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【仕事の振り方】人に仕事を振れない人が何故ヤバいのか

仕事術

あああ。。今日も残業だ。。。本当は他の人に仕事を振りたいんだけど、仕事ってそもそも、どうやって振ったらいいの?

こんなふうに悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

そんな方に向けて、筆者の実体験も交えながら、まとめていきます。

■この記事はこんな人におすすめです

  • 仕事の振り方が分からない
  • 仕事を振ることが悪いと思っている人
  • 自分で仕事した方が早いと思っている人
ブログ主Ashley
ブログ主Ashley

欧州系大企業でマネージャーのサラリーマン。

短大を卒業し、日系中小企業で7年半(1社)従事。ブラック安月給に耐えきれず、働きながら大学を卒業学歴をグレードアップ、さらに外資系企業に転職を成功。現在外資系企業合計11年目全て正社員で勤務中。瞬間風速的に日系大企業にいたこともあり。留学なし、オンライン英会話で、外資系企業で働ける英語力を身につける。



そもそも、なぜ人に仕事を振るべきなのか?

仕事を周りに振る目的って何でしょうか。

筆者は、自分がやるべきことに集中し、周りを育成して、組織と自分の成果を最大化するためだと思っています。

ちょっと何言ってんだか分かんねえっす

と言うことで、詳しく解説していきましょう。



仕事を抱えて離さない、ブラックボックス社員はクビ候補になる

自分のことだけ考えている人は、負ける

どこの会社でも言えることなのですが、組織として動くサラリーマンの場合、自分一人成果なんて、たかが知れているものです。

管理側から見れば、5人いたら5人分の成果が出せるチームではなく、7人分8人分の成果が出せるチーにしたいもの。それが、チーム力だからです。

こんな時に問題になるのが、仕事を他人に振らずに自分一人で抱え込む、ブラックボックス社員です。

事実、筆者はこれまで5社で働いてきましたが、子会社に左遷されてしまう人や早期退職制度、もしくは自主退職で追い込まれる人のほどんどが、自分のことだけ考えてブラックボックス化してしまう社員でした。

ちょっと想像してみてください。

あなたの周りに、もしくはこれまでのキャリアの中で、一人くらいはいませんでしたか?

あの人、どうも知識はすごいみたいなんだけど、何やってんだかよく分かんないし、一人で黙々となんかやってんだよなあ。周りのことを見下すし、仕事やりにくいんだよね

みたいな人です。

ブラックボックス化してしまう人は日系企業・外資系企業問わず存在するのですが、仕事を抱え込んでしまう人は自分では自分の価値を高めているつもりでも、上層部から見るとお荷物社員でしかありません。

 



何故かと言うと、仕事を抱え込むブラックボックス社員透明性がなく、チーム力に欠け、結果として組織力を落とすからです。

ブラックボックス社員の場合、本人は3人分の仕事をしていると思っているかもしれませんが、実は良くても1.2人分くらいの仕事しかしていません。人間には限界があるからです。

それなら、周りに仕事を振りながらチームを育ててくれる人の方が、結果的にチーム全体では仕事の成果は上がるものなのです。

サラリーマンをしている場合、意識しないと自分はすごいと勘違いしてしまいます。常に自分のこともチームのことも冷静に見れる力は養っておきたいですね。



常に上の仕事を奪いに行くべき本当の理由

自分より上のポジションの人の仕事を取りにいけ

サラリーマンの心得は、その仕事ができるようになったら他の人に振って、自分はさらに上のレベルの仕事を取りに行ってキャリアアップすることです。

これが出来ないと、いつまでも周りに詐取され、やらされ感満載で、自分で自分のキャリアを作れず文句ばかり言っている残念なサラリーマンになってしまいます。

中にはもちろん、言われた仕事をやってればいいや。。。と思う人もいるでしょう。

しかしながら多くの人は、自分の意志でもないのにやらされるつまんない仕事をしていると、気づけば精神を病んでしまいます。非常に危険なのです。

サラリーマンとして働き、日々の仕事に没頭していると忘れてしまいそうになるのですが、目の前の仕事にばかり固執していると、気づけば自分は奴隷になっているだけです。

どんなに頑張っても報われない。。。それじゃ悲しいですよね。

だからこそ、自分で考え、自分から主体的に戦略的に動いていくことが求められているのです。



仕事を振るのは、自分と周りにチャンスを渡すことである

仕事を周りに振らなきゃいけないことは分かってるけど、自分がやった方が早いし、何だか気が引けて。。。

仕事を他人に振ることができない人のほとんどが、このように仕事を振ることが悪いことだと勘違いしています。

しかし実際は、仕事を周りに振るのはメリットが非常に多いことです。

✔️仕事を振ることのメリットとは?

