本ブログ記事内には、Googleによる広告表示、またアフィリエイトによる広告・PRが含まれます。

【外資系企業】ジョブ型雇用では”何が出来るか”が大事

外資系企業

外資系企業、特に現地法人の場合は

多くが他社から移ってきた

いわゆる中途採用社員が大半を占めます。

そこで日本企業から移ってきた方、

特に40歳以上でたまに見るのが

「私は〇〇で働いていました!」と

会社名を前面に押し出してくるパターンです。

 

日系企業で働く日本人同士であれば

何の変哲もない挨拶ですが

外資系企業でこのようなアピールをしてしまうと

あーこの人使えねえな」と

出会って3秒で思われかねません。

さて、どういうことなのか見ていきましょう!



【外資系企業】ジョブ型雇用では”何が出来るか”が大事

ジョブ型雇用では「お前は何者だ?」と問われる

外資系企業では基本的にジョブ型雇用となり

職種に対して能力を持つ人を最低限のみ採用することが通常です。

このため、

新卒で入る時を除けば

年齢が上がるごとに

何をやってきて、何が出来るのかという、

実績とスキルがめちゃくちゃ重要になってくるのです。

 

部署によってはアメリカのアイビーリーグで固めるとか

国によってはその国のトップ大学を好む、なんてことも

稀にはありますが

それでも何より大事なのは

どの会社で働いていたのか、ではなく

何をやってきたのか

なのです。

 

日系企業の罠

日本ではまだまだ、

大卒一括採用に加えて

職務を限定せず様々な仕事を経験させる

メンバーシップ型が主流です。

こうなると最大の問題が

スキルと実績が積みにくいことなのです。

特に日系大企業で働いていた場合は

これが致命的な場合があります。

なぜなら

一つの仕事に関わる人が多くプロセスも長いため

自分の力で成し遂げた実績を証明することが難しいからです。

これにより、

40歳くらいまで同じ日系企業にいた方が

外資に流れ着いて来た時に言ってしまうのが

〇〇(会社名)出身です!」ということなのです。

日系企業は研修も手厚く

社会人として基礎を学ぶには最高なのですが

あまり長く同じ企業に在籍すると

年齢を重ねたときに転職で苦労するかもしれません。

 

外資系企業ではどんな会話をするか

外資系企業を渡り歩いてきた人は挨拶した時に

会社名を言ったとしても

続けて

「職種はこれで、

こんなプロジェクトをやってました」とか

「顧客はここを担当していました」とか

自分は何が出来るのか?を端的に話して

相手に興味を持ってもらおうとする方が多いと思います。

 

外資系企業は誰もが常日頃から転職を意識しているので

いかに繋がりからチャンスを手にできるのか?と考えています。

そのため、

短い時間でも人脈を積極的に売り込み、

人脈を作ることに対して積極的になるのです。

 

日本人は”ラベル”が好き

日本人や一部アジアでは、

ラベルが好きな人が多いなーと思います。

ラベルというのは、

例えば

・会社名

・大学名

・資格名

・ブランド物

といったものは日本の国内では有効でも

外資系企業で様々な国の人や

同じ日本人でも様々な経歴を持った人と働くため

ぶっちゃけ、直接的には役に立つ物ではありません

いくら資格を自慢しても実務ができなければ意味がないですし

大学名を自慢しても

外資系企業には世界のトップ大学出身者がいます。

 

組織から個人へ意識を変えよう

日本社会で生まれ育ち、

日本企業で働いている場合、

所属している組織、学校、会社が自分の価値だと

錯覚してしまいがちです。

これはアジアでも強い価値観だなと思いますが

今後は日本でも個人に目が向いていく流れは止まらないでしょう。

 

日本を出たら、あくまで、

あなた個人がどんな人であるのか

周りは知りたいのです。

外資系企業で働くのであれば

良い意味でワガママに

肩書きより自分個人に目を向けて

自分がどういう人間なのかを

意識して行けるといいかもしれませんね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

本ブログ記事内には、Googleによる広告表示、またアフィリエイトによる広告・PRが含まれます。
タイトルとURLをコピーしました