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【現役社員が語る】外資系企業・国別の特徴【米・独・伊/仏】

外資系企業

外資系企業というと、

アメリカの会社をイメージする方も多いのではないでしょうか。

 

しかしながら世界にはたくさんの国があり

たくさんの国の外資系企業が存在します。

 

本日は、

筆者や知人が実際に勤務したり取引があった実体験をもとに

さまざまな外資系企業の特徴を個人の経験ベースでまとめていきます。

 

※あくまで個人の主観です。

業界によっても差が大きいため

あくまで一般的な観点で書きますこと、ご了承ください。

 

外資系・グローバル転職【エンワールド】

 



【現役社員が語る】外資系企業・国別の特徴【米・独・伊・英】

外資系企業と言っても、

日本で働く場合は日本法人で働くことになるわけですが

外資系企業は本国の権限がどこの国でも強烈に強く

本国のお国柄の文化の中で働くことになります。

 

つまり、

日本にオフィスはあって

お客さんは日本のお客さんでも

社内で従うべきは外国の文化、となるのです。

 

つまり、

日本の文化と

本国の文化が

水と油の場合は日本法人の負荷は半端ではありません。

 

日本人のお客様は

本国の文化なんか知ったことではないため

「どうしてオタクはできねえんだ!」と

怒号を上げてくるからです。

 

従いまして、

外資系企業日本法人を転職候補に入れるときは

・日本のお客様とある程度ソリが合いそうなのか

・日本のお客様と長年の取引実績がしっかりあるか

もよく考えることをお勧めします。

 

アメリカ企業・・・結果良ければ全て良し、プロセスは度外視なことも

日本とアメリカは同盟国であり

日本にある外資系企業でも

米系企業で働いている方は非常に多いです。

 

米系企業の日本法人は

日系企業化していたり

日系企業を回収していて

中身は日系企業のようなこともあるのですが

特にITや金融などは

ゴリゴリのアメリカ本国の空気をそのまま

日本法人に持ってきていることも多くあります。

 

アメリカ企業は他の国の企業と比較すると

何しろ行動と結果重視、という風土が強いです。

日系企業がPDCAを頑なに守り続けるならば

米系企業はAAAAAAA(行動行動行動)

という感じです。

 

日系企業は行動を起こすまでの過程に時間をかけ、

緻密なステップを経て行動を起こすまでのプロセスを重視しますが

アメリカ企業では個々が行動を起こしまくり

目に見える結果を出してしまえさえすれば

プロセスなんかどうでもいい、という企業もあるようです。

 

行動しまくった結果、

何回か失敗したとしても

10個作って3個失敗作だったなら

あと10個余計に作ればいいじゃん、というのが

アメリカ流です。

 

日本の場合は

なぜ3個失敗したのかを

数ヶ月かけて”なぜなぜ”をやりますが

アメリカにはこの考え方は適用できないのです。

 

 



また、アメリカ企業は

経営の素早い方向転換を得意とします。

 

アメリカは資本主義の本場の国の会社ですから

短期間でバンバン利益を出して

株主に還元することが何よりも求められます

 

そのため、

不採算事業や不採算法人があれば

あっさり解体して辞めてしまうことを意味しているため

アメリカ企業で働く場合は

常日頃から大きな変化がいつきても

他社に転職できる準備をしておく必要がある

と言えるでしょう。

 

筆者が現在勤務しているのは

複数ヶ国の出資の企業なのですが

米系が参加してきてからは

ほぼ毎日のように組織変更があるなど

毎日気が抜けない状態です。

 

安定を好む方にはアメリカ企業はお勧めしにくい一方で

自分に負荷をかけてガムシャラに結果を出したい!

