日本人が外国人と話すとき、無意識に失礼な話をして相手を怒らせていることがあります。
本日は、国際経験がそれなりにある筆者が日本人がやらかしがちな、欧米生まれ育ちの方と会話するときに気をつけたいタブーなトピックについて実体験をもとに解説します!
日本のFラン短大を卒業し、日系中小企業で7年従事。ブラック安月給に耐えきれず、働きながら大学を卒業し学歴をグレードアップ、さらに外資系企業に転職を成功。外資系企業合計13年を全て正社員で経た後、アメリカに家族で引っ越し、アメリカ現地採用でいきなりマネージャーにて、アメリカ人の部下を持ちながら勤務中。留学しないで身につけた英語勉強法は必見?!
タブー1. 容姿について言及する
特に欧米では、人種関係なく、容姿について言及することはタブーofタブーです。
これを理解していない日本人は、外国人に向かって
足が長いね
鼻が高いね
髪の毛がカールだね
肌は日焼けしてるの?
スタイルがいいね
あれ、ちょっと太った?
痩せた方がいいんじゃない?健康に悪いよ
顔の掘りが深くてかっこいいね
なんて言い放ってしまうのですが、全部、アウトです。
親子間でも友人でも親戚でも職場でも、絶対に言ってはいけません。特に職場でうっかり言おうものなら、最悪HRに呼び出されて首になるかもしれません。
特にアメリカについてはあらゆる差別が厳格に禁じられている国でもあるため、数年前に元アメリカ大統領のトランプ氏が、フランスのファーストレディに向かって「鍛えてますね!お美しい!」と言っただけでも炎上したくらいです。
ただし、相手を褒めたいときに限っては、言い方によってはOKな場合もあります。
例えば
”You look beautiful!”
”You look fabulous!”
「うわあ、あなた綺麗ね!(全体感を褒める)」
”Your skin/hair is amazing. What is your beauty secret?”
「お肌・髪が綺麗ですね。何か特別なお手入れをされているんですか?」
このくらいならOKです。
ちなみにこの容姿については、アジアは結構緩いものです。
例えば中国人は普通に思ったことをそのまま言ってきますが、これは彼らの文化では普通だからです。
しかし、自分の英語や国際感覚に自信がないうちは、
他人の見た目には良いことも悪いことも一歳、触れない!!!というのが安全ですね。
タブー2. 「芸能人の、誰々に似てるね」と言う
日本人は誰かのことを褒めるつもりで「芸能人の〇〇に似てるね!」と、しょっちゅう、言います。日本人同士では珍しくない会話ですから、特に違和感もないでしょう。
しかしこれ、特に欧米人からは非常に不快感を持たれるフレーズなのです。
例えば、
- 白人に向かって「ブラッド・ピットに似てますね」
- 黒人に向かって「カニエ・ウェストに似てますね」
- 中東系の方に向かって「DJキャレドに似てますね」
- イタリア人に向かって「ジローラモに似てますね」
全部、アウトです。「似ててかっこいいね」と言っても、アウトです。
これはタブーというか、単純に、失礼なのです。
加えて、友達同士の間で「あいつって〇〇に似てると思わない?」とか言うのも「は?」と、相手には困惑されてしまうでしょう。
これがなぜ嫌悪感を持たれるかというと、欧米では個人として一人一人が尊重されるという考え方が一般的だからです。
要するに「私は私であって他の誰でもないのに何で他人と一緒にされるの?」という理論になります。例え絶世の美女美男に似てるねと言われても、嬉しくも何ともないのです。
さらに言えば、日本人からすれば白人のイケメン=全員ブラッド・ピットに見えるかもしれません。これは相手からすれば人種でテンプレ決めつけられているようで、不快でしかないわけです。
ちなみにこの言い方、これもアジアではちょっと様子が違ってきます。しかしこれもまた、国際感覚やその場の空気がわからないなら、一切言わないことが安全です。
タブー3. 英語のアクセントについて言及する
これも日本人は超危険なのですが、日本人同士であれば「君は日本語英語だねえ」とか相手をディスっても怒られないかもしれませんが、実は相手の英語についてディスるのは、超、タブーです。
例えば
「君のアクセントは強いね」
「君の国の英語は分かりにくいね」
などと言ってしまうと、ともすれば差別とも取られかねません。
英語は確かにきちんとした発音、フラットなアクセントで話すことが最も親切ではあるのですが、グローバル化が進んでいる現在では、特に英語のアクセントについては個性やアイデンティティとしてみられるのです。これ故に、多国籍な従業員が働く企業では、誰かの英語をバカにするのは会社として禁止している企業もあるほどです。
日本人ほど他人の英語をディスる民族も珍しいものです。日本人同士であっても、そして外国人に対しても、重々気をつけていきましょう!
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もしかしたら、あなたが無意識にしていた英会話が、外国人にとっては超失礼だったかもしれません。
大人であれば、もしあなたがヘラヘラしながら失礼なことをうっかり口にしたとしても、笑って流してくれますから、指摘されることもないでしょう。このままいくと、一生、あなたは失礼なままです。
英語がある程度話せると思っていても、国際人としては、予選落ちかもしれません。
そして、ある日突然、ブチギレられてしまったり、
あなたの発言が国際感覚から遅れていることが原因で、
仕事の場でも裏で「あいつはちょっとな、、」と言われて昇進が遅れているかもしれませんよ。
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