本ブログ記事内には、Googleによる広告表示、またアフィリエイトによる広告・PRが含まれます。

【外資系企業】管理職になってはいけない人が出世する理由【日系企業との違い】

外資系企業

サラリーマンをやっていますと

実力があるのに評価されない人がいる一方で

何もやってないのに目立つところだけ持っていき

トントンと評価される人が存在するかと思います。

 

実は外資系企業、

特に外国人はこのタイプが結構、います。

というか、

日本人からすると

「なんでこの人が出世するの?!」

ということも

結構、起こります。

 

実はここには、

外資系企業と日系企業の

管理職に求められる役割の違い

存在することがあるのです。

 

日系企業で7年、

外資系企業で

合計10年勤務中の経験を持つ筆者が

考察していきます。

 



【外資系企業】管理職になってはいけない人が出世する理由

外資と日系では、管理職の役目が違う?!

外資と日系は企業の構造が全く違う

 

外資系企業の管理職の役割とは

・トップダウンに基づく組織の戦略を作り

・組織に目標を達成させ

・人材を育て

・会社に貢献させること

が、

基本的な役割になります。

 



さらには、

会社にとって害のある従業員を

組織から退出させる

というのも特に外資系企業の上司には

重要な仕事となります。

 

部下だけでは突破できない

障害物を整備したり

対等な肩書きで他部署とやり合ったり

決定権が必要な場面が

管理職の仕事と言えるでしょう。

 

一方、

日系企業の管理職というのは

・現場で起きていることを把握し

・上層部へ報告して

・組織の反逆分子を調教し

・会社の統制を取ること

が実質的な役割になります。

 

日系企業ではやたらと

勤怠をストーカーのように

チェックしたり

報告会が多かったり

報告資料を何十枚も作らせる

傾向があるのですが

これは成果を出させるためではなく

現場を監視することで

上層部を安心させるため行われています。

 



外資系企業では”マネジメント”できる人が選ばれる

日系企業では係長や課長になるのにも

15年くらいの時間を要しますが

これには

その会社での実務をしっかりやって

信頼関係や人脈を築かせて

群れのまとめ役にする

という傾向があります。

 

日系企業では、

いかなることにも全体合意が必要ですから

管理職になるまでに

多くの関係者の合意が必要です。

そのため時間もかかるのですが

一方ではいろいろな人の意見を持って

管理職に選ばれるため、

日系企業の組織というのは

外資系企業に比べれば

非常に民主主義的なのです。

 

一方で外資系企業は

実務のエキスパートではなく、

マネジメントができる人が選ばれるのです。

管理職は

外部から連れてくることが当たり前です。

 

つまりは

実務を全部を知っている必要はなく

社内の人脈を

コテコテに持っている必要もなく

ビジネスの根本を理解していて

必要な時に必要な人に仕事を振って

人を動かして

成果を出させることができる人

外資系企業では管理職になるのです。

 

こう考えると、

日本人からすれば

こいつ口ばっかりで

自分の肩書きしか気にしなくて

仕事できないのになんで管理職なの?!!」と

まるで、

管理職になってはいけない人が

管理職になっているように

見える現象が起こります。

しかしこれは価値観の違いなのです。

 



 

外資系企業では、とりあえずやらせてみる、が主流

Fake it till make it

ビッグマウスは世界では当たり前?!

英語では

「出来るまで演じろ」という言葉があるように

外資系企業、

特に欧米の人は

いかに自分が仕事ができる

有能な人かを演じて

まずは役職を勝ち取ってから

考えよう、的な考え方が

一般的だったりします。

 

そして、

管理職にしろプロジェクトにしろ

待っている人には

チャンスは与えられません。

 

出来るかできないかよりも

まずは自分から

手を挙げた人にやらせてみて

ダメならチェンジしよう

というのがスタンダードなのです。

 



手をあげる側も

4割いけると思えば

「私こそ適任です!」と

ガンガンアピールをして

チャンスを取りに行きます。

 

ここでたまたま

上手くいけばキャリアになりますし

失敗すれば退職に追い込まれることも

あるかもしれませんが

チャレンジしないよりは

したほうが断然良いのです。

 

外資系企業は解雇のイメージが

強いかもしれないのですが

そもそもの任せ方に価値観の違いがある、

ということはあるかもしれません。

 



日本でも、

”立場が人を作る”とはいうものの

実力をつけてから初めて振る舞いを変えるべき、

と言う風潮があることに比べると

あまりの違いに

驚いてしまうかもしれません。

 

そのため、

日本人からすれば

タダのペーペーにしか見えない人が

あたかも有能であるかのように

振る舞うことをみると

滑稽だったり呆れてしまったり

無責任だなあと思ってしまうことも

あるかもしれません。

 

しかし、日本の外を出れば

実はそれが当たり前なのです。

 

上司からは声を出した人しか見えない

声を上げない部下はいないも同然、が外資系

 

