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【外資系企業】ヨーロピアンから学んだ人生観

外資系企業

私は欧州系企業での経験が長いのですが

EU諸国とイギリスとはもう長いお付き合いを

させていただいています。

 

日本人にとって身近な外国は

アメリカ、中国、韓国あたりで

ヨーロッパというとアウェイ感があると思うのですが

本日は私がヨーロピアンを見て学んだ人生観について

お話してみようと思います!



ヨーロピアンから学んだ人生観

哲学を考えさせられる

私は欧州系企業に移るまで

日系企業で働いていました。

 

さらには

生まれ育ち学び就労、

全てが日本という、バキバキの、日本人です。

出身もいわゆる都会っ子でして

祖父母も都会っ子であったため

こんな環境で育ち働いていると

・仕事は超大事

・有休は最小限

・自然より都会でショッピング

・稼いで骨太に浪費してもっと稼ぐ!

という、

ギラギラとした何かを

追い求めるようになっていました。

 

それが、

ヨーロピアンと接してみると

どうやら

全く違う世界があることを知ったのです。。。

 



休暇にこそ人生がある

お国によって異なる仕事観

アメリカ、中国、日本は

GDPトップ3国というだけあり

ON/OFF切り替えずに

延々働いていたり土日まで働いたりします。

 

アメリカも中国もいい加減に見えるのですが

彼らはとてつもない競争社会を戦っていますから

自分が休んでいたら

他の人にお株を奪われる!!!と

言わんばかりに、がむしゃらに働く傾向があります。

彼らは日本人より実はよっぽど、

働き者なんじゃないかなと思うほどです。

 

私はこれが世の中の、世界の当たり前だと思っていたのですが

欧州というのは、ちょっと様子が違うのです。

 

仕事は休暇ありきで考える

欧州は、休暇にこそ人生があるという文化が根付いています。

日本のような祝日もあるのですが

そのほかに最低2週間の休暇を年に3回くらいとります。

イタリアは8月なんて丸っと1ヶ月休んだり

他の諸国も

12月は半月くらいいなかったりしますし

夏の休みはヨーロピアンにとっては

非常に重要なイベントでもあります。

 

この文化が当たり前なので

年初や休暇の前になるとチームで取得時期を調整して

この休暇目指して働いていく傾向があります。

 

ヨーロピアンは休暇の達人なので

休暇の前になると

どこそこにキャンプに行くとか

旅行に行くとか

湖の辺りに行くとか

めっちゃ色々教えてくれるのですが

話を聞いたり自慢げな写真を見せてもらうだけでも

結構に楽しいくらい

全力で休暇を満喫しているのです。

 

休暇を取るための働き方をする

休暇を楽しむために、仕事をする。

仕事のために生きているのではない。

 

当たり前のようですが

日本しか知らないと、

これは意外と忘れてしまいそうになります。

 

仕事ばっかりして土日は寝てばかり、、だった私は

絵に描いたような

なんのために生きてるのか分からねえ

という状態に陥っていたため

ヨーロピアンを少しお手本にして

休暇を取れる仕事の進め方をするようになりました。

 

つまり、

無駄なことをとことん、カットする

自分以外でもできることは、周りにふる

ということです。

方法を変えたものの、

アウトプットはぶっちゃけ、たいして変わらなかったのです。

休暇を取るための行動だったのに

いかに自分が無駄で自己満足に走っていたかにも

気付かされたのでした。

 

超朝型、金曜は半日、日曜は店は閉まる

休暇につながる部分になりますが

欧州は国にもよりますが、朝が早いことが多いです。

ドイツやイギリスは

朝7時には出社して16時には帰る、

ということも珍しくありません。 

そして金曜日は昼になったら終了。午後から週末です。

これはアメリカ人にいうと結構にびっくりされます。

 

欧州は日曜、そして店によっては土曜も閉まっているため

平日のうちに買い物を済ませる人も多いのです。

日曜日は何をやっているかと言えば

ウインドウショッピング(散歩)とか

トレーラーを引いてキャンプとかです。

健康的すぎますね。

 

この超朝方生活リズム、

私は適合できる気がしないのですが

欧州に引っ越したらなんとかなるんでしょうか。

 



自然と触れ合う大切さ

キャンプ大好きドイツ人

ドイツ企業でマーケティングを担当していたとき、

日本ではさっぱり需要がない製品が

ドイツではバカすか出ていたので

不思議に思い調べたところ、

ドイツは週末の遊びというと

トレーラーを引いてキャンプに行く、という人が

めっちゃ多いらしいのです。

 

他にも自転車に乗って何十キロも走りまくったり

山登りしたり

何かと超、アウトドアな人が結構いるのです。

 

日本でもアウトドアは人気はありますが

ドイツでは週末のアクティビティに

当たり前のように自然が入ってくることがあるのです。

 

日本で、特に首都圏に住んで働いていると

週末の遊びといっても街中でお茶したり

ショッピングに行くとかで

自然と触れ合おうといっても

人混みになってしまいがちです。

 

しかし確かに

自然に行くと短時間でも癒し効果は抜群です。

公園に行くだけでもストレスが下がる、

というデータもあるそうです。

 

自然の大切さからどんどん遠ざかってしまう現代人こそ、

ヨーロピアンの自然観を真似してみてもいいかもしれません。

 

社会保障の大切さ

結局、自分達に返ってくるという発想

日本はドイツやイギリスの社会保障をお手本にしたほど

欧州は社会保障の先生と言える地域になります。

消費税は20%くらい、

サラリーマンの税金は給料の半分、という国まであり

税金高すぎいいい!!!と

思うかもしれないのですが

この高い税金のおかげで

国民の生活が安定したり

イギリスは公立病院は無料、

ドイツは大学が無料という高い社会保障が実現しています。

社会保障というのは

やりすぎると日本のように国民がゾンビと化すのですが

国民と政府がお互いに緊張感を保ちながら改良していく

社会全体としてメリットがあると言えるんだなあと

大変勉強になりました。

 

ドイツ人の友人に、

税金高すぎじゃね?!と言ったら

「その分、自分達に返ってくるからね。

若い人が就職する時点で

学費ローンに苦しむなんておかしいよ」と

涼しい顔で言われてしまいました。

す、すいません。汗

 

まとめ

ヨーロピアンを見ていて学んだことを

取り止めもなくお話ししてきました。

ところかわれば文化も考え方も変わりますから

常に視野は広く、

興味を持って感度を高くしておきたいものです!

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

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