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【経験者】大企業vs中小企業vs外資系企業それぞれのメリット・デメリットとは【転職3回】

転職活動
就活生
就活生

就職するなら、やっぱ大企業だよね!

若手社員
若手社員

新卒から大企業に入って3年経ったけど、何も身に付いていない気がする。。このままじゃ何者にもなれないような。。。

中小企業中堅社員
中小企業中堅社員

就活で大企業に入れなくて中小に来て10年経つけど、休めなくて辛い。。。

こんな声、聞いたことはないでしょうか?

本日は、日系中小企業・外資系企業日本法人・日系大企業全て経験した経歴を持つ転職マニアの筆者が経験者として、それぞれメリット・デメリットをお話ししていきましょう!

ブログ主 Ashley
ブログ主 Ashley

欧州系大企業でマネージャーのサラリーマン。

短大を卒業し、日系中小企業で7年半(1社)従事。ブラック安月給に耐えきれず、働きながら大学を卒業学歴をグレードアップ、さらに外資系企業に転職を成功。現在外資系企業合計11年目(3社)を全て正社員で勤務中。瞬間風速的に日経大企業にいたこともあり。留学なし、オンライン英会話で、外資系企業で働ける英語力を身につける。



日系大企業

みんなの憧れ、大企業

”大企業”の明確な定義はないのですが、今回はこちらの説明から引用して、筆者の経験から日系大企業を解説していきましょう。

「会社法」を見ると「資本金5億円以上または負債総額200億円以上の株式会社」を大会社とするとされています。さらに、大会社とされる企業になると、会計監査人の監査を受ける義務や損益計算書の公告義務などが生じます。

https://mynavi-job20s.jp/howto/large_companies.html#caption1 より引用

そのうち中小企業と定義される企業の数は約419.8万社で全体の99.7%、いわゆる大企業に分類される企業の数は1.2万社で全体の0.3%ほどしかありません。

https://mynavi-job20s.jp/howto/large_companies.html#caption1 より引用

メリット

  • 圧倒的な社会的信用(審査、結婚、など)
  • 社内統制がとれている
  • 福利厚生(独身寮、長い育休など)
  • 手厚い教育制度
  • 財務基盤が盤石
  • 1つの会社で幅広く経験を積める

大企業で働いていると、会社の名前を出すだけで、顔パス状態になります。

加えて、大企業というのは高学歴で厳しい採用をくぐり抜けてきて長年働いている人が多いため、人間性がまともな人が多いです。ということで、大企業で働いているだけで自分もなぜか信用されます。例えるなら、血統書付きで躾がしっかりされた芝居犬の集団が大企業の人と言えるでしょう。

 

大企業は上場している場合も多いですが、上場するためには社内統制について厳しい審査が行われます。各業務で不正が起こらず、厚生労働省が求めているように従業員の心身の安全を守れる仕組みになっているかなど、大企業は多くの人が規律を守って働く仕組みが構築されているのです。

あなたはその仕組みに則って、進んでいけばいいだけ。

つまらないと思うかも知れませんが、会社がお膳立てしてくれてあとは走ればいいだけになっている状態がどれだけありがたいことなのか、ブラック企業を経験した人ならわかるでしょう。

 

加えて盤石な財務基盤を有するため、倒産でもしない限りは給与やボーナスがしっかりと確保され、独身寮や男女ともに長い育休が取れてしまったりと、福利厚生も非常に優れています。

このおかげで大企業で働いていると生活が安定しやすいのです。

大企業の基盤のおかげで生活が安定するというのは、結婚や出産、自宅購入など人生の駆け出しにあたり非常にメリットが大きいです。実は、20代のうちに人生が安定しているか否かは、30代以降で人生が大きく分かれてきます。

また大企業ならではと言えば、会社が大きいため1社で様々なプロジェクトや職種を経験することができる点です。中小企業であれば3回転職しないと経験できない仕事を、大企業なら転職せず同じ会社で経験することができるのはメリットでしょう。

 

デメリット

  • 出世には仕事以外に飲み会やゴルフが必須
  • 自分で成し遂げた実績を積みにくい
  • 居心地が良いので自己研鑽を怠りがち
  • 一般職で35歳をすぎると転職価値が低い
  • 女性が出世するのは至難の業

大企業はメリットばかりかというと、それなりにデメリットもあります。

まず、日系大企業の場合は出世にあたって社外活動である飲み会、ゴルフ、夜の付き合い、単身赴任や海外転勤などが必須である場合がいまだに多く、プライベートの時間を仕事に充てることができないと出世は厳しいでしょう。

また、大企業は1つの仕事に多くの人が関わってチームで進めたり、仕事の規模が大きいので多くの人で仕事を細分化されていることがほとんどです。中小企業や外資系企業なら1人で行う仕事を大企業は10人で行う、ということもありますから自分で成し遂げたと言える具体的な実績を積むことが難しいのは実はデメリットになります。なぜなら、転職の時にアピールできる材料が少ないからです。

 

