筆者はアメリカ人男性と国際結婚をしているのですが、
結婚でアメリカに住むなんて、実力じゃないね〜
旦那さんがアメリカ人であることが、さぞかしご自慢なのねえ
アメリカ人が旦那じゃ、離婚されるかもねえ
と、言った感じで、国際結婚していることについてSNSやリアルの生活で日本人から中傷されたことが何度もあります。また、筆者以外にも、同じように日本人から配偶者や家庭のことについて中傷されている人を何人も見てきました。
実はこのように、国際恋愛や国際結婚、特に相手が白人黒人の場合は、日本人の心理を理解していないと、思わぬところで勝手に妬まれ、嫌な思いをしてしまいかねません。
本記事では、筆者や友人の実体験をもとに、国際恋愛・国際結婚に対する日本人による嫉妬いじめマネジメントを解説していきます!
欧州系大企業でマネージャーのサラリーマン。
短大を卒業し、日系中小企業で7年半(1社)従事。ブラック安月給に耐えきれず、働きながら大学を卒業し学歴をグレードアップ、さらに外資系企業に転職を成功。現在外資系企業合計13年目を全て正社員で勤務中。瞬間風速的に日系大企業にいたこともあり。留学なし、オンライン英会話で、外資系企業で働ける英語力を身につける。
日本人は国際恋愛・国際結婚への嫉妬心が尋常じゃない
国際結婚と言っても、例えば同じアジア人同士ならば激しく中傷されることは稀なのですが、白人圏や英語圏との国際結婚となると、途端に色々と文句をつけて中傷してくる残念な人に出会ってしまうことがあります。
なんとあなたは、国際結婚しているだけで日本人から妬みと攻撃の対象になっているということを自覚した方が良いでしょう。
え!なんでパートナーや配偶者と国籍が違うだけで、妬まれるの?!!!
こう思いますよね。
なぜあなたを中傷する人がいるかというと、詳しくは日本人の人間関係が疲れる理由の記事でまとめましたが、日本人は兎にも角にも、人と他人を比べて、比べた中で自己を見出す人が多い傾向があります。
他国であれば、他人は他人、自分は自分と線引きをして、一定の心の距離を保って線引きを超えないように付き合うのが大人のマナーですが、日本人に限っては自分と他人の境界線をきちんと引けない人が多いです。
もちろん海外でも嫉妬やマウントはありますが、特に日本人は海外=白人圏に対して強くコンプレックスを持って嫉妬心を燃やしている人が多いです。
他国の方であれば
へえ、旦那さんアメリカの人なんだね。じゃあお互いの国を楽しめていいね♪
くらいで済むところ、日本人は。。。
え!旦那さん、アメリカ人?白人?どうやって知り合ったの?料理はどうしてるの?旦那さん日本語は話すの?会話は英語?将来はアメリカに住むの?私もハーフの子供が欲しい!ビザは?永住権は?!あ、結婚でアメリカに住むなんて、実力じゃないね〜(永遠に続く質問)
と、まあ、意地悪なことを言ってくる人は珍しくありません。さらに日本人は相手の家庭のことまで中傷する、デリカシーのない人も多いです。これは他国の人はまずやらないタブー行為なのですが。。
この手の人に出くわしたら、自分からは情報をあまり渡さず、当たり障りなく適当にあしらって、さっさと後にすることが得策です。SNS上で出くわしたら、さっさとブロックしてしまいましょう。
日本人の白人・コンプレックス、半端じゃない
外人さんと結婚?お子さんはハーフで可愛いでしょうね
と、言う人はめちゃくちゃ多いです。特に家族がアメリカ人だと言うと、アメリカ人=白人=容姿端麗だと勘違いしている人が非常に多い。さらに、白人との子供=ハーフ=ハーフタレントのように容姿端麗、と勘違いしている人も大変多いです。
確かに、日本に生まれ育ち日本の経験しかなく、ハリウッド映画だけ見ていたら勘違いするのも無理はないのですが、なんだか複雑な気持ちになることは事実です。
また、アメリカ人と言ってもいろんな人がいるわけで、もちろんアジア系アメリカ人もいます。
筆者の知人が日系アメリカ人と結婚しているのですが、その方は
