し期間

外資系企業では成果が出せないとクビになる、、、

と思っている方も多いのではないでしょうか。

 

確かに一部の歩合制のような職種や

業界(投資銀行、生保など)では

それは起こると思います。

 

なぜなら彼らは

そもそも入社するときに

雇用条件にその旨が記載されていて

合意して入社しているからですね。

双方承知の上、と言うことでしょう。

 

特に米系企業では

一定の解雇ラインを引いている企業があり

毎年下位数%は

PIP-Performance Improvement Planと言われる

研修に入れられることもあります。

 



この制度は表向きは

”成績不良の社員を立て直す強化期間”

的なものになっているのですが、

実態は

3ヶ月猶予やるから、次を探せよ”と言う、

追い出し期間になっております。

 

この制度に入れられると、

とても達成できないような目標が課されるとかで、

そもそも制度を乗り越えてまで残ろうとする人も少なく、

基本的に9割の人は自主退職します。

 

外資系で働いている人は

そもそもこの制度に入れられたら

もうその会社とは終わりと分かっていますから

会社を訴えてやる!みたいな

モンスター社員は

ahooニュースに載るくらい珍しいかと思います。

 

しかしながら、

実は成績不良というのは

多くの職種ではなかなか証明が難しいものであります。

 

したがって同僚から

「あいつ本当に仕事しねーよなあ!!」とか

言われてる人も、

上司や権力者と仲良くしてれば

よっぽどとんでもない成績不良でない限り

解雇されることは難しいでしょう。

 

解雇と言うのは会社も一定のリスクを負いますし

上司にとっても非常に負荷が高いですしね。

とりあえず、上司と仲良くしましょう。

  



【危険度★★★】横領、コンプラ違反

気の緩みが命取り

この辺になってくると、

ググッと危険度が増してまいります。

 

これは会社として当たり前ではあるのですが、

会社のお金を使い込んだり

社内規則に抵触したような場合

程度によってはあっさり解雇になります。

 

ちなみにこれ、

ちょろっとした罪では

上司と仲良くやってれば揉み消してくれたりするので

解雇にならない人って言うのが存在します。

 

コンプライアンスってなんなんだと思いますが。。

 

ということで、

やっぱり、上司とは仲良くしましょう。



 

会社は社員の全てを監視している

会社がこの社員は問題ありと判断し

これはやめさせねば、となると

経理やITに内密に指令が飛び、

過去の経費精算についておかしな点がないか

社外に機密を漏らしていないか

全て洗いざらい調べられます

 

外資系企業でそれなりの職位につくと

収入も上がるので勘違いしてしまう人は後を立ちません。

 

電車で通勤できるのに毎日タクシーを使ったり、

接待ということにして

私的にクラブやキャバクラに通って

経費を使ったり、

「このくらいバレないだろう」と思っている所で

足をすくわれて立派な横領と認定されると、

返金では済まず、解雇の理由にされちゃいます。

私はこれらを理由に解雇になった人を

4名見てきました。

いずれも管理職の方で

ある程度まで行ったのに勘違いして

さらには社長や上司に生意気言って反抗した人たちでした。

 

彼らより仕事ができない人なんていくらでもいましたが、

彼らが失職したポイントは、

上司に嫌われ、

さらにコンプラ違反で

自ら汚点を残してしまったことだったのです。

 



【危険度★★★★】上司との反りが合わなかった場合

上司に嫌われたらアウト

外資系企業でクビになる人の99%は

上司と反りが合わないことによる追い出し

になるかと思います。

 

外資系企業は軍隊のような組織が故、

基本的に上司が言ったことが絶対命令となります。

 

それに対して反抗的な態度を繰り返したり、

上司に指図してしまったり、

上司の愚痴を言ってしまったりすると、

上司のデスノートに書かれて駆除されてしまうのです。

 

外資系企業の上司は

部下がやらかしたときのリカバリーができる権限を

持っている一方で、

人事権まで持っています。

 

つまり端的に言えば、

気に入った部下ならどんだけやらかしてもカバーするけど

反逆分子は駆除するってことができてしまうのです。

 



上司がこの世の全てとなる外資系企業で

上司と反りが合わずトラブってしまったとき、

大企業なら他部署に移動という手もありますが、

多くは下記3パターンになることが多いです。

 

①部下が自ら辞めていく

②辞めさせたい部下が辞めない場合は自主退職に追い込む

③辞めさせたい部下が辞めない場合は、

過去の成績不良や横領を理由に解雇する

 

クビ=退職に追い込むことである

上司が部下を自主退職に追い込む方法は

非常に強烈です。

 

外資系企業の上司は非常に賢く、

さらに人事も上司の味方ですから、

会社が社員に不当な処罰をしたと言われないような

巧妙な手段で負荷をかけるのです。

 

例えばとても終わらない量の仕事や、

本人があまり得意ではなくストレスがかかる仕事を

業務上必要だと言ってやらせる。

 

これまで与えていた仕事を他の人に回して外す。

チームの中から、徐々に孤立させていく、などです。

 

この目に遭った人を何人も見てきましたが、

本当に悲惨です。

 

もう、早く退職してくれえ〜涙って、

他人のこっちが思うくらい、

胃がキリキリするような空気が漂うんです。。

 

また、

③については特に

職位と給料が高い方が切られるときに

使われる常套手段でして、

上司に目をつけられて解雇対象となると

過去の成績不良を解雇の理由付けとして使われます。

 

何年か働いていれば、

成績が出なかったり、

失敗してしまったことなんて誰にでも起こるので

これはもう既成事実を作られている感が満載ですね。

 

  



【危険度★★★★★】外資系企業を一発でクビになる方法

成績出てるし、上司ともそれなりにうまくやれている。

横領もしてないし、コンプラもきっちり守っている。

それでも、世の中にはクビになる人がいるのです。

外資系企業でこれやると、

高確率で一発でクビになる方法が、

存在するのです。

 

関連記事はこちらをお読みください!

 【外資系企業】セクハラは一発でクビになります【実録】

    



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