前回書いた記事が好評なので
【イギリス】メーガン氏のインタビューにみる海外の反応【アメリカ】
続編的に、
国際結婚の後悔を避ける方法として
気づいた点を書いてみようと思います!
【イギリス】メーガン氏のインタビューにみる海外の反応②【アメリカ】
メーガン氏が結婚を後悔しているようにも
見えませんが
家族とうまく行っていないことは明白ですよね。
結婚というのは、
紙切れ一枚の話ではありません。
離婚する時のことを考えればわかりやすいのですが
資産や人生の時間を共有し
双方の家族も含めて人生を共にするのが結婚です。
同じ国同士でも結婚はいろいろありますから
国際間となればそれなりの準備はしといたほうがいいよ、と
私は経験者として思うのです。
さて、どういうことか
みていきましょう。
そもそも、全ての結婚はギャンブルである
喜び2倍、リスクも2倍
結婚は、どんな結婚であっても
結局はギャンブルでしかありません。
たまたま、
健康で家族仲良く幸せに
暮らしている人もいるかもしれませんが
どこの家庭だって
なんかしらの問題を抱えているものです。
家族関係がこじれている、
子供の健康や学校関連で問題があった、
子供が引きこもりになった、
経済的に別れられない、
金銭面のストレス、
結婚当時は華やかに働いていたけど
家族がメンタルや体の病を抱えてしまった、など
特に40代以降のご家庭を見れば
どこの家族も何かしら問題を抱えているものです。
でも安心してください。
それで普通だし、人間ってそんなもんなんです。
結婚という制度が世界中に存在して
今この瞬間も婚姻届を出したり
結婚式をしている人がいるのですから
やはりそこには、
ギャンブルを超えて、
大きな意味があるということでしょう。
国際結婚が難しい理由
相手の個性なのか、文化なのか見極めが難しい
メーガン氏が、
皇室内で肌の色について言及があったと述べましたが
これは確かにアメリカでは今まさに超ホットで
タブーとされている会話です。
しかしこれは、所変われば背景が違います。
アメリカでは人種問題が
国の成り立ちから深く関わっているのですが
他の国ではアメリカとは様子が違うのです。
(アメリカ以外では差別をしていい、と
言っているわけではありません)
その場にいたわけではない庶民が妄想しても
生産性のない話ではありますが
それにしても、この件を通してみても
相手の個性なのか(クソ野郎が嫌味として差別したのか)
文化なのかの(相手の国では差別などではなく普通のこと)
見極めが難しいことを
示しているのではないでしょうか。
国際結婚した夫婦は
あらゆる場面で、
この見極めが難しいなあと私自身も思います。
文化の違いなら話し合えば理解しあえるかもしれませんが
個性の違いとすると相手の価値観は変えられません。
そして、文化とかではなく
単純に性格がクソ野郎のことだってありますが
これを相手の国の文化なんだと受け入れていると
ドツボにハマるのです。
人は教育で作られている
人への教育というのは、
その国によって大きく違うものです。
教育によって人は作られ、
人生の価値観を形成していきますから
これがあまりに違うと
蓋を開けてみたら人生観が全然合ってなかった、
ということも起こりかねません。
特にアメリカというのは極端な国で
よく言えば褒めて伸ばす教育、
悪く言えば落ちぶれるも伸びていくも野放しで
親の所得によって
子供が受けられる教育も変わってきてしまいます。
そして、何より
個人の自由と個人の尊厳が幼少期から叩き込まれる国です。
この教育の元育てば
結婚したからといって相手の家に染まることなんてしねえよ
となるのも無理はなかったのかもしれません。
個人の経験上は、
アメリカほど結婚した後も個人が強調されるのは
珍しいように感じます。
結婚に対する価値観がそもそも違うことも
メーガン氏の発言を聞いていると、
”結婚しても私は私”という、
この価値観が非常に強く表れていると思います。
しかしながら、
これはアメリカの価値観であって
他の国だったり、
特に皇室の価値観ではないことは
皇室を持つ国の人なら
誰もが子供の頃から
理解していることです。
