海外に住んでみたいけど、日本人ってどこの国に移住している人が多いの?
こんなふうに思った方は多いのではないのでしょうか。
そこで本日は外務省のデータを考察し、
- 在外日本人の人数
- 在外日本人移住先 国別トップ10
- 在外日本人移住先 都市別トップ10
- 海外移住する方法
について、まとめていきたいと思います!
欧州系大企業でマネージャーのサラリーマン。
短大を卒業し、日系中小企業で7年半(1社)従事。ブラック安月給に耐えきれず、働きながら大学を卒業し学歴をグレードアップ、さらに外資系企業に転職を成功。現在外資系企業合計13年目を全て正社員で勤務中。瞬間風速的に日系大企業にいたこともあり。留学なし、オンライン英会話で、外資系企業で働ける英語力を身につける。
■この記事を読んだ方には、こちらもおすすめです■
【体験談】海外生活後、老後に日本に帰国するとどうなるのか解説する【出稼ぎJAPAN】
【海外は危険?】アメリカvsヨーロッパvs日本の治安をデータで考察してみた【日本は安全?】
2021年:海外に住む日本人は何人いる?
令和3年(2021年)10月1日現在の推計で、わが国の領土外に在留する邦人(日本人)の総数は、134万4,900人で、前年より 1万2,824人(約0.9%)の減少となり、引き続き新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響を受けた結果となりました。
このうち、「長期滞在者」は80万7,238人(同2万678人(約2.5%)の減少)で在留邦人全体の約60.0%を占め、「永住者」は53万7,662人(同7,854人(約1.5%)の増加)となっています。
引用元:外務省 https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/tokei/hojin/index.html
日本国籍の日本在住者が1億2,000万人ほどと考えると、海外に住んでいるのは0.1%と、激レアさんと言えますね。
日本人の移住先ランキング・国別トップ10位
外務省のデータによると、海外に住んでいる日本人の国別トップ10は以下の通りです。
過去5年間の日本人の海外移住先ランキング上位10カ国を抜粋してみると、国のランキングはほぼ変わりがありません。
海外に住んでいる日本人の国別 比率内訳
トップ10位の国がわかったところで、内訳の比率を見るため、円グラフにしてみましょう。
■海外に住んでいる日本人の国別 比率内訳■
こちらを見ると分かる通り、在外日本人の実に42%がアメリカに住んでいることがわかります。
アメリカに住むのは難しい。。。とは言われるものの、実際はアメリカには非常に多くの日本人が住んでいるということですね。
人口もグラフにしてみましょう。
海外に住んでいる日本人のうち、ぶっちぎりでアメリカにいる日本人が多いことがわかりますね。
日本人の移住先ランキング・都市別トップ10
外務省のデータによると、海外に住んでいる日本人の都市別トップ10は以下の通りです。
国別トップ10と都市別トップ10を比較すると、2位以下は、結構順位に差があることがわかりますね。
海外に住んでいる日本人の都市別 比率内訳
海外に住んでいる日本人の都市別 比率内訳
都市別の内訳で見ると、海外に住んでいる日本人はアメリカのロサンゼルスとバンコクがほぼ同率で1位になっていることがわかります。
人口でグラフにしてみましょう。
在外日本人の中でも、アメリカのロサンゼルスに住んでいる日本人がずば抜けて多い、ということがわかりますよね。
英語圏で比較しても、
ロサンゼルス:67,107人
ロンドン:32,371名
ロンドンの倍、ロサンゼルスには日本人が住んでいるということになります。
ちなみにロサンゼルスの人口は約400万人ですので、単純計算だと人口の0.1%が日本人ということになりますね。
海外移住、何から始める?自分にもできる?
海外移住している日本人が平成から令和で2.5倍も増えていることがわかったところで、
自分も1回くらい、海外に住んでみたい!!!
と、思いますよね。
海外移住はビザの問題があるわけですが、大きく分けて下記の方法があります。
悲報:結婚で海外移住はまず諦めろ
海外移住といったら婚姻が一番簡単じゃないの?
と、思う方もいるかもしれませんが、婚姻には落とし穴があります。
そもそも人と人とのご縁ですから、相手が見つからなければ終了です。さらに、婚姻はお互いの国に住むビザや永住権を申請する権利を得られるだけで、実際に申請がきちんと認められビザが降りるかは確約されていないからです。
近年は特にアメリカやイギリスはたとえ正当な結婚で年数が経っていて子供までいたとしても簡単には居住の許可はおりません。
海外移住狙いで国際結婚を狙うというのは不確実性が高すぎるので、まず選択肢から外すべきです。
もしもご縁があって、無事にビザが降りたら、それはあなたは相手とも相手の国とも相思相愛ということですね。
海外移住、まずは留学or日系企業駐在員を狙え
最も確実に海外移住できるのが、留学やワーキングホリデーです。
学生として行くためビザが出ること、そしてエージェントも多く費用や期間もあらかじめ目処がつくので非常にハードルが低いと言えるでしょう。
また、キャリアも積みながら海外に住みたい!!という方は、日系企業の海外駐在員を狙うというのが最もおすすめの方法となります。
なぜなら、企業の手厚いサポートのもと海外に住めるため、住居や保険など全く不安がなく、同じ会社の同僚に助けてもらうことができるからです。
日系企業の駐在員を狙うなら、おすすめは、中小日系企業のメーカーです。
金融や大企業は海外人材が豊富なので狭き門となりますが、中小企業メーカーは常に駐在員不足なので、即戦力として行ける可能性が非常に高いです。
まずはオンライン英会話で語学力を磨きつつ、転職エージェントに登録して、海外駐在に行ける会社を探してもらえば、海外駐在員になることは可能です。
オンライン英会話なら無料体験! ワンランク上のビジネス英語ならBizmates(ビズメイツ) がおすすめです。 海外駐在員を探す企業が多く使用している転職サイトといえば、転職成功の秘訣は【非公開求人】にあった!/DODAエージェントサービスです。ここには真っ先に登録しましょう。 さらに、語学力を生かした高収入なハイクラス転職ならJAC Recruitmentが鉄板ですね。夢の海外移住も、先代の日本人の方が道を切り開いてくださっているおかげで、どんどん身近になってきています。まずは行動を起こしてみましょう!
■この記事を読んだ方には、こちらもおすすめです■
【体験談】海外生活後、老後に日本に帰国するとどうなるのか解説する【出稼ぎJAPAN】
コメント