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日本人の人間関係が疲れる理由

雑談と時事ネタ

ううう。。。

日本人同士ってなんでこんなにめんどくさいんだろう、、

疲れた。。。

日本人同士の人間関係って「なんだか疲れるな」と思う人は少なくないのではないでしょうか。

SNSでもしょっちゅう小競り合いがあったり、海外に引っ越した日本人同士でさえ日本人のコミュニティはい難しいと言われていたりもするほどです。

 

と言うことで本日は

どうして日本人の人間関係が疲れるのかについて、外資系企業で10年間勤務し世界中の同僚と働き

アメリカ人と結婚している筆者が自身の体験談も踏まえて話してみたいと思います。

 

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 日本人が欧米から舐められる理由

 



日本人の人間関係が疲れる理由

なんだかいつも、モヤっと感が消えないなあ

日本での人間関係の難しさはいろいろあるのですが私個人としてはなんと言っても

・こうあるべき

・こうすべき

・常識

・そんなことするなんておかしい

など、自分や他人を枠にはめて勝手に判断して相手の心に土足で踏み込んで口を挟むことがもっとも面倒な日本人の特性だな、と思います。

 



実は私がこのことに気づいたのは自分で英語を話して外国の方々とコミュニケーションを取るようになってからなのですが特に日本とはコミュニケーションが大きく違う欧米の方々からは非常に多くのことを教えてもらって来ました。

 

よく言えば日本人は他人のことを思いやるし自分に厳しく何事にも真面目で責任感が強いのかもしれません。しかし、この特徴こそ、日本人が自分の首を自分で締め上げている原因なのです。

 



自分と他人の線引きが崩壊している日本人

土足で心に踏み込まれて壊れてしまう人も、、、

他人の心に土足で踏み込む日本人

日本の良くもあり悪くもある文化の一つに自分と他人の線引きが崩壊してると言うことがあると思います。

これがどう言うことかと言うと、日本人は行きすぎた集団主義のせいで、自分は自分・人様は人様、という考え方ができなくなっている、ということです。

私個人としては恐らくこれは元々の村文化に加えて社会保障によって長年にわたって日本社会全体が連帯責任の団体行動にしむけられて来たからではないかな、と思っています。

 

自分と他人の線引きが曖昧であることは災害などの有事の際は助け合いだったり自分を抑えて周りと協力できるため必ずしも悪いことでないと思います。

 

しかしながら時として自分の価値観がいつの間にか他人によって決めつけられてしまったり、また一方で他人の決断に対して自分が判断して口を出してしまったりとネガティブな方法に向いてしまうこともあるのではないでしょうか。

 



 

日本人あるある、他人のことに口を出す

他人がやたらと気になる日本人

例えば日本人同士の関係性でみると

・同僚の行動に口を出したり

・友人や知人の決断に横槍を入れたくなったり

・夫や妻の生き方に進言したり

などなど、してしまいがちではないでしょうか。

 

同僚
同僚

ねえねえ、聞いた?〇〇さん、転職するらしいよ。

どうせ失敗するのにねえ

友達
友達

えーそんな彼氏、ありえなくない?

別れなよ!

先輩
先輩

君さあ、新人なのに仕事に対して意識低くない?

もっと周りの人と同じように残業すべきじゃないの?

  

とか、どうでしょう。

1回くらい誰でも言ったこと思ったこと、ないでしょうか?

