外資系企業に転職して1ヶ月なんですけど
僕はよくわかっていなくても
周りの同僚が「えー!」と
驚いてることがあるんですけど
これって僕が英語を理解できてないんですかねえ?
はーい、ブログ主のAshです!
私は外資系企業で合計3社、
10年以上勤務していますが
外資系企業では日系企業では見かけない
ちょっと怖い英語フレーズがあるんです。
紹介していきますね!
外資系企業で”fired” ”lay off”という直球単語は使われない
日本人は外資系企業=解雇、のイメージが強くfiredという言葉が使われると思っている方もいますが外資系企業ではfired=解雇、lay off=整理解雇という言葉は使われません。
何かコンプライアンス上問題になるようなことをして懲戒解雇となったとしても、会社はあくまでhe/she left our companyとかいうだけです。
これが英語の本音と建前となるのですが、じゃあ会社の内部を読めるキーワードってないの?!と思うでしょう。
それでは細かくみていきます。
外資の組織変更は突然に。クビになったこともわかる、Effective immediately
日系企業では組織変更というと毎年4月や3月が多いですが、外資系企業は頻繁に組織変更を行います。
対する外資系企業は組織変更は四半期などを待たず、即実行されることが多いのです。
この時に使われるのが、effective immediatelyつまり、”即日有効とします”という表現です。
2023.8.15
Notice of organization change
I’m pleased to announce that Mr.Josh Smith has joined to our company as head of Sales and marketing. The assignment is effective immediately. Ms.Ashley Monk left to pursue other interests. Please welcome Mr.Smith!
2023年8月15日
組織変更のお知らせ
スミス ジョシュ氏が我が社に入社され、営業マーケティング部のヘッドとして就任しました。本日より組織変更は有効となります。前任のモンク アシュリー氏は別途キャリアを求めて辞任しています。スミス氏を暖かく迎えてください!
Effective immediatelyというフレーズが出てきた時に注視したいのは、ポジションが高いほど、なにか上層部でゴタゴタがあったことが予想される、ということです。
上層部で揉めていない場合、本当に円満な場合だけは、辞任の2ヶ月ほど前には組織変更や役員変更の連絡が流れることが多いです。
そんな中で即日有効とアナウンスするということは、下手するとクビになっている可能性も非常に高いです。
外資系企業の経営層がゴタゴタしているということは企業の経営が大きく変わる可能性もあるため、組織変更が頻繁に、しかもEffective immediatelyというフレーズを頻繁に目にするようになってきたら、会社があんまりうまくいっていない可能性を考えた方が良いでしょう。
お別れのフレーズ。endeavor、pursue her/his career
外資系企業で職位が高い場合は、社内のイントラやメールなど何らかの形で退職が公示されます
そこで頻発される英単語が
・endeavor
・pursue her/his career
です。
直訳すると「彼/彼女は(自分の)キャリアを追求するため弊社を去ることになりました」的な感じになります。
2023.8.15
Notice of organization change
I’m pleased to announce that Mr.Josh Smith has joined to our company as head of Sales and marketing. The assignment is effective immediately. Ms.Ashley Monk left to pursue other interests. Please welcome Mr.Smith!
2023年8月15日
組織変更のお知らせ
スミス ジョシュ氏が我が社に入社され、営業マーケティング部のヘッドとして就任しました。本日より組織変更は有効となります。前任のモンク アシュリー氏は別途キャリアを求めて辞任しています。スミス氏を暖かく迎えてください!
下々が辞める時は別に気にしなくていいワードなのですが役員や偉い人の退職の時にこの単語とともに退職連絡がアナウンスされたらちょっと注意が必要です。
endeavorやpursueというのは”会社が退職を迫ったのではなく彼らが自分の自由意志で彼らの人生のために会社を去ります”という意味が包括されています。
役員クラスがこの言葉とともにいきなり辞める場合は多くの場合で業績不良や経営陣との内輪揉めで追い出されているケースが多いです。
要するに、会社を追い出された役員の下で働いてきた一般職すらも、立場が危うくなる可能性がある、ということも考えておかねばなりません。新しく就任した新しい役員が訳のわからない戦略を言い出したら会社の方針についていけなくなる可能性があるからです。
経営が行き詰まっている会社が連呼しがち、bright future!
Notice of simplicity of organization
We are pleased to announce that Sales dept and Marketing Dept are now became S&M dept. Mr.Fish Smith is assigned as head of S&M dept. Mr.Cat Green, former head of Sales dept is leaving our company to pursue his carrier. I strongly believe that the organization change is for our bright future
CEO Ashley Monk
組織変更のお知らせ
営業部とマーケティングは、この度営業マーケティング部として統合されることとなりました。スミス氏が新しい事業部のヘッドとして就任します。営業部の元ヘッドであるグリーン氏は弊社を退任します。私は今回の組織変更が弊社の輝かしい未来につながるものと信じています。
CEO アシュリー モンク
上記からもわかるように、輝かしい未来のために!という英単語は概ね、会社が厳しい決断を下したときに使われます。
その中でも人員削減だったり、投資の凍結、という時に苦し紛れに結構使われます。
coptimization、eliminate inefficiencies最適化=コストカットしろ、という意味
外資系企業には必ずと言っていいほどCFO,つまり最高財務責任者という偉い人がおりまして、非常に厳しく会社の財務状況を監視管理しています。
CFOは実質的な社長くらいの権力を持っています。
そのため、少しでも会社に対して無駄金が発生しているとか景気が危ないのでコストを抑える必要があるときCFOはすぐに社長に打ち上げ社長からの鶴の一声で
・cost optimization 経費の最適化
・eliminate inefficiencies 非効率の排除
などと号令がかかり人員の見直しが入ったり無駄な経費をカットする、ということが立ち上がったりするのです。
外資系企業での仕事に通用する英会話なら、Bizmates ビズメイツ
オンライン英会話は乱立していますが、
講師の質があまり良くなかったりビジネスにおいては教材が簡単すぎたりと具体的なビジネスシーンを想定したオンライン英会話は少ないものでした。
そこでオススメしたいのが、
オンライン英会話 Bizmates(ビズメイツ)です。
数あるオンライン英会話の中でも
オンライン英会話 Bizmates(ビズメイツ)なら、
- ビジネス経験のある厳選されたプロの講師
- 日本人が陥りがちな点を踏まえた独自教材が豊富
- ビジネス特化型のオンライン英会話
- 短期集中も可能ー毎日25分、50分から選択できる
と言った点が非常に特徴的です。
オンライン英会話 Bizmates(ビズメイツ)は、
先生の質が他のフィリピン英会話と全く違います。
非常にプロフェッショナルで受け答えもビジネスの場にいる外国人と同じニュアンスで対応してくれます。
カジュアルに話す時の英語とビジネスの場で話す英語は別物ですのでプロフェッショナルとしての英語を体得したい方にはぴったりですね。
コメント