そして、イギリス皇室に嫁ぐことの意味も
”言われてないからしなかった” ”サポートがなかった”
と言ってまともに勉強しなかったのですから
これもまた、アメリカの価値観ですね。
言われてないから知りません、という
アメリカンスタイルです。
しかしこれもまた、
アメリカでしか通用しない価値観でもあります。
メーガン氏はアメリカ人として
アメリカ人と結婚するなら問題ないものですが
国際結婚となると少々、難があったのではないでしょうか。
母国と、相手の国を学ぼう
歴史の本を読もう
国際結婚をするなら、
自分の母国と、
相手の国を学ぶといいんじゃないかな、と思います。
国を学ぶにはまずは歴史の本を読んでみましょう。
ネットやSNSでは勉強のうちに入りません。
日本史ならこの辺がいいかもしれません。
イギリスならこの辺ですね。
アメリカならこれがおすすめです。
相手の国を学ぶことは相手への敬意である
メーガン氏のインタビューを聞いていて
私が非常に違和感があったのが
「交際しているときも、私は夫のことを
ネットで探ったりしませんでした」
「大切なことは夫が教えてくれるからです」
「結婚前も夫が教えてくれましたが
それは少しのことで
皇室からのサポートはありませんでした」
という発言です。
これは言い訳の天才、
アメリカンらしい言葉ですが
エリザベス女王はきっと
嫁はイギリスの歴史の本くらい読んで勉強してくるだろうと
思っていたのではないでしょうか。
そして、
配偶者やパートナーから聞くだけというのは
見解に偏りがあったりもするので
やはり勉強不足、と言わざる終えません。
歴史というのは全てに影響しているものです。
歴史を知らずに相手の国を理解できませんし
歴史を知らずに結婚相手や家族を理解するのは難しいでしょう。
私自身、アメリカ人と結婚した後に
うまくいかないことが続いた時、
ふとアメリカの歴史を学び直したら
なんだか理解できたように思ったんですよね。
アメリカというのは日本にとって特に身近な国だからこそ
日本人のほとんどがアメリカについて
大きな勘違いをしているのです。
いろんな国際結婚で
こういったことが起こっているのではないでしょうか。
ちなみにその辺は
ここにまとめましたので
詳しくはこちらをご参照ください。
【国際結婚】アメリカ人男性との結婚で後悔しない方法【結婚6年目の日本人妻が語る】
【イギリス】メーガン氏のインタビューにみる海外の反応【アメリカ】
新聞を読もう
結婚相手が日本と国交があり、
それなりの規模の国の方であれば
手っ取り早いのは日本のものでいいので
新聞を読んでみてください。
新聞を毎日読んでいると
普遍的にいろんな国の情報や政治の動きを
追うことができます。
特に政治については
その国の縮図とも言えますから
相手の国の政治がどのような行動を取るのか
をみてみるのもいい勉強になると思います。
自分の価値観が絶対だと思うと続かない
どんな結婚でも同じですが
特に国際結婚では
自分の軸を大切に持ちながらも
相手の文化や個性を受け入れて
尊重することが必須になります。
そして、
自分の価値観が絶対的に正しい!と
思ってしまうと
続けることは困難になります。
メーガン氏をみていると
もちろん見えないところで
いろいろあったのでしょうが
アメリカのテレビ局を味方につけて
アメリカの考え方が正義だ、というような
姿勢を世界に発信してしまっているところを見ると
自分の考えを曲げたくなかったんだろうなあ、
と思ってしまいます。
そして、
そんな姿勢でいれば
受け入れる側のイギリス側も
良い気はしなくて当然でしょう。
誉め殺しで育てられているアメリカンは
他国と比べても
乱暴な言い方をすれば
忍耐力が弱く、自分の正義を貫く傾向があると
個人的には思います。
ここでも国際結婚の難しさが出てしまったのかもしれません。
まとめ:全ての結婚は難しく、美しい
メーガン氏騒動と国際結婚について
お話ししてきました。
結婚というのは、
どんなカップルにとっても
簡単なものではありません。
だからこそ
そこに実りがあるのかもしれません。
最後までお読みいただき
ありがとうございました!
コメント