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【検証】日本の英語はここがダメ【日英政府のHPを考察して見た結果】

TOEIC

日本人や、

日本の看板などの英語が酷いというのは

日本人の間でもよく自虐的に言われることがあります。

 

そこで筆者は

コロナの情報について

日本と英国の政府のHPを比較して

日本の英語がなぜダメなのか

日本政府のHPから解説して見たいと思います!

 



【検証】日本の英語はここがダメ【日英政府のHPを考察して見た結果】

日本の英語が下手くそだというのは

発音が下手

文法が間違っている、

などなど

いろんな観点があります。

 

しかし、

実は英語自体よりも深刻なのは

日本語脳で英語を使ってしまっていることなのです。

この場合、

どんなに発音が綺麗でも

文法が正しくても

「で、何言いたいの?」が

外国人には正しく伝わらない可能性があります。

 

さて、

英国と日本のHPを比較しながらどういうことか見て見ましょう!

 https://coronavirus.data.gov.uk

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00079.html

UK政府のホームページ

一目瞭然の現状

HPのトップには

新規患者数、

ワクチン接種数など

一眼で状況がわかるようになっています。

 

ここでのポイントは、

多国籍の方が集まる場面では

まずはごちゃごちゃ言わずに

数字で規模感を伝える、ということです。

 

2点目のポイントとして、

日本人は都合が悪いことは隠そうとしたり

揉み消そうとしますが

欧米はまずいことはさっさと明らかにして

片付ける傾向があります。

 

真実を隠さず明らかにする。

明らかにした上で具体的に策を取っていく。

これが欧米とアジアの大きな違いと言えるでしょう。

 

日本は検査数を絞っていることは

国民も疑いを持つほどで

真実が結局はわからない状況ですが

UKでは街角に公衆電話BOXのような

コロナの検査施設があったり

民間のコロナ検査キットも

政府のお墨付きのものがたくさんあります。

 

ちなみにこの動きは

ビジネスでも似ています。

 

日本人経営者によって経営が傾いた後に

外国人経営者が入ってきて速攻悪事が洗い出される、

というのはこんな文化の違いもあるかと思います。

(もちろん、案件にもよりますが、、、)

 

最新更新もすぐわかる

コロナの状況は日々変化しているため

最新の情報を掴むことも非常に重要ですが

左側のWhat’s newからすぐ飛べるようになっていますね。

 

多国籍の人が集まる場で使うべき英語のお手本がここにある

UK政府のHPの注目すべきは

ワクチン導入から国民の行動制限の緩和について

政府がバチッと計画表を作成しており

・いつから

・何が

・どう変わるのか

について、

明確に書いてあるところかと思います。

さらに、

症状を感じた場合の行動も非常にわかりやすくまとめられています。

 

さて、みていきましょう。

 https://www.gov.uk/coronavirus

さまざまな行動について

明確な目次があり、

さらに行動制限緩和のロードマップを見てみれば

いつから何をして良いのかが

端的に明確に書いてあります。

また、

コロナの症状を感じたらどこに連絡すれば良いのかも

明確に書いてありますね。

ここでのポイントは、

・文をシンプルにして必要な情報をわかりやすくする

・難しい単語や文法を使わない

・具体的に明記する

・どうとでも受け取れる曖昧な書き方をしない

この原則があることです。

 

この原則は政府だけに限らず

多国籍なビジネス環境でも大いに参考になるものです。

 

日本人は”ネイティブの英語”が大好きですが

特定地域や特定の国の人だけがいる環境ではないのであれば

誰もが誤解なく理解できる英語を使うことこそが重要なのです。

この視点から見ると

UK政府のHPはコロナに限らず

全般的に非常に参考になるかと思います。

 

日本政府のホームページはダメな資料の見本市?!

Google検索してみると。。。

”Japan COVID”でググってみても、

Japan Timesやら

Japan Travelやら

NHKやらが上位に上がってきていて

UKのように明らかにわかるような、

“Japan gov”みたいな、

一眼見てこれが日本政府の公式情報だな

とわかるものが出てこないのです。

 

筆者は日本人で

毎日日本語で新聞を読んでいるから

厚生労働省のHPに行けばいいと知っていますが

どれが日本の公式情報なのか

外国の方がたどり着くのは

この時点で、すでに無理ゲーです。

 

おい政府、何やってるんだ

 



必要な情報にたどり着けないHP

気を取り直して、

厚生労働省のHPに行ってみましょう。

 

英語に切り替えてみてみると

トップ画面はこのようになっています。

UKのHPと比べると、

いきなり????感が強くないでしょうか。

 

ググって探しにきた人は、

おそらくどんな場面で感染リスクが高いかなんて

他の国の英語情報などからもわかっているはずです。

知りたいのは、

日本で何をして良くて何がダメなのか

ワクチンの工程はどうなっているのか

なはずです。

 

さて、気を取り直して

ちょっとスクロールダウンすると。。。

それっぽい情報がありそうに見えますが

これでは結局のところ

・日本の感染状況

・行動制限

・症状を感じたらどこに連絡すれば良いのか

これについて一々、

開いて探しにいかないとわかりませんよね。

 

時間もかかるし、

探しに行く途中で気持ちが折れて

嫌になる確率も高いのではないでしょうか。

  

特に行動制限については

さっぱりわかりません

 

Declaring and lifting a state of emergencyを

みてみると

UK政府のロードマップと比較すると

この資料のダメダメ感がよくわかりますが

日本の厚生労働省のHPは

「2020年に色々会議をやったよ」というのはわかります。

 

しかしこれでは

「だから、結局、なんなの???」というところが

わかりません。

 

日本人の私が

情報を一定量持って見に行っても

わからないのです。

 

これでは外国人にしてみたら

意味不明です。

 

おい政府、何やってるんだ

 

まとめ:日英政府のHP比較の結果

日本と英国の政府のHPを比較検証して見ました。

同じ英語という言語を使っていても、

伝え方や資料の作り方の違いの差が際立っていることが

わかるかと思います。

 

英国は世界中からビジネスマンや移民が集まりますから

さまざまなバックグラウンドがある人が集まっても

間違いなく誤解ない情報を取れることについて

非常に気を遣っていることが読み取れたかと思います。

 

日本は今後ますます、世界から人に来てもらわねばなりませんが

英語での情報発信については課題が山積みかもしれませんね。

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