また、大企業は会社側から研修などを求めなくても与えてくれるため、社員は自分で社外で勉強したり、自腹を切ってでも学ぶ、本を読む、英語を鍛えるなど努力をする人が少なくなります。努力しなくても会社が用意してくれるからです。うっかりすると「うちの会社はさー」と、上から目線で求めてばっかりのクレクレ社員になりかねません。

 

これらを包括すると、出世しないまま大企業で35歳を超えてしまった場合、これといって自分で成し遂げたこともなく、専門性もなければチームマネジメントもできない人になりますから、実は転職市場では評価されない傾向になってきます。

 

加えて日系大企業で非常に厳しい立場に立つのが、出世したい女性です。

日系企業でも女性の活躍と叫ばれてはいますが、ご存知の通り、お飾りの役職しかつけてもらえずに仕事の本流や花形の部署の役付きは基本的に男性ではないでしょうか。

また、女性であるがゆえに、男性の5倍は結果を出して、男性の5倍は社内政治に気を使わないと生き残れないのもまた、非常に労力を使うこととなるでしょう。

 

日系大企業への転職に強い転職エージェントとは?

日系大企業が案件を多く載せていると言えば、リクナビNEXT“>リクナビNEXTやDODAエージェントサービスです。

どちらも完全無料で大量の案件をチェックでき、エージェントや企業採用担当者と直接会話することもできますよ。

日系中小企業

日本人のほとんどが中小企業勤め

日本は99.7%が中小企業です。この記事を読んでいる、ほとんどの方はここに入ると言えるでしょう。さて、それでは実際に従業員数が800人ほどの中小企業を経験した筆者が感じた、中小企業について見ていきましょう!

メリット

  • 若いうちから実務経験を積める
  • 自分で考え提案、判断して仕事を進められる
  • 自分で成し遂げたといえる実績が積める

中小企業は大企業と比べて少数精鋭です。大企業よりビジネスの規模が小さいこともありますが、それでも職務によっては大企業が10人で半年かけて進めることを、中小企業は1人で2ヶ月で進める、というようなコンパクトでスピードの速い仕事を求められることが多いです。このため、部門同士の社内調整で時間を割いたり、何回も会議を開いてゆっくり進める余裕はありませんから、自分でセルフドリブンで進めるダイナミックさを経験することは大きな魅力でしょう。

また、中小企業の場合は仕事が仕組み化されていないことがほとんどですから、逆に言えば自分で課題を見つけ、仕組みを作ってしまうことも可能です。転職をするときは仕組みを作れる人は高く評価されますよ。

 

デメリット

  • 給与が低いor不安定
  • 長時間労働になりがち
  • 福利厚生が弱い
  • 従業員の民度にばらつきが大きい
  • 会社名に箔がなく、転職時は工夫が必要

中小企業は大企業と比べれば財務基盤が弱くビジネス規模が小さいため給与が低めだったり、不安定になりがちです。会社の規模が小さいほど、ダイレクトに経営状態が給与に反映されてしまいますから、安定した生活を送ることが難しいと特に若手は非常に厳しいことがあるでしょう。筆者はリーマンショックの時まだ若手だったのに、ボーナス全カットされ、非常に厳しい思いをしました。。

また、中小企業は社内統制も緩いし人も少ないので、有休が取れない、常に残業、といった時間勝負になりがちです。人生で仕事しかやることがないような方にはいいかも知れませんが、経営層でもないのに四六時中仕事に拘束されるのは、これもまた人生の可能性を狭めてくる恐れがあります。ちなみに筆者は中小企業で働いていたとき、大企業に就職した同級生は毎日定時で帰って派手に合コンに行って遊びまくっているのを横目に、毎日残業して僻地で働き、婚期を若干逃しました。汗

次に、中小企業の盲点は、従業員の民度です。大企業は高学歴だったり社内のルールに従える人しか採用されず生き残れないため、ハラスメント的な人や、あまりに一般常識がない方は淘汰されていきます。一方で中小企業はたまに優秀な人もいれば、場合によっては簡単な算数も怪しいレベルの人がいたりもします。社内の統制もなっていない動物園状態になりやすいため、自分の身を自分で守れないと厳しい立場に立たされることもあるでしょう。若かりし頃の筆者は中小企業でセクハラやストーカーされたりパワハラされたり、えらい目に何度も遭いましたから。。。

日系中小企業の転職に強いエージェントとは?

日系中小企業の場合は、転職なら、リクナビNEXT“>リクナビNEXTに登録して探して応募する、が最も手っ取り早いと言えるでしょう。

外資系企業日本法人

まだまだ謎も多い、外国企業の実態とは?