アジア系アメリカ人?ふーん、じゃあ見た目日本人じゃん。日本語も話せるの?そんなの、純アメリカ人って感じじゃないね
と、元同僚に言われたらしいです。失礼すぎる。あまりにひどくて、コメントができません。汗
この手の人に出くわしたら、やはりさっさとその人の前から去り、距離を広く開けて、関わらないようにする方が良いでしょう。
日本人のアメリカ・ビザ&永住権コンプレックス、半端じゃない
特にアメリカ人と国際結婚してアメリカに移住した方なら恐らく高確率で言われたことがあるのが、このような言葉です。
結婚でアメリカの永住権なんて、実力じゃないよね〜
結婚で永住権?ふ〜ん(苦笑い)
僕は自力で仕事をゲットしましたけどねえええ
筆者もこれまで何度「結婚で永住権だろ?」と小馬鹿にされてきたか、覚えきれないくらい言われてきました。ちなみに筆者は、このように言ってくるのは日本人しか会ったことがありません。
なぜこのような意地の悪いことを言ってくるかというと、アメリカは世界の中でも就労ビザや永住権を取るのがトップクラスに難しい国ということが関係しています。
自分で仕事などで死に物狂いで就労ビザを狙っても、最後の抽選で運悪く落ちてしまったら、アメリカに住んで働いていくことはできません。さらに、運よく就労ビザを取ることができても職場から解雇され次が見つからなければ日本に帰国せねばなりません。
一方で、結婚による永住権はきちんと要件を満たして手続きを踏めば取得することができ、仕事をしていなくてもアメリカに滞在することが可能です。
こうなると、意地の悪い日本人の中には
私は自分でアメリカの会社に死に物狂いで雇ってもらってなんとか就労ビザをもらって、その後も必死でアメリカで生きて自分で永住権を取ったのに、結婚で永住権を取るなんて、邪道だ!!ずるい!偉そうにするな!頑張ってきた私を尊敬しろ!
と、言い出す人が出てくるわけです。
日本人特有の、ずるい、羨ましい、頑張ってる自分を認めてほしい、私のように苦しんでない相手が憎いから中傷してやろう、という気持ちが根底にあるわけですね。日本人丸出しです。
しかし、アメリカについては、抽選で運が良い人は一発で永住権を手に入れる人もいます。なんなら、一昔前は不法移民としてアメリカに入ったのちに裏ルートでそのままアメリカに住み着いている日本人他もたくさんいるのはアメリカの公然の事実。妬み出したらキリがない。
そして、結婚により相手の国に住むための永住権申請というのは、アメリカに限らずどこの国でも優先順位のトップに来ていることが多いほど国家間で正式に認められている権利です。逆に言えば、結婚というのは国際的に強力な法的効力がある重みある契約なのです。よって、結婚による永住権の審査では結婚が偽装ではないか、愛ある正しい結婚かなど、非常に緻密に審査が入るほど。
このように、国際結婚による永住権(特にアメリカ)はとにかく妬みと攻撃の対象になりやすいです。しかし、こちら側に落ち度は一切ありません。あくまで、嫉妬している相手の心の問題であり、相手にする必要は一歳ありません。
相手の心は変えられませんから、危険な人が来たら、サーっと距離をあけて、関わらないようにしましょう!
”貧困日本人マインド”な人からは、さっさと逃げればOK!
国際結婚を誹謗中傷してくる人について、解説してきました。
筆者個人の経験ですが、日本人はとにかく、
- ずるい
- 私はこんなに頑張ってるのに
- 私より大したことないはず
という、貧困マインドが強い人がいます。
この人たちは、相手にしてはいけません。相手の心の問題ですから、相手にしても時間の無駄なのです。
リアルな生活なら、距離を置く。SNSなら、運営側に通報の上、ブロックする。
対策をうまくしながら、さっさと逃げて、ポジティブで気の合う人と楽しい人生を送りましょう!
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