子持ち様がまた、熱出したとか言って、休んでる、、、もう子持ち様のフォローなんて嫌だ!!!
昨今の日本では子持ち様がトレンドワードになる程、子育て社員のフォローに疲弊する社員の方が多くなってきています。
しかし、外資系企業では”子持ち様論争”は聞いたことがありません。
外資系企業ではなぜ子持ち様論争にならないのか?外資系企業で3社、12年勤務している外資系マネージャーの筆者が解説します。
欧州系大企業でマネージャーのサラリーマン。
短大を卒業し、日系中小企業で7年半(1社)従事。ブラック安月給に耐えきれず、働きながら大学を卒業し学歴をグレードアップ、さらに外資系企業に転職を成功。現在外資系企業合計13年目(3社)を全て正社員で勤務中。瞬間風速的に日系大企業にいたこともあり。留学なし、オンライン英会話で、外資系企業で働ける英語力を身につける。
結論:外資系企業では”子持ち様”問題がない理由
筆者が考える、外資系企業で子持ち様論争が起こらない理由は下記です。
- 外資系はジョブ型雇用で、仕事の線引きが明確だから
- 外資系では育休をとっても即復帰するから
- 外資系は働き方が柔軟だから
順番に解説していきましょう。
外資系企業はジョブ型雇用で、仕事の線引きが明確
外資系企業と日系企業の大きな違いの一つに、外資系企業は担当職務が明確である、という点があります。
外資系企業では、誰かが急遽休んでも、周りの同僚は基本的にバックアップには回りません。
日系企業の場合は誰かが休んだら完璧にバックアップを求められる傾向がありますが、外資系企業では必要最低限しか周りはフォローをしません。
職種によって、顧客への納入やサービスが止まる!という場合は最低限のバックアップ体制を日頃から取っているケースが多いですが、助け合い文化は外資系企業には存在しないのです。
表向きはダイバーシティや子供の世話などに配慮することを売りに行ってくる外資系企業があったとしても、あくまで建前であって、言葉通りに会社に甘えていたらそのうち干されてしまうと覚悟して誰もが働いているため緊張感を持って働ける人しか残れないのです。
外資系企業で働いている人は誰もがこの自立カルチャーを理解していますから、お子さんがいる方は実家に頼れる体制を作ったり、療育保育園を確保したり、夫婦共に柔軟に働ける仕事に転職してから子供を作ったりと、家庭も仕事も抜かりなくチームを作っている優秀な方が多いです。
そしてなぜか不思議なことに、外資系企業では熱をしょっちゅう出すお子さんが少ないという法則があります。これは祖父母に頼っていることを黙っているか、ご本人が子供の体調管理も仕事ばりにきっちりできている可能性が高いです。
外資系企業では育休をとっても即復帰する
外資系企業では、育休をとっても半年くらいで復帰する人も珍しくありません。なぜかというと、外資系企業では一年以上も育休を取る場合は次の人が社員で雇われてしまう可能性が高くなり、復帰する居場所がなくなるリスクが高くなるからです。
育休復帰後は、元の職場に戻すのが法律で決まっているんじゃないの?
と、思う方もいるかもしれません。
しかしこれは企業努力でできる場合であって、企業が経営を継続するために次の授業員を雇った場合は育休復帰社員を戻す場所はありません。その場合は現実的には新しい社員vs育休復帰社員の熾烈な椅子取り争いになるか、復帰後程なくして転職して辞めていくかの二択になります。
外資系企業で働くママたちは自分の居場所がなくなることを非常に恐れていますから、産休育休に入る前にしっかりと仕事で結果を出して自分の存在感をアピールしています。そして、産後も少し落ち着けば上司に連絡を取ったり、ランチに来て顔を売りに来て会社の状況をキャッチアップしたりと、育休中も気が休まりません。日系企業のように、わざと保育園に落ちて育休を延長するようなことをする余裕なんて一切ないのです。
外資系は働き方が柔軟である
外資系企業は日系企業と比べて働き方が柔軟であるケースが多いです。
コロナの前から在宅勤務が当たり前になっていたり、勤怠もフルフレックスを取り入れたり、自分の仕事をしっかりしていれば上司や周りの同僚と合わせて残業をする必要もありませんし、周りの同僚を助ける必要もありません。
子供がいる方は8:30-16時にオフィスで働いた後に一旦抜けて、夕方に子供の世話をしたら21-22時に海外と自宅から仕事をする、というような方も珍しくありません。
これができれば時短勤務をする必要がないので復帰後フルタイム勤務が可能になるため、キャリアの停滞も最小限にすることができるのです。
日系企業では後ろ指を刺されたり陰口を言われそうですが、結果さえ出していれば良いのが外資系企業。
さらに、平日に自分の仕事が終わらなければ土日にオフィスに来て仕事をする!という方もいます。筆者の元同僚は土日にオフィスに子供を連れて会議室で遊ばせながら仕事を猛烈にしていましたが、上司も懐が広く、口うるさく注意などしませんでした。
さらに、外資系企業で働く人は多くの方が一定年数勤務すると転職して辞めていく傾向があります。もしどうしても子持ち様の仕事のフォローが気に食わないと思えば、同僚たちはさっさと辞めていきます。チームが崩壊することを会社は嫌がりますから、それなら次の社員を雇ってフルで働けない社員は別のポジションに移動させる、ということもします。
まとめ:子持ち様に我慢できない人は、外資系企業に転職しよう
日系企業で子持ち様が問題になる中、外資系企業はジョブ型雇用で自分の仕事が明確、誰もが一人前仕事をすることが当たり前に求められるために働き方も柔軟にできる。
そして自分に合わないと思えば新天地を求めて転職指しいく。社員は一定数常に転職で辞めていくので、人の流動性がある。
こんな文化だからこそ、子供がいる社員への子持ち様不満は外資系企業では起こらないのです。
もしあなたが
子持ち様がまた、熱出したとか言って、休んでる、、、もう子持ち様のフォローなんて嫌だ!!!
こんなふうに思っているなら、外資系企業への転職を検討しましょう。英語力があまりなくても働ける外資系企業や外資系のポジションは、実はたくさん、あります。
外資転職に強い!en worldや、コンサル系ならアクセンチュアの転職なら【コンサルアクシスコンサルティング】などの転職エージェントにまずは無料で転職相談することをお勧めします!▪️この記事を読んだ人はこの記事もお勧め▪️
コメント