外資系企業は日本に存在する企業のうち2%もないと言われており、大企業で働く人と同じくらいのレアキャラと言えるでしょう。外資系企業と言っても、本国出資100%から、日系企業との合弁など様々ですが、ここでは本国出資100%の外資系企業日本法人で、従業員が1,000人いないような企業について筆者の経験を解説していきます。

メリット

  • 勤務が柔軟
  • 男女、年齢関係なし
  • 転職回数やブランクがあまり関係ない
  • 日本以外の価値観の中で働ける
  • 日系企業よりは給与が高い傾向

筆者が最も長く経験しているのが外資系企業ですが、なんといっても勤務が柔軟なことは大きなメリットだと言えるでしょう。もちろん職種によるのですが、ほとんどの場合でフルフレックスだったり在宅勤務も当たり前で、仕事をきっちり行って上司と握れていれば中抜けや時間をずらした勤務、1週間の休暇なども問題がないことが多いです。日系大企業ではまるで学校のように厳しく監視されていることが全く問題にならないのはストレスが低く、働きやすい環境であると言えるでしょう。

また、特に外資系企業をおすすめしたいのが、女性と若い男性です。日系企業では中高年男性が権力や花形仕事を持つことがほとんどですが、外資系企業はルールなしのサバゲー状態ですから、女性や若い男性もガンガン活躍していることが多いのです。特に日系企業で男尊女卑に苦しむ女性にとって外資系企業はまた都内活躍の場になることでしょう。

外資系企業は具体的な職種、ポジションの空きが出たら1人ずつ採用を掛けるため、条件に当てはまれば多少のブランクがあったり、転職回数が何回かあっても問題になりにくいことも魅力です。実績があって仕事をして結果を出してくれれば良い、が外資系の合言葉です。実際に筆者の周りには50代女性で正社員とか、ワーホリで2年日本にいなかったけど営業でマネージャーをやっている方などがいらっしゃいます。

本国出資100&の外資系企業は、日本のオフィスでも一歩入ればそこは外国、という雰囲気である場合も多いです。外国人社員がいたり、社内のイントラは全て英語だったり、本社との会議も全て英語。日本以外の価値観や文化の中で働くことができるのは人生の経験を増やしてくれます。

また、外資系企業は日系企業と比べると給料が高い傾向であることがほとんどです。日系大企業でよっぽど良い思いをしている、というのでなければ外資系企業に転職して給与が下がることはないでしょう。

デメリット

  • 日本に決定権がなく、本流の仕事はできない
  • 仕事や組織が頻繁に変化する
  • 人間関係が熾烈
  • 自己管理できない人には無理
  • 日本人中高年男性には厳しいかも

外資系企業日本法人は、基本的に本国のKPIをいかに日本で達成させるかがミッションとなります。つまり、KPIは本国が決めてくるため、日本法人には権限はありません。あなたの上司は本国の犬ですので、どんなに厳しくても本社に歯向かわず目標を達成するのみとなります。日系企業でも同じことですが、決まりや本流の仕事は本社が行うものですから、日本法人は本社が決めてきた日本の商文化無視のルールおよびKPIにいかに応えていくかが勝負となるのです。理不尽を許せない、もしくは土台から自分で考えて進めたい!という人にはおすすめはできません。

また、外資系企業日本法人は頻繁に経営が変わります。日本法人の社長が変わった途端に役職が切られてあたらしい人がガンガン入ってくるとか、毎月組織変更があるとか、部門ごと日本撤退する、ということもあります。落ち着いて腰を据えてじっくり働きたい人には非常に辛い場所であると言えるでしょう。

本社が決めたルールのもと、不安定な組織の中で働く外資系企業日本法人ですから、多くの会社では従業員は常に有事の戦闘状態で働くこととなります。こうなると、従業員同士の人間関係はどうしても熾烈になりがちです。外資系企業は日本企業のように和をさほど重視しませんから、規模が小さいほどとんでもない社員というのもたまに存在します。自分の身を自分で守れない人は、外資系企業には来てはいけません。

外資系企業は基本的にその仕事ができる前提で雇われるため、一から先輩や上司が教えてくれることはないですし、あなたが突発で休んでも本当に最低限のことしかチームはしてくれないでしょう。また、あなたは周りに頼ってはいけません。自分の仕事は自分でやり切る!というのが外資系企業の基本ルールですので、上司に常に気にかけて欲しいとか、先輩にリードしてもらいたい、という人もまた、外資系企業は向いていません。

最後に、外資系企業に来ると日本人中高年男性は結構にきつい思いをされる方が多いです。なぜかというと、日系企業であれば男性というだけである程度お膳立てしてもらえていた立場が、外資系企業では全く関係がなくなるからです。日系企業では部長をされていた日本人中高年男性が、外資系企業では若手や女性にブチ抜かれて、肩身狭く働いている中高年男性も多いものです。加えて日本では見逃してもらえていたセクハラや、外国人に対する差別的な言動などが、外資系企業では一撃で追放されることも多々あります。筆者はこれまで実際に4名、退職勧告を受け去っていった男性を見たことがありますから。。。

 

外資系企業転職に強い転職エージェントは?

外資系企業に転職する際、筆者のおすすめは下記のサイトを使用して探すことです。

外資系転職を検討する時に真っ先に使用すべきエージェント・サイトとは?

✔︎無料で日本語の履歴書などをサクッと作るなら リクナビNEXT

✔︎幅広く転職案件を見てみたいなら DODAエージェントサービス
✔︎外資系転職で英語面接対策なら 外資転職に強い!en world

特に外資系企業では英語面接が必須となるため、ネイティブスピーカーのリクルーターと英語面接の練習が無料で出来るen worldが大変おすすめなのです。

 

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