すみませ〜ん、これ、わかんないんですう
と、何回教えてもまるで一回も聞いていないかのように何度も聞いてきたり、ググりもせずに反射的に周囲にきいて他者の手を止めてしまう困ったさん、あなたの職場にも1人はいないでしょうか?
そんな人たちに対してどのように対処したら良いのか?を筆者の経験からまとめてみます。
欧州系大企業でマネージャーのサラリーマン。
短大を卒業し、日系中小企業で7年半(1社)従事。ブラック安月給に耐えきれず、働きながら大学を卒業し学歴をグレードアップ、さらに外資系企業に転職を成功。現在外資系企業合計13年目を全て正社員で勤務中。瞬間風速的に日系大企業にいたこともあり。留学なし、オンライン英会話で、外資系企業で働ける英語力を身につける。
心得:決して攻撃的になってはいけない
何でも聞いてくる人がいると、手が止まるし、とにかく面倒ですよね。
そんな人に「自分で考えてください」などと攻撃的な対応をしてしまうと、いきなり逆ギレされたり、「ひどい人だ」と言われなき中傷を受けてしまう恐れすらあります。
仕事のできない人のせいであなたの評判が下がらないように、決して攻撃的にならないように気をつけましょう。
仕事ができないから、あなたに何でも聞いてくる
あなたに対して何でも聞いてくる人は、仕事ができないから聞いてくるのです。
そんな人に対して
マニュアルありますよ?前に一緒に見たじゃないですか
なんて言ってしまうと
えー!マニュアルに書いてないですよ!どこですかあ?わかんなあーい!!!
とか言い出して、重箱の隅を突いてきたり、さらにあなたに余計な仕事を増やしてきかねません。
もしくは
それはあなたが上司から振られた仕事ですよね?自分でやってくださいよ
なんて言ってしまうと
僕の仕事が終わらないのは、Aさんが協力してくれないからだ!
と、逆ギレしてきてあなたに災いを持ってくることすらあるでしょう。
実際に筆者も、仕事ができないチーム員があまりに何でも筆者に聞いてくるので頭に来ていってしまったことがあるのですが、相手は自分が仕事ができないのを筆者のせいにして、上司にまで言いつけたのです。流石にこれには困りました。。
繰り返しますが、何でも聞いてくる人は、仕事ができないからあなたに聞いてくるのです。できない人に無理やりやらせようとしても自爆するだけですので、関わり方は気をつけるようにしましょう。
対処法1.私も知らない、と言う
うーん、僕もわからないなあ。どうなんだろう。
何でも聞いてくる人への対処法の鉄板は、自分もわからない、と真面目に言って聞き返すことです。
ここで「わからない」だけ言ってしまうと角が立ちそうな場合は、
えー、どうだろう。検討つかないなあ。あなたはどう思う?心当たりない?
と、ブーメランで聞き返してしまうのも手です。
あいてはあなたの頭脳を借りようとしていたところ不意打ちをくらうので、ここでこれ以上は聞いてこなくなる可能性が大きいです。
ただ、勘が鋭い人の場合は「この人は知っているはずなのに教えてくれない。意地悪だ!」と言い出す場合もあるので、関係性なども考慮するようにしてください。
対処法2.意図的に返答を遅らせるor無視する
あなたが明らかに知っていることを相手がわかっている際、あなたはさすがに「わからない」では逃げられらないですよね。。
そんな時に意外と効果があるのが、意図的に返信を遅らせることです。メールであれば3日から1週間は寝かせてください。なんならメールやチャットの場合は無視してもOKです。
何でもすぐに聞いてくる人は何しろ反射的に聞いてしまう癖がついているので、優先順位も緊急度も加味していません。こう言う人は誰に対しても同じように接しているため、とにかく仕事もできないことが多く、社内外の評判もよくないでしょう。そんな人にいちいち丁寧にタイムリーに反応しなくて良いのです。
本当に重要なことなら相手は再度あなたに聞いてくるでしょうから、そのときは
ああ、立て込んでて返答遅くなりました
とか言っておけばOKです。
これを繰り返すと相手の中の”こいつは使える”リストからあなたは徐々に外されていくでしょう。
対処法3.忙しいと言ってやんわり逃げる
対処法2にも繋がることなのですが、あなたが明らかに知っている事については分からないと言って逃げられないですよね。もしくは電話の場合も同様です。
そんな時は
すいませんが今本当にちょっと立て込んでいるので、後にしてもらっても良いですか?
と、あくまで低姿勢に出て、逃げましょう。
ただしここで「忙しいので自分でやってください」「忙しいので知りません」とストレートに言ってしまうと角が立ってしまうので、あくまでやんわりとぼかしてそのまま逃げる、と言うのがポイントです。
何でも聞いてくる人は、反射的にあなたを便利屋として使っているため、あなたに頼れないなと思わせないと永遠にあなたを便利屋扱いしてきます。
逃げるが勝ちとは言った物で、面倒な場面であなたにメリットがないのであれば、さっさと手を引いてしまったほうが良いのです。
何でも聞いてくるのが上司の場合は、転職を検討しよう
何でも聞いてくる人の撃退法を解説してきました。
ここで問題なのが、聞いてくるのが同僚ではなくあなたの上司である場合です。
詳しくは【有料級】実力があっても評価されない人が、評価される人になるために変えたこと【実話】の記事にもまとめているのですが、サラリーマンのあなたの最大の顧客は、上司です。上司に対してはあなたは100%服従する必要があります。どんなに仕事が忙しかろうが、上司が何か聞いてきたら全ての業務を止めてでも最優先で上司に答えるようにしてください。それがひいてはあなたの評価となり、給料や待遇に直結するからなのです。
それでも
上司に従わなきゃいけないのはわかってるけど、どうしても今の上司はソリが合わないからやっていけない。。。
上司がポンコツでクソ過ぎて、毎日毎朝憂鬱で仕方ない。。。
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