という人には向いているかもしれません。

 

■関連記事

 日本人が知らないアメリカ人の国民性

 

ドイツ企業 ・・・実質剛健、理論大好き。日本人との相性は良し

筆者が最も長く勤めていたのがドイツ系なのですが

ドイツ系企業はまるで日本企業のように

経営陣はドイツ人、

社内の超コアな文書はドイツ語、というような

閉鎖的な面が色濃く残っています。

 

ドイツ人は日本人以上に

プロセスを重視しているのですが

このプロセスというのは、時間をかけて

わいわいと検討したかどうか、ではありません。

 

結果にたどり着くまでの

理論が美しく成り立っているかどうか、が

彼らにとっては超重要なのです。

 

そのためメールや文書は数スクロールするくらい長いこともあり

プレゼンをやらせれば文字だらけのPPTを使って

理論整然と説明をしてこようとします。

日本人のPPTはアメリカのように

少ない文字が良いとされますが

ドイツではいかに文字をいっぱい書いて

理論を示せるか、みたいなところがあるなあと

筆者は体験から感じております。

 

しかしながら、

ドイツ人は約束はきっちり守りますし

時間にも正確で

日本人とのビジネスの相性は比較的良いと言えるでしょう。

ドイツ人はクセのない綺麗な英語を話してくれることも

日本人にはありがたいのではないでしょうか。

  

また、

ドイツはアメリカとはある意味対局で

株式上場して大きなお金を集めるスタイルを取るのではなく

同族経営などであえて非上場を貫き

長期的な人材育成を行う文化があることがあります。

そのため、日本法人であっても

個人当たり数十万円のトレーニング費用を出してくれたりと

一度雇った従業員を大切にする傾向があります。

 

■関連記事

 【外資系企業】ドイツ企業の特徴

 



イタリア&フランス企業・・・誇り高き南欧企業は日本人には難解?!

評判が似ているため、この2カ国は一括りにしますが

筆者自身、そして知人複数人からも

日本において残念な評判が目立つのが

イタリアやフランスといった、南欧企業です。

イタリアやフランスという国は

自国の歴史や文化に非常に誇りを持っている一方で

日本の顧客が求める品質やスピード感は到底、満たしてきません。

ここを穴埋めするのが

日本法人の役割になってくるわけですが

そもそもの文化が日本と南欧では極端に合わないため

日本法人の日本人がめちゃくそ疲弊する、というわけです。

 

日本の顧客に言わせれば

対応も悪いし品質も悪いしスピードも遅いということで

特にBtoBにおいては

「オタク、うちとビジネスやる気あるんですか?」と

トラブルになることが結構な確率であります。

ちなみにこれは筆者が実際に体験したことです。汗

 

 



また、ヨーロッパの中でも

イタリア、フランスは英語の訛りが非常にキツイです。

さらに話が気が遠くなるほど長く

裏表なしにその時の感情を剥き出しにしてくるのが

彼らの文化であるため

話は簡潔に、感情は表に出さない日本人からすれば

慣れるまでは頭を抱えてしまうことも少なくないでしょう。

 

国民性についても日本人とはあまり相性が良いとはいえず

日本人から見ればやることやってないくせに弁は立つ、ということで

これまたイライラが募る場面も少なくありません。

 

しかしそんな南欧企業で良いところといえば

物によりサービスにより、

他国には真似できないような唯一無二の

一級品を持っていることではないでしょうか。

 

例えばフランスの化粧品やフェラーリなどは

ブランド力が絶大ですから

日本のマーケットにおいても強力なポジションを確立しています。

 

本国がいい加減でも

日本の顧客がそれすらも受け入れてくれるような

職種、業界を選べば

選択肢として少しは視野に入れても良いかもしれません。

 



まとめ・・・外資系企業の特色はさまざま。合っている企業を探してみよう!

外資系企業の特色について

まとめてみました。

外資系企業と言っても、

本国により文化はさまざまです。

転職活動の際はクチコミサイトや

リクルーターから生の情報を入手して

ぜひ自分にあった企業を探すようにしてみましょう!

外資系・グローバル転職【エンワールド】

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