外資系企業はクビになる、
と言われますが
実は日系企業でも実質クビ、
という手段は多々、存在します。
その中でも
特に大企業で働いている人が
一定年齢になると子会社に出向となり
そのまま転籍させられて
実質クビ、になることがあります。
さて、このように
子会社に出向させられてしまう人には
いったいどのような特徴があるのでしょうか?
日系企業で7年、
外資系企業で10年、
合計5社での勤務経験がある筆者が
まとめていきます。
【実録】リストラ候補になってしまう人の特徴【外資も日系も同じ】
結論:人間関係を上手に回せない人
子会社出向になることは、
ほとんどの場合で栄転とは呼べず
基本的には左遷だったり
実質的な解雇である場合が多いものです。
ここでどのような人が選定されているのかといえば
人間関係を上手に回せない人です。
子会社に出向になるのは
仕事ができない人、と思われがちなのですが
実は選定基準はそうではないのです。
それでは、
人間関係を上手に回せない人というのは
一体どんな人たちなのか
筆者が見てきた実体験も踏まえて
考察していきましょう。
権力者とパイプを作っていない
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会社というのは上層部の決定により
さまざまなことが進んでいきます。
子会社への出向をして
本体の整理をする際も
決めるのは人事ないし部門の権力がある人です。
ここでポイントが、
権力者と日頃から繋がりがないと
年齢と給与であっさり、
子会社出向を喰らうことがあるのです。
どう言うことかといえば
目先の仕事だけ淡々とこなせば良いと思っていて
自分から上の人と繋がりを作ろうとしてこなかった人になります。
仕事だって人間ですから
上層部から見れば
使いやすくて人間的にいいやつを
手元に置いておきたいものなのです。
何も、出世を目指して
ガンガンごまをすれ、とは言いません。
ただ、
会社という組織に所属していたいなら
最低限、
権力者の人とよく話をするとか
共通点を見つけて盛り上がるとか
なんでもいいので接点を増やしておきたいものなのです。
仕事だけやっていればいい、と思っている人は
この点にまずは注意しましょう。
権力者に歯向かう
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会社という組織は
ピラミッドになっており
社長を筆頭にその下に役職者が続いて
末端までの統制をとっています。
各役職者というのは
間違いなく、なんらかの形で
会社から認められている人たちになるのですが
この時に自分より上の階層に向かって
正面切って刃向ってしまったり
私はこう思う!こうしない会社はバカだ!
この組織はなってない!などと
勘違いして言い放ってしまうタイプは
会社では確実に、ブラックリストに載せられています。
皆さんの周りにも、
一人や二人、いないでしょうか。
いつも愚痴ばっかりで
上司のいうことに従わず
自分は有能だと言わんばかりの人。
こういう人たちは確実に、成敗されていくのです。
周りと仲良くできない
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権力者に歯向かう、に続いて
周りと仲良くできない人も
出向対象になる可能性が非常に高いです。
あなたの周りにもいないでしょうか。
協力先の部署と口喧嘩ばっかりしてくるとか
チームで進める仕事なのに自分はやりたくないとか
チームはアホだとか言って、協調性を持てない人。
会社はこういう人のことは
思っている以上に非常によく見ています。
腐ったリンゴが1つあれば組織が腐ってしまいますから
こういう方は出向という形で追い出される対象になるのです。
仕事も一生懸命やっていれば
熱が入ったり、納得できないことは起こります。
そう言った時に
どのように周りと強調しながら
組織としての成果にフォーカスできるか。
これが非常に重要になってくるのです。
部下や後輩を潰す
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意外と盲点なのですが
会社の後輩や新人は、
上層部と直接繋がっていることがあります。
例えば上司の上司がふらっと執務室にあわられて
「おー、そこの君、ちょっといい?」と言って
「〇〇さんはどうだい?困ったことがあったらなんでも言ってくれ」とか
「現場の声を聞きたくてね。ちょっと話聞かせてくれない?」なんてことを
実はやっているのです。
威張り散らかしていて
部下や後輩を潰そうとする人は
ここで会社のブラックリストに載せられます。
もしくは、
上層部の探りがなかったとしても
やたらと部下が辞めていく
やたらと移動する
などなど
いわゆる離職が多い場合は会社は目をつけるものです。
仕事といっても結局は人と人のコミュニケーションです。
相手の気持ちに寄り添えず
一方的に高圧的に振る舞う人は
マイナスポイントが蓄積され
ある日突然、出向という形で
お払い箱になるのです。
プライドが高く、他責にする
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50歳すぎて子会社に左遷された方に見られるのですが
情報が一気に来たり
オーバーフローすると、癇癪を起こす人がいます。
大人であれば、癇癪ではなく、
落ち着いて処理して冷静に対応する必要があります。
しかし、子会社に出向されたような方の場合は
「俺はこんなところにいるはずではないのに!」と
プライドだけは高いため
イライラが募って癇癪を起こすのです。
歳をとるほど、本当であれば無駄なプライドは捨てて
謙虚に振る舞うべきであります。
無駄なプライドが故に大切なものを失わないように気をつけたいものですね。
意外:優秀な人ほど、要注意
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最後に大切なことですが
出向される人たちは、仕事は優秀な方も多いです。
物事に対して
自分なりの考えやアイディアはきちんと持てる人が多いです。
また、思考が鋭かったり論理的に考えることもできる人が多いです。
問題は、
その知恵の使い方、表現の仕方にあるのです。
自分の意思表示が乱暴だったり
自分を押し通そうとして組織に従えないくらいなら
何にも考えてなくて
言われたことをロボットのようにやってくれる人の方が
組織としてはまだマシです。
もしあなたが今の会社で
「周りはどうしてこんなこともわからないんだ!」と
思っている場合は
周りからも
”この人は視点は良いけど、コミュニケーションがなあ、、”と
黄色信号を向けられている可能性があります。
自分が優れていると思っている時こそ
冷静になって振る舞いを考えていきましょう。
まとめ:出向になる人は万国共通
子会社に出向になる人の特徴をまとめてきました。
実はこれ、
外資系企業も
日系企業でも同じなのです。
どこの国だろうと、
・自分が有能だと思っていて(実際優秀でも)
・我が強く
・権力者に歯向かい
・人間関係を大切にできない
こう言う方は、子会社に出向され
実質クビ宣告をされてしまう可能性が高いです。
サラリーマンたるもの、
気をつけて参りましょう!
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