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【現役外資系社員】日本人と相性が良い外資系企業はどこの国【危険企業も】

外資系企業

外資系企業に興味があるけど、国によって文化が違うって本当

外資系企業に興味ある方は年々増加していますが、本国の違いによって、日本法人の特色も大きく異なることは実はあまり知られていません。

外資系企業3社、他社にも幅広い人脈を持つ筆者が、自らの経験を元に独断で日本人に合う外資系企業、合わない外資系企業を解説します!

ブログ主 Ashley
ブログ主 Ashley

欧州系大企業でマネージャーのサラリーマン。

短大を卒業し、日系中小企業で7年半(1社)従事。ブラック安月給に耐えきれず、働きながら大学を卒業学歴をグレードアップ、さらに外資系企業に転職を成功。現在外資系企業合計13年目(3社)を全て正社員で勤務中。瞬間風速的に日系大企業にいたこともあり。留学なし、オンライン英会話で、外資系企業で働ける英語力を身につける。

 



日本人と相性が良い外資系企業① アメリカ企業

外資系企業でダントツで多い、米系企業

外資系企業=アメリカ企業、とイメージする方も多いと思います。実際、アメリカ企業はアマゾンをはじめとして採用数も非常に多く、日系企業との合弁や、日本で長く実績を積んでいる企業もあり日本に深く根付いていると言えるでしょう。

アメリカ企業は経営方針が明確で、求める人物像が明確であることが特徴です。

加えて日本人には馴染み深いアメリカ英語が主流であることや、特に若手や女性にとっては実力さえあれば機会が中年男性と同様に与えられますので、働きやすいと感じる方が多いです。

米系企業といえば解雇のイメージも強いものの、日本ではアメリカ本国のように即日解雇することはできません。よほど上司との間で揉め事を起こさなければ、きちんと働いていれば問題がないことがほとんどです。

一方で、企業によってはあらかじめ入社の時点で「成績不良が3年続いた場合は割り増し退職金を条件に退職対象となる」と言うような契約になっている企業もあるほど、結果を明確に求められる傾向があると言えるでしょう。

 

日本人と相性が良い外資系企業② ドイツ企業

GDPでも話題のドイツ

GDPが日本を抜いたことでも話題になった、ドイツ。

日本人にとってはあまり馴染みがないかもしれませんが、高い技術力で圧倒的なブランド力と収益を持つのがドイツ企業の特徴です。メルセデスベンツやBMW,ルフトハンザなど、誰もが知っているような企業も実は多くがドイツ企業です。

ドイツ人は日本人と気質が似ていると言われており、筆者も長年ドイツ企業でドイツ人と仕事をしましたが、約束を守る、期日を守る、説明が論理的で堅実な国民性は日本人と仕事する上でも非常に親しみやしく信頼ができるものでした。

海外の方と仕事をする時によくあることですが、出来ると言ったのにやっていなかった。そのために日本の顧客とトラブルになった。ということが、ドイツ人との間ではあまり起きないことはストレスが少なく済むと言えるでしょう。

日本では製造業を中心に多くのドイツ企業が進出しており、日本人の若いエンジニアが日系企業からドイツ企業に移籍するトレンドがここ10年ほどですっかり定着したとも言えます。

ドイツ企業は日系企業のように人を大切にする傾向があり、滅多なことではリストラをおこなうことはなく、研修にも投資をしてくれる企業があります。

さらに、企業にもよりますが、産休育休や有給取得が比較的自由なのもドイツ企業の魅力です。筆者はドイツ企業に所属していた時、毎年2週間の休暇をいただいて海外旅行に行っていました。ワークライフバランスを確保しながら長くキャリアを築いていきたい人にはおすすめです。

 

日本人と相性が悪い外資系企業① 南欧企業

メンタルやられる日本人が続出する南欧企業

日本人と相性が悪い外資系企業といえば、なんといっても南欧企業です。

例えばフランスやイタリア。夏休みが1か月あるとか、時間にルーズで言いたいことはズケズケ言ってくる、とにかく話が長くて日本人の意見を聞こうともしない、など真面目でおとなしい日本人と南欧企業はとにかく文化が全く合いません。どちらが悪いとかではなく、文化の違いなのです。

日本法人は日本のお客様のために存在しますが、南欧企業は日本のお客様に合わせることはまず、ありません。

つまりお客様が大激怒していようと休みに入ってしまったり、逆ギレして日本法人に罪をなすりつけることすら普通にあるのです。

筆者も最もストレスが溜まったのはイタリア企業との取引で、プロジェクトの日程は全く作ってこないし、イタリア企業側の遅れが原因なのに日本のせいにしてきたり、毎回何度注意しても会議には10-30分遅れてくることも当たり前。日系企業のお客様が求める品質も考慮してくれないため、ストレスは尋常ではありませんでした。

 

日本人と相性が悪い外資系企業② 中華系企業

中国人のためにある中華系企業

実は中国企業は日本で最も多く存在している外資系企業です。

近年経済力が著しく成長したこともあり、もともと欧州企業や日系企業だったけれど中国企業に買収された、と言う企業も多いでしょう。

中華系企業ですが、基本的には日本に住む中国人の方であれば本国とも連携をとって働きやすいものの、一般的な日本人にとっては文化やマナーも全く異なるため、相性が悪いと言うか文化の面でストレスが高くなる傾向があります。

中国本国は競争が熾烈だけれど、日本の大学に留学してそのまま日本で就職して日本に住みたい。。という中国の方のためにある、とも言えるのが中華系企業日本法人なのです。

また、将来的に米国企業で働きたい!と思っている方にとってはセキュリティの面で中華系企業でのキャリアは嫌厭され不利になる、という裏事情もあるとか、ないとか。。

 

自分に合う外資系企業はリクルーターに相談してみよう

日本人と相性が良い外資系企業、日本人と相性が悪い外資系企業について筆者の経験をもとにまとめてきました。しかし、あなたにとって本当に合う企業は、職種にもより全く異なる可能性もあります。

そんな時頼りになるのが、外資転職に強い!en worldなどのリクルーターです。特に外資転職に強い!en worldには外国人のリクルーターも多くいるため、外資系企業の内情を詳しく調査してくれることもできます。

相談は完全無料ですから、まずは気軽に登録して面談をしてみましょう。

 

コメント

  1. N より:

    はじめまして。
    私も独学で英語を勉強したり外資に行ったりしたので非常に共感しました。
    Ashleyさんは一社目が「事務職」という括りでも、実質は技術職だったから理系に行けたのでしょうか。
    専門性のあるジョブチェンジまでのストーリーがとても気になったので、差し支えなければ現在何系の職種か教えいただきたいですm(_ _)m

    • Ashley より:

      はじめまして!コメントありがとうございます。私は文系の短大を出た後、新卒配属ガチャで、メーカーの生産管理(工場勤務)に配属されました。枠としては文系なのですが、実際は図面を読んだりエンジニアと会話したりシステムやら計画は毎日計算ばかりで理系の仕事という感じでした。そこから英語を身につけて、グローバルの企画職に上流を辿っていった感じです。高学歴だったりMBAを持っているような方と違い私はゴリゴリの低スペック出身なので、やれと言われたことをやって、少しずつ地道に自分で手を伸ばしてできることを増やしていった感じです。

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