今日は少し前にベストセラーになった
私のお気に入りの書籍を紹介したいと思います。
流行っていたので読んでみたのですが
私的には超納得!!!という内容でしたので
よかったら読んでみてくださいね。
GIVERが勝つ理由
この本によると、人は大きく分けて3つのタイプがいます。
- Takerとは
他人から詐取して自分の養分にしていこうとする人です。
Takerは自分が得することしか考えていないため
周りの人は良いカモ、くらいにしか思っていません。
そして自己顕示欲が高い!高いよ!!という人が多いのです。
本によれば、
写真を見ただけでTakerかどうか見分ける方法が解説されていますので
よかったら読んでみてくださいね。
- Matcherとは
相手が自分に対して利益を返してくれそうだ、
と思うと与えるタイプの人になります。
Takerが一方的に詐取することに比べて
Matcherはまだ人間味があり
合理的とも言えるかもしれません。
いわゆる、GIVE&TAKEタイプですね。
- Giverとは
このタイプは、
相手が自分に返してくれるかどうかは考えず
自分から分け隔てなくどんどん相手に与えるタイプになります。
本書では、3タイプの中で成功する確率が最も高いのは
GIVERである、と結論づけているのです。
GIVERが勝つ理由
TakerやMatcherの方が効率も良く
無駄もなくて成功しそうなものですが
この書籍では
結果的にはGIVEの精神のもとに行動する
Giverが最強、というのです。
これがなぜかを総括すると
見返りを求めずに相手に与えるGIVERは
相手からの信頼を獲得することで
味方が増え
応援団が長期にわたり、成功を後押ししてくれるからなのです。
時代は時を重ねるごとに
どんどんシビアで大変にはなってきますが
そんな時だからこそ
結局はGIVEの精神で与える人が
時間はかかるかもしれないけれど
報われる、ということなのです。
GIVERでよかった体験談
私は幼い頃から誰に言われたでもなく
性格的に典型的なGIVERでして
これにより利用されてしまったことも
たくさんあったのですが
それ以上に振り返ると
よかったことの方が多いなと
本書を読んで改めて気づきました。
そんな自称・GIVERの目線から、
実際にあったエピソードをお話ししたいと思います!
- 素敵なご縁が運ばれてくる
私は夫とは共通の友人を介して知り合ったのですが
これは絵に描いたような
GIVEの精神がご縁を運んできてくれました。
元を辿ると、
職場の先輩から共通の友人を紹介され
とあるチャリティーイベントに招かれました。
チャリティーイベントなので募金とかもしたのですが
イベントも楽しく
主催者の熱意に感銘したので
私はパーティー後に主催者にお礼のメールをしたのです。
そうしたら、
後日、主催者が別のパーティーに呼んでくれ
そこで知り合ったのが夫でした。
夫と知り合ったパーティーですが
前情報が全然ないまま
普通に遊びにいったら
なんと
六本木界隈のITセレブやら役員やら起業家ばっか
集まっておりまして、本当に驚きました。
後日、友人に
どうしてパーティーに呼んでくれたのか聞いたのですが
「あのときのチャリティーパーティー、
たくさん人がいたけど
お礼のメールくれたのなんてAshだけだったんだよ!
Ashは募金もしてくれたし確かな人だなって話になったから声をかけたんだ」
と言われたのです。
もし私が、
チャリティーなんて
私には何の得もないし金も取られるから行かねえわ、
とTakerやMatcherの気持ちで行かなかったら、
主催者にお礼を言わなかったら、
夫とは確実に出会っていないのです。
- GIVEした相手が助けてくれる
外資系企業というのは一般的に人間関係は希薄な一方で
社内政治は熾烈になってきます。
誰もが周りより頭一つでたいと常に考えています。
そのため、基本的に引継ぎもまともにしないですし
聞きに行っても丁寧に指導してくれる、ということは稀です。
酷い場合はわざと間違えるような方法を教えたり
誤解するような説明を巧妙に仕組んでくる人までいるのが
外資系企業なのです。
なのですが、
私はどこの企業に行っても
周りに教える場がある場合は
惜しみなく、丁寧に教えて、
持っている情報もどんどん提供するようにしています。
これは性格の問題が大きいと自覚しているのですが
私は周りに与えることが
自分から失うことだとは思えないのです。
もし私が教えたことで
周りに抜かれてしまうなら
私の努力が足りないのですから
素直に努力すれば良いだけだと思っているくらいです。
私のようなキャラは外資系企業では
1/1000くらいの確率ですから
直接接した関係者からは、ものすごく感謝されました。
殺伐とした外資系企業で
こんな珍獣がいれば
自分で言うのもあれですが
相手はめっちゃ、助かるんですよ。
こう言ったGIVEですが
私の経験上では
結構な確率で、本当に、返ってくるのです。
例えば元同僚から転職の誘いをいただいたり
他社の内部事情の情報を教えてもらって
事前にブラック企業を避けることもできました。
在職中も、
例えば他部署との間でイザコザになりそうな時も
他部署に日頃からGIVEしていたので
私からの依頼は誰もが率先して動いてくれた、
ということすらありました。
私の肌感覚では
外資系企業日本法人には
MatcherかTakerタイプが非常に多いのですが
結果として相手から詐取することを考えている人は
周りから信頼されませんし、助けてもらえません。
その職場を辞めたらそこで人間関係も切れてしまいがちです。
私は自分のGIVEが損なのかな、と思ったこともありますが
振り返ると間違ってなかったなと思えるのです。
GIVERが注意すべきこと
- 与える相手を考えるべき理由
GIVERは成功者になる確率が高いのですが
本書によると
気をつけることが1点あります。
それは、
GIVEする相手には気を付けろ
ということです。
世の中には本当に
・自分が良ければそれで良い
・周りは利用してナンボ
・助けれもらえないと逆ギレする
こんなことを
息を吸うのと同じように
思っているとんでもない人がいます。
無防備なままGIVEしてしまうと
成功を阻害されてしまいますので
他人から詐取する事ばかり考える他人からは
逃げる必要があるのです。
自己犠牲のGIVEは避けるようにしましょう!!!
ちなみにTakerについては
続編で詳しく体験談を書いていきます!
まとめ
お勧め書籍と、
実体験についてご紹介をしてきました。
皆さんが
自分のことや
周りとの人間関係を見直すきっかけになれば幸いです!
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