筆者は日系企業で7年半、外資系企業で10年、合計5社を全て正社員で経験しているTheサラリーマンです。
振り返れば、国内外で数千人と仕事で関わってきました。そんな中で、パワハラの場面は何度も出会したことがあり、筆者自身も熾烈なパワハラで体を壊した経験があります。
パワハラはする側が悪いのですが、実は、パワハラのターゲットにされやすい人が存在するのもまた、事実なのです。
あなたがパワハラのターゲットにされやすい人に当てはまっていないか確認していただくとともに、もし今、パワハラで苦しんでいるのであれば筆者の経験が助けになれば幸いです!
欧州系大企業でマネージャーのサラリーマン。
短大を卒業し、日系中小企業で7年半(1社)従事。ブラック安月給に耐えきれず、働きながら大学を卒業し学歴をグレードアップ、さらに外資系企業に転職を成功。現在外資系企業合計13年目を全て正社員で勤務中。瞬間風速的に日系大企業にいたこともあり。留学なし、オンライン英会話で、外資系企業で働ける英語力を身につける。
パワハラの定義とは?
パワハラという言葉が連呼される昨今ですが、厚生労働省によるパワハラの定義を確認してみましょう。
以下の1から3までの要素のいず れも満たすものを職場のパワーハラスメントの概念として整理
1.優越的な関係に 基づいて (優位性を 背景に) 行われること
2.業務の適正な 範囲を超えて 行われること
3.身体的若しくは 精神的な苦痛を 与えること、 又は就業環境を 害すること
https://www.mhlw.go.jp/content/11909500/000366276.pd
あなたが今苦しんでいる行為が、これらに該当するか、冷静に考えてみましょう。
弱そうに見えるor優しすぎる人
まず、サラリーマンが頭に叩き込んでおくべきは、人間も動物なので弱肉強食社会であるという現実です。平等や公平というのは目指すべきではありますが、人間なんて、そんなにできた生き物ではありません。
人間は相手と出会ったときに年齢・学歴・性別・見た目・性格などで無意識のうちに自分と相手の関係を上下でラベリングします。
・こいつは自分より上なのか下なのか。
・従うべき相手なのか、従わせる相手なのか。
こんなことを無意識に誰もが多かれ少なかれ、考えているわけです。
こいつ、色白くてひょろひょろだし、弱そうだな
あらこの子、何でも言うこと聞くのね
残念ですが、こう思われたら、試合終了です。
ハラスメントをする人は人間というより動物に近く、まるでネズミをいじめて楽しむ猫のように、こいつは自分より下だと思ったら相手を罵倒することを意識していようがいまいが、楽しみ始めてしまうからです。一度舐められたら人間は印象をひっくり返すのは極めて難しいものです。
まずは舐められないこと。こいつなら何言っても怒らないし反論しないし弱っちいな、と思わせないことが大切です。
そんなこと言ったって、、、私、言われたことは、断れないよ、、、、
怖いじゃん。。。嫌われたくないし。。。
と言う、言われると断れない、嫌われるのが怖い、、でも、断り方を知りたい!強くなりたい!と言う方におすすめなのが、こちらの本です。
この本を読めば、あなたもきっと、周りから一目置かれる存在になれるはずですよ。
仕事に落ち度がある
仕事は誰だってミスをしますし、失敗もします。それはあなたがチャレンジをしたから、仕事をした証拠であり、悪でも犯罪でもありません。
しかしながら、筆者自身も経験しましたが仕事の落ち度があれば、パワハラに対して自ら餌を与えてしまうようなものです。なぜならパワハラは、ほとんどの場合が仕事の落ち度についての行きすぎた指導が原因だからです。
仕事をミスせず落ち度もなく完璧にできるなら上司なんていらないだろうと思うでしょうか?正論ではそうです。筆者自身も、そう思っていました。
しかし、少なくともパワハラをするようなアホを許しているような職場では、あなたの弱みは極力見せてはいけないのです。
もしあなたが仕事の落ち度に対してハラスメントを受けているのであれば、感情面は無視してOKですが、仕事の質は上げるように工夫してみましょう。誰からも文句を言われないくらい仕事のスキルを磨くチャンスかもしれないのです。
クソ上司のパワハラに対して何くそ根性でスキルを身につけ実績を積んでいったら、忘れないうちに、職務経歴書に書くようにしましょう。
DODAエージェントサービスなどの転職サイトには職務経歴を記入するフォーマットがあり、簡単にいつでも登録して更新することができますよ。転職の面接では、必ずと言っていいほど
これまでの一番の失敗は?どう乗り越えましたか?
と聞かれます。
この時、あなたがいかに仕事を改善したかという実績を最大限にアピールすることができれば良いオファーをもらうことができ、パワハラ上司を見返すことができますよ!
相手のことを考えておらず、場の空気を掴めていない
先に解説した、仕事の落ち度と真逆の理論になりますが、実は誰がみても完璧に仕事をしていてもハラスメントを受ける人は存在します。
この人たちは、なんなら上司より成果をあげて目立ってしまったりするのですが、これでは上司の立場を脅かしてしまっていることになります。あなたの評価をする評価者を脅かしてしまったら、相手はあなたを追い出すことすら考え始めてしまうでしょう。
仕事で成果を上げるのは当たり前ですが、その見せ方には十分に注意をし工夫をしなければならないよ、ということを頭に入れておきましょう。
また、仕事の成果とは別に、意外なところでそもそも上司から嫉妬されていることだってあります。
- 上司より高学歴
- 上司より良い配偶者がいる
- 上司より経歴が華々しい
などなど、こんなくだらないことで人はいくらでも嫉妬し、嫉妬からハラスメントに走ることだってあるのです。
組織に所属する以上は、自分からの視点だけでなく他者から見た時に自分はどう見えているか?を冷静に考えて計算しながら振る舞うよう、心がけてみましょう。
パワハラに悩んでいたら、どうしたらいい?
会社のハラスメントに出会ってしまったら、相手との関係を変えるには
- 一対一で、対面でガチギレして勝負を挑む
- 周囲の前で大きな声で反論する
- 社内移動を願い出る
- 人事や労基署に駆け込む
- 裁判で闘う
ということが出来ることですが、どれもはっきり言って、現実的ではありません。
例えあなたがどんなに正しくて正義の戦いを挑んだとしても、闘いに勝ったとしても、会社からはあなたは”めんどくさい人”の各印を押されてしまうことは必須です。なぜなら、会社からすればあなたは何かあれば会社の看板を汚しかねない危険分子となってしまうからです。
じゃあどうするか?ですが、結論は転職することが最善と言えるでしょう。
これだけ厳しいご時世においてパワハラが許されている職場というのは、まともな会社ではありません。一人でもパワハラ管理職がいる、もしくは同僚がいる時点で、その会社の統制は取れていないのです。
常にDODAエージェントサービスなどに登録して職務経歴書と履歴書を最新に保っておき、JAC Recruitmentなどの転職エージェントと連絡を取り合っていつでも転職できるようにしておくこと。これがあなたの身を守る最善策となるのです。
転職サービスに登録するのは簡単です。15分もあれば登録はできますし、程なくしてすぐさまざまなエージェントから連絡が届くでしょう。
下記リンクから飛んでいただき、今すぐ登録して、パワハラ上司&ポンコツ企業からおさらばする準備を始めておきましょう!
DODAエージェントサービス JAC Recruitment
コメント