あなた:次の仕事でレベルアップができる

上司:チームの負荷見直しが出来たり、チーム力が高まる

引継相手:新しい仕事をすることでキャリアアップができる。適切な人が行うことで会社が最適化される。

つまり、仕事を周りに振ると言うのは、上司も自分も周囲も三法良しの行為なのです。

あなたが自分の能力を過信し、いつまでも仕事を抱え込んでいると、結果的に組織としてはちっとも有難い成果とはなりません。

仕事を振ることが苦手な人は、まずは意識改革から取り組んでみましょう。



実録:トラブルにならない仕事の振り方とは?

仕事の振り方もスキルの一つです

仕事を振りたいけど振れない、、と言う人は、まずは仕事を振る注意点を理解しましょう。

■仕事を振る際に注意したいポイントとは?

  • 適切に上司の了承を得る
  • 引き継ぎ先の不安感を払拭し、納得感を持たせる
  • 仕事を振る妥当性を上司と引き継ぎ先に見せる

たまに、仕事を振る時に上司と何の事前交渉もなく、また乱暴に仕事を振るアホがたまにいるのですが、こんなことをすればトラブルになりかねません。

■実録:トラブルになる、仕事の振り方■

以下は筆者が実際に遭遇した、トラブルになる仕事の振り方です。

A子
A子

B子さあ、これやってくれない?じゃ、よろしく♪

B子さん
B子さん

は?A子、私のこと使いすぎじゃね?しかもあいつ、やるべきことやってないし。上司にチクって引き摺り下ろしてやろう

B子さん
B子さん

上司〜、A子が自分の仕事ちゃんとやらないんです。私に押し付けられたので、私の残業が毎日1時間増えちゃいます。A子は私に振って全然違うなんかよく分からないことをコソコソしてますけど、ご存じですか?組織の決定なら従いますが、、

上司
上司

え、そうなの??最近B子さんの残業が増えてたから、ちょうど話を聞こうと思ってたんだよ。僕は許可してないよ。A子、チームプレイ出来てないし、仕事もしてないんじゃ、ダメだな!!!

こんな感じです。

仕事を引き継ぐときは、文句を言われないように方々に対して周到に対策をしましょう。

仕事を振る時の極意5選

  1. 仕事はきっちりやる
  2. 上司と日頃から信頼関係を作っておく
  3. 仕事を引き継ぐことの組織メリットを明確にし、必ず上司と合意する
  4. 仕事を振る代わりに自分がやる仕事を確保しておく
  5. 引き継ぐときは、相手の不安が拭えるまで丁寧にサポートする
  6. 引き継いだ後に相手の成果を言葉に出して褒め称える

■実録:上手な仕事の振り方■

以下は筆者が周りに仕事を振る時のよくやる流れです。

花子さん
花子さん

上司、私がいま持っているこの仕事ですが、そろそろチームの中で私以外にもできる人を増やした方がいいと思うんです。私の他に後1名増やすことができれば、これまでのノウハウも伝授できますし、取引先も助かると思います。必要なスキルはこれこれですが、太郎さんなんかどうでしょう?

上司
上司

おお、それはいい考えだね。僕から太郎さんには話をしておくから、引き継ぎを開始してくれ。

花子
花子

ありがとうございます。引き継ぎは太郎さんの不安がないよう、丁寧に行いますね。ちなみに私はこれまでの知見を生かして新規プロジェクトに挑戦してみたいのですが、いかがでしょうか?

上司
上司

おお、それはますますいい考えだね。じゃあ次の会議から花子さんも呼ぶから、僕の役割を任せるよ。よろしくね!

〜1ヶ月後 チームミーティングにて〜

花子
花子

太郎さんへの引き継ぎですが、非常に順調に進んでおりまして、太郎さんのおかげで取引先様も心強いと、とても喜んでいただいております。太郎さん、この場を借りて、改めてありがとうございます!

こんな感じです。

ここでのポイントは以下の通り。

  • まずは上司とネゴる
  • 上司から引き継ぎ先に説明させる
  • 引き継ぎは誠心誠意行う
  • 自分は次の仕事をしっかりやる
  • 人前で相手を褒める

このほかにも気をつけることは多々ありますが、下記記事も参考にしてみてくださいね!

【外資系エリートから学ぶ】上手な仕事の振り方【成果の出し方】

仕事の振り方が下手なクソ上司への対応



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