いつも嫌な感じだったD太郎が
また、ムカつくメールを送ってきたんだけど!
ほんと、ありえない!
えーそうなんだ!
彼、言い返さない人に対して
舐めてくるらしいよ。
鉄は熱いうちに打てというし、
すぐ、バシッと言い返したら?
そんなような気がしてたけど
今回は許せない!
ここは言い返してみる!怒
はーい、ブログ主のAshです!
ムカつくメールが来た時
つい、すぐに物申したくなりますよね。
でもちょっと待ってください!
その一言で
あなたの部が悪くなってしまう可能性も高いですよ。
一緒に考えてみましょう!
結論:ビジネスは、切れたら負けです
余裕がない世の中になってきて言葉が刺々しかったり無礼な人も増えてきました。そんな時、ついカッとなってすぐ反射的に言い返したくなりますよね。
しかし、世の中には怒りによって人生を大損している人が少なくありません。
例えば、車の煽り運転や、混雑した朝の電車で肩が触れただけで一発触発になり殴り合うサラリーマン、行き違いに逆上して大事件を起こす凶悪犯など大なり小なりありますがこれらはいずれも一時の怒りの感情に任せたことで自らの身を滅ぼしてしまっているのです。
実は、ビジネスも同じです。
その場で反射的に感情的に行動すると一度起こしてしまったことは、取り消しができないのです。相手が無礼な時こそこちらは優雅な手段で戦略的に対応してやる!と意識しておくことが大切です。
ムカつくメールには、時間を空けて、対応しよう
スピード命!即レスポンスで、大喧嘩に発展してしまった筆者
筆者も以前は仕事はスピードが命!と思っていたのでメールには基本、即レスを心がけていました。メールに即レスしない人は仕事ができないなあ、なんて思っていた物です。
そんなある日、チームの同僚から信じがたい無礼なメールが飛んできたためあまりに頭にきてCcに上司を入れて、理論整然と相手の落ち度を指摘し、こちらの要求事項を伝えたら相手から猛攻撃を喰らったのです。
上司をなんで急にCcに入れるんだよ!あなたのことは信用できない!
だって、あなたに何度もお願いしたけど協力してくれなかったから。別に上司が入ってたって、問題なくなーい?w
はあ?!あんた、なんなんだよ!
こうなってくると、お互い引くに引けなくなり、収拾がつかない、地獄の有様です。
私は相手があまりに感情的に噛み付いてくるため危険を感じ、上司に話を持っていき上司に仲裁をお願いをしました。上司は嫌な顔せずすぐ対応してくれましたが私は心の中で猛反省していました。
上司というのは、当たり前ですが、問題を起こす部下のことが好きではありません。つまり、筆者が怒りに任せて反射的にすぐ対応したことで私に対しても減点が発生してしまったのです。
筆者が2、3日時間を意図的に置いて、クールダウンした対応を取れば上司も、相手も、無駄な時間や無駄な感情を使わなくて済んだはず、、、
後悔先に立たずとは、よく言った物です。
戦略的に、選択的に、あえて少し時間を開けるメリット
ビジネスの世界はスピードは非常に大切です。ツールはどんどん便利になってメール以外もチャットもあったり一寸たりとも待ってもらえない空気がそこにはあります。
しかし、ちょっと感情的になってしまうようなそんなメールを受け取ったら状況にもよりますが出来ることなら、
しかし、イラっとするムカつくメールを受け取ったなら、今この瞬間に行動しないと人命に関わる、という仕事をしている人でもないなら多少遅れたって構いませんから返信には意図的に時間を空けましょう!!!
一度席を立ってコーヒー休憩して30分間空けてから返信するとか、出来るなら一晩、一週末あけて返信するとか時間を開けてみて欲しいのです。
人間、カッとなるときはストレスが自分に溜まっていたり疲れていたり呼吸が浅くなっていることも多い物です。 ここで一旦、戦略的に仕事のスピードを落とすとリズムを変え、流れを一旦切ることができるのです。
メールで被害妄想?! ここぞというときの、電話の威力
ドキドキするかもしれませんがちょっと嫌な空気を感じたら筆者はメールではなくあえて電話でさっと話してしまう、という対応をするようにしています。
これがなぜかというと、
①コニュニケーションの勘違いを解決できる
②相手と直接話せる
③もし引き続き揉めてもメールの文面に残らないので不利にならない
というメリットがあるからです。
勝手に勘違い、勝手にムカついていた筆者
日本人がやってしまいがちな事なのですが相手は悪意があった訳ではないのに受け手側が必要以上に文面を受け取ってしまい話がこじれてしまうケースです。
筆者も、特にさまざまな国の出身の方がいるビジネスの場で働き出した時は相手の英語がキツく見えたり主張が傲慢に見えてつい、カッとなってしまったことが数え切れないほどありました。
しかし、こんな時こそ、メールではなく電話して本人と直接話すということが大きな力を発揮するのです。
文というのはどうしても行き違いを生みやすい物です。
ドキドキしながら電話してみたらノリノリなテンションで全然問題なかった、なんてこともしょっちゅうあった物です。
自分の感情をマネジメントする発想を持とう
出来るビジネスマンは、感情のマネジメントも上手です。
喜びは大袈裟に出し、悪いときもメンタルを一定に保ち怒りは本当に本当に必要な時の最後の切り札として戦略的に、意図して少しだけ使うものです。
何も考えず、反射的に怒りを出してしまうのは自ら「私は自分のマネジメントができません」と無能さを晒してしまうようなものなのです。
湧き上がってくる感情というのはコントロールはできません。喜び悲しみ怒り、さまざまな感情は人間であれば常に波のように流れてくるものだからです。
ただ、どの感情を選択するかは自分が自分で決められることです。つまり、湧き上がる感情をコントロールできなくてもどの感情を選んでどう行動するか自らをマネジメントすることは訓練すればできるってことです。
ベストセラー、
嫌われる勇気でも取り上げられていますが、
怒りたい人は怒るべき原因があるから怒るのではなく怒りたいから怒っているのです。
まずは、相手がこうだから自分は怒っているんだ!という他責観念を捨てて自分は怒りたいから怒っているんだと、自分の感情に目を向けるようにしましょう。
ムカつく上司、同僚、客をスルーできるオススメ書籍
とはいえ、本当にクソな奴というのも世の中には存在します。
そこで重要なのが相手をどうするかではなく自分はどう行動するか?ということなのです。
そこで私がお勧めしたいのは以下の2冊です。
反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」自分は自分、バカはバカ。 他人に振り回されない一人勝ちメンタル術
本は、知識を得るには最強の手段です。
そして知識は、自分の身を守ってくれる物です。
相手がこうだったから、と
周りに流されることなく
主体的に行動できるようになれると良いですよね!
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