 

私は欧米人とコミュニケーションを自力で取るようになるまで自分の癖に気付いていなかったのですが欧米流の個人主義を目の当たりにしたときに自分がいかに他人の陣地に踏み込んでいたか、と言うことに気付いたのです。

 



 

個人主義を教えてくれた欧米人

自分は自分、他人は他人。自己責任だからこそ得られる自由もある

バリキャリを捨てて我が人生を生きるアメリカ人義妹

私が欧米の個人主義を最も痛感したのがアメリカ人である義理の妹が妊娠をきっかけに仕事を辞めて田舎に引っ越すと言い出したときでした。

 

彼女は日本で例えるなら東大を出て丸の内のど真ん中でバリキャリしているような超キャリア女子だったのですが長年子供が欲しくて仕方がなかったそうです。

8年同棲した彼氏がいたのですが彼とはご縁がなく同棲を解消し、直後に別の方との間に子供を授かりました。

 

で、その相手というのが

・山に住んでいる

・電気もガスもない小屋に住んでいる

・電波嫌いで携帯持ってない

・CO2が出るから飛行機には乗らない

・自給自足生活

と言うなんとも

個性的な人だったのですが

加えてなんと

仕事もしていないと言うのです。

バリキャリやめて、ニートと山で暮らすだと?!

 

私はそれを聞いた時に

  • その人そもそもちょっと怪しくない?
  • 仕事してない人との間に子供?!
  • 保険とか学費ってどうすんの?
  • これまで頑張って積み上げて来たキャリアを捨てるの?
  • 山奥に行くなんてどう考えてもおかしいでしょ!!!
  • 彼女は稼いでるんだしこのまま街に残ればいいじゃん!
  • 相手の人、金狙いじゃない?
  • 本当に彼女を好きなら彼女のキャリアを潰さないようになんとかして仕事探すんじゃないの?!

猛反対していました。

 



アメリカ人義妹の決意に判断しないアメリカ人達の本音とは?

日本だったら恐らく私のように彼女に対して彼女の周りのアメリカ人は誰も口を出したり止めようともしなかったのです。

ここで私は「アメリカって冷たいんだなあ」と思っていました。大事な人生の転機なのに親身になってアドバイスくれる人いないのかな?と思っていたのです。

 

私はこれに対して周りのアメリカ人に

筆者
筆者

あの子、バリキャリを捨てて、アメリカの田舎でニートと子育てしたいって言ってるんだよ?!相手、ただのヒモじゃん!かなり怪しいし!

どうして誰も彼女を止めようとしないのよ!

と、言いました。

 

この私に対してアメリカ人は、こう言ったのです。

アメリカ人
アメリカ人

まあ、心配だけど、彼女の人生でしょう?

彼女が自分で決めたことなんだから、私は彼女を尊重するよ。

もし私が彼女を止めたことで彼女が彼と破局しても、私たちは責任取れないじゃない。

 

もちろん人により家庭により状況によるのでアメリカ人全員がこうだとは言いません。しかし、私はこの出来事を通して、これまでの人生でいかに自分が他人様の人生に勝手に求められてもいないクソバイスを言ってしまっていたのか、気付かされたのです。

たとえ家族だとしても欧米では個人は個人として尊重されるというのが当たり前です。親も子供も、兄弟間も、それぞれの人生の決断には容易に踏み込まない、というルールがあるのです。

日本はどうでしょうか。

子供はいつになっても親の所有物になり、兄弟間でも言いたい放題言って、線引きを飛び越えてはいないでしょうか。

 



 

 

日本の団体主義、欧米の個人主義

チームではあるけど、個人商店である

日本の団体主義は、優しい

私は日系企業でも7年半働いていたことがあるのですが日系企業では自分から求めてもいないのにあれこれとお節介を焼いてくる先輩がいたり人事が年次で決まっている横並びの研修をぶち込んできたりしていたなと思います。

また、いわゆる報告連絡相談は、社会人として当たり前だ!と言われておりました。

 

これはよく言えば団体で支え合って成長して行こうと言う文化ですからから自分から声を上げられない人を置き去りにせずに向こうから助けてくれると言う意味ではめちゃくちゃ優しい素敵な文化だと思います。

 



欧米の個人主義はとにかく厳しい

その後、欧米企業に転職してからは日系企業とは正反対とも言えるほどの本場の個人主義を目の当たりにすることになり面食らうこととなったのです。

 