私が実際に経験したことなのですが

同僚は何故か最初だけきちんと

実務もやってくれましたが

気づけば手を汚す面倒なことは私に振って

何が起きているかや

チームで話し合って考えた提案を

あたかも自分が全て取りまとめたかのよ

上司に報告することに徹するようになりました

■関連記事■

 【外資系企業】ムカつく同僚から学んで、逆転出世した話【実体験】

 

そしてある日、

「上司にそれぞれから

連絡したら上司が大変だから

僕が上司への報告をまとめることで

上司と合意したんだよ。

だから、全ての連絡は僕を通してくれ」と

突然言ってきたのです。

 

こうなると、

上司と直接話をするのが全て彼になり

チームメイトの手柄があたかも

彼一人の能力による物かのように

報告されるようになってしまいました。

 



プロジェクトで実質的に取り回していた私は

まんまと

ズル賢い彼の罠にハマってしまったわけです。

 

これには私も憤慨しまして

私の手柄であることを上司に言えと

猛反撃をしたのですが

結局、時すでに遅し。

 

上司の目からは

彼が大きな力を持っているとみられ

出世を盗まれてしまったのです。

 

このことが表すように、

上司の立場からは

声が直接届く人しか見えない物です。

 

外資系企業で働いている人、

そして役職がまだ下の方の場合は

チームの手柄をアピールすることもなく

自分のもののように振る舞う人もいるのです。

使えない管理職に巻き込まれない方法は

大事なところで、裏切る戦略を立てよ

外資系はやるかやられるかの世界です。

 

外資系企業で

実力がないのに出世した人が上司の場合、

多くのケースでは

上司は部下からの情報がないと

自分の立場を守れません。

 

一方で、

部下は上司から気に入られないと

立場が危うくなりますから

上司と部下は

いつでも戦闘状態になってきます。

 



そこで部下の立場でおすすめは、

一応日頃から情報を渡しつつも

肝心な情報やアイディアは

渡さないようにすることです。

私は同僚にハメられたことが

分かってからは、

適当に連絡はするものの

これぞというアイディアは

彼には報告する事を辞め、

上司が出てくる会議の場で

自分から直接言うようにしたのです。

 

つまり、

報告会で上司から聞かれて

彼が答えられないようにしておいた上で

彼が詰まったらサッと

自分から直接上司に情報を出して

自分の見せ所を作るようにしました。

 

こうなると、

誰が本当に力があるのかは、

誰が見ても一目瞭然です。

 

私を出し抜いた同僚はその後、

チームメイトの信頼も失い、

癇癪を起こしながら仕事をしていたので

上司にクレームが入り

チームメイトに平謝りをする

と言う返り討ちまでくらっていました。

 

こんな感じで、

やられたらやり返す

・肝心なところで出し抜く

と言うのを心がけてみましょう。



実力不足で出世した人の末路

ラッキーパンチで出世した人、癇癪起こしがち

 

実務もできないし、

人望もなければ

マネジメントも出来ない。

でも何故か出世してしまう人、

と言うのが

外資系企業でも存在します。

 

この手の人は

上司の弱みを握っていたりも

するのですが

私も以前、

この手の上司に当たって

地獄を見たことがありました。

 

仕事がとにかくできず

言葉が乱暴で社内外に敵を作り

締め切りは間に合わないし

好きなことしかやらない彼女には

方々からクレームの嵐。

 



小さな日本法人でしたので

社長までもが「どうなってるんだ」と

部長に殴り込みに来る始末でしたが

よっぽど部長の弱みでも握っていたのか

上司はなかなか、降格にならなかったのです。

 

しかし、

声だけは大きくて

勘違いした上司によって

出世してしまった上司は

部下を大量に退職させてしまい

本人も実力不足に悩んで結局は、

退職していきました

 

このポンコツが辞めるまでにかかる期間は

私の感覚だと長くて3年くらいはかかります。

 

でも、ポンコツ上司は永遠には、

のさばれないものなのです。

 

もし、

誰もが認めるポンコツ上司が

3年以上その立場を保持しているならば

おそらくその企業に問題があるため

早めに見切りをつけて転職した方が

賢明かもしれません。

外資系・グローバル転職【エンワールド】

上司がポンコツならJAC Recruitmentで外資系企業に転職しよう

外資系企業は

組織の特殊さから

ポンコツでどうしようもない奴が

なぜか上司の立場を誇示していることがあります。

この場合は、転職をしないと

状況は改善しません。

そんな時は、まずは

JAC Recruitment

に転職を相談してみてはいかがでしょうか?

組織というのは、

染み付いた文化は消えないものです。

一人二人で組織に向かって行っても

組織に打ち勝つことは出来ません。

 

それならば、

自分と価値観の合う企業に

転職してしまった方が

ずっと現実的なのです。

 

転職相談は無料ですし

JAC Recruitment

は企業からも大変信頼が高いため

まずは相談から始めて

時間をかけて転職を検討してみる、、

というのもおすすめです!

コメント

本ブログ記事内には、Googleによる広告表示、またアフィリエイトによる広告・PRが含まれます。
タイトルとURLをコピーしました