欧米は基本的にアジアと比べると根底文化が個人主義です。

 

これが仕事でどうなるかと言うともちろん組織に所属している以上方針は守りますが仕事の方法としてはアウトプットについては確認するけどそこにたどり着くまでのプロセスは個人に任せる、と言う方法になって来ます。

プロセスについて組織として守ってほしいことは逐次の報・連・相で伝えるのではなくそもそもルールとして明記してしまうのが欧米流です。

誰もがプロフェッショナルとして見られていますから最低限のことをインプットした後は求められなければ進言しないし聞かれてもいないのに進言してはいない空気感があるものです。

 



欧米企業で働いている時にもしあなたが日系企業の感覚で他人の仕事の方法に明確な理由もなく口を挟むと、きっとこのように怒られるでしょう。

外国人
外国人

あなた、私の上司でもないでしょう?

これは私の仕事なんだから、私がやるのよ。指図しないで。

 

 



欧米は個人主義でも成り立つ理由

欧米企業のこう言った個人主義は一見冷たく見えるものの一方で相手から求められればサポートし合う懐の深さもあったりします。

日系企業は団体主義なのに質問すると「自分で考えろ!」と逆ギレされることすらあります。また、変なところで手を挙げると反感をかうことすらあるでしょう。

しかし、欧米の個人主義は違います。自ら手を挙げて、要求すれば相手に与えてくれるのです。

引っ込み思案な方には日本の団体主義は優しく、自分で積極的に動けるのであれば、欧米型の個人主義の方があっている、とも言えるでyそう。

 

まとめ

自分にあった選択をして生きていこう

日本に生まれ育って住んで働いているとどうしても他人の人生や、自分の人生を判断しがちです。

相手を思いやるのは素敵なことですが

どんな人間関係でも

相手の陣地にズカズカと踏み込んでいけば

お互いにとって疲れてしまうことになりかねません。

ここについては他の国の民から少し学んで

自分は自分、

他人は他人、と言う線引きをしっかりすると

結果的に自分も周りも生きやすくなるかもしれません。

 

 

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筆者自身も、日本企業の人間関係や強すぎる団体主義が合わずに10年前に外資系企業に転職したのですが慣れるまでは大変でも今となっては自分に合った人たちの中で働くことが出来てます。

 

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コメント

  1. MINA より:

    国際結婚で海外在住10年目です。
    渡米直後のことですが、人の家庭事情(子育て、仕事内容、働き方、人間関係、住んでいる場所)に土足で踏み込まれるという経験を初めてしました。
    日本ではそういう人と出会ったことがなかったので、こういう人って実在するんだと当時はとても驚きました。
    ご本人はアドバイスのつもりなんでしょうけど、私も主人もびっくりしてしまいました。
    求めていない、そして中身のない一方的なアドバイスは、見方を変えると一種のマウンティングのようなものなんですよね。
    もしくは、自分に自信のない人が他人に自分の悩みを投影させて、心の安定を求める行為のひとつとも思います。(全く迷惑な話ですが。)

    ある時、いつものごとくご本人があれこれうちについて話をしてくるので
    「うちは今、全てが上手くいっていて何の悩みもないのだけど、そんなにうちのことが気になりますか?」と言うと、ご本人も気まずい顔をして黙り込んでしまいました。
    ご本人は、なぜ自分は日本人なのに日本人の友達ができないのだろうと悩んでいるようでしたが、今後もこれが原因だと気が付くことはないんだろうなと個人的には思います。

    ただ、アジア系の友人曰くどこの国も狭いコミュニティがあれば、その中の人間関係は同じような感じらしいです。
    やたら他人の行動や家庭事情が気になる場合は、自分の心が疲れていないか、気が付いていない悩みがあるかなどを考えるバロメーターになるかもしれませんね。
    海外でも日本でも、相手が何か困っているのでなければ【うちはうちよそはよそ】で良いのだと思います。

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