お断り
ブログ主は仕事のため英国に滞在後、先日日本に帰国し、隔離生活を送っております。
状況が混乱し、マスコミはひたすら恐怖ばかり煽る日本を見て、自分にも何かできることはないか?と思い、筆者の実体験が誰かの助けになれば、、という気持ちで実体験を感想ベースでまとめていきます。
全体の流れの感想をまとめていくことにフォーカスしますので、細かな手続きなどは説明しません。質問にもお答えできません。あくまで、ご自身の自己責任にて最新の政府の指示に従うようにしてください。
また、特にマスコミになりますが、本記事の無断転載はご遠慮ください。

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最新情報は政府公式HPでご確認ください。
繰り返しとなりますが、本記事はあくまで、個人の経験談です。質問にはお答えしません。あくまで目安までにしていただき、必ず、日本政府の最新情報を自己責任でご確認ください!
帰国は自己責任!あなたは、客じゃないよ!
空港や施設で、自分は客だと勘違いして横柄な態度を取る方を見るたびハリセンでぶん殴りたくなるのですが、あなたは客ではありません。
日本政府は明言していませんが、要するに「今は帰ってくんなよ。帰ってくるなら、何があっても文句言うなよ!」と言うのが暗黙のメッセージです。
この時期に帰国する場合は、いかなる扱いを受けても、文句言えないと言うことは理解した上で帰国された方がメンタルにも良いと思います。
日本入国から強制隔離ホテル収容までの実体験

この流れは沢山の情報があると思いますが、私の体験をまとめます。
日本着陸→ホテルまでは5時間かかった
筆者は12/10に英国から帰国しました。政府の規定では、6日間、強制隔離ホテル収容されます。
これを理解した上で、事前にUKでPCR検査を受け、陰性証明書を入手し、日本に入国となります。私は出張で英国にいたので、帰国のタイミングをずらすこともできず、諦めてなすがまま帰国となりました。
で、日本に飛行機が着地し、日本の検疫を経て強制隔離ホテルに入るまでは、約5時間ほどかかりました。
通常であれば飛行機が着陸して荷物を取って外に出るまで30-40分もあれば済むことを考えると、壮絶ですよね。
この5時間の内訳ですが
- 政府指定のアプリ、書類の確認。何度も同じことを聞かれながら1時間半くらい
- 検査受診→結果判明まで2時間くらい
- ホテル決定からバスに乗り移動まで1時間くらい
- ホテルについてからバス降車まで30分くらい
こんな感じでした。
※細かな手続きや必要要件は、必ずご自身で政府のHPを見て調べるようにしてください。SNSなどに惑わされると最悪入国不可となりますよ。これができないなら帰国は見送りましょう。
降機からホテルに入るまでが長く辛いと事前に聞いていたため、飲み物を持っておいた方が良いとか、軽食を持っておけとか、トイレは機内で済ませろなど情報を得て自分で準備をしていたので、この辺は問題ありませんでしたが、辛かったのは体力です。
筆者は普段から体力がある方なのですが、それでも時差ぼけと12時間フライトでフラフラな状況で煩雑な手続きをするのは正直、歩きながらぶっ倒れそうでした。
機内で前後の席の幼児が終始ギャン泣きしていたのでほとんど寝れなかったのも、体力が奪われた原因ですが、これは公共交通機関に乗る以上は運でしかないので文句言ってもしょうがないですね泣
隔離ホテルはミステリーツアー!
悪名高き隔離ホテルのロシアンルーレットですが、これはもう運です。
どこのホテルになるのか、はたまた地方に飛ばされるのか、学生寮になるのかなど、さっぱりわかりませんしもちろん希望も受け付けてもらえません。
筆者は非喫煙者ですが、問答無用で「滞在されるホテルは完全禁煙です」と言われたので、喫煙者だったとしても選択はできないと思っていた方が良いでしょう。
地方ぶっ飛びチケット(都内の空港から地方に飛ばされる人)ではなかった筆者ですが、どこに行くかは送迎バスに乗って出発するまでわかりませんでした。全員揃って、バスのドアが閉まってから「はーい、それでは、みなさんが向かうのはどこそこです」と発表があります。これは、おそらく文句を言ったり逃走する人を避けるためと思います。それで良いと思いますよ。うん。
果たして筆者は羽田空港真横の新しいホテルになりました。現場の混乱が逆に功を奏しまして、一人なのにツインの広い部屋になり、嬉しくてジャンプしてしまいました。笑
室内の様子はSNSなどに載せるなと指示がありましたので、部屋からの景色だけ載せます。

日本に納税した甲斐があったな、、とつくづく思ったのでした。
子連れも年寄りも一歳優遇なし!
ここまでが、降機してから強制隔離ホテルに到着するまでの流れ実体験でした。
ここで疑問に思われそうなのが、子連れや体力に自信のない方の優先などはあるのか?と言う点です。
筆者は同じ飛行機にお子さん連れの方を複数組見ましたが、みなさん他の乗客と同じ列で手続きを終えホテル送迎まで向かっていましたので、子連れだからといって隔離が免除されるとか、優先レーンで早く進めるとか、そう言うことは一切なかった模様です。
お年が上に見える方もこれは同様でしたし、ビジネスの客も優先はありませんでした。
筆者個人は、優先枠を作ってしまうと収拾がつかなくなることを想定すれば、これは妥当な判断ではないかな、と思います。そもそも帰国が厳しいことは事前にわかっているわけですから、耐えられない方は今帰ってくるべきではないですからね、自己責任です。現状はこのようなオペレーションですから、文句は言えませんね。これを考慮すると、体力のない方は、今の帰国は本当に辞めるべきだと思います。
オミクロン濃厚接触者隔離までの流れまとめ

オミクロン濃厚接触者認定されるまで実録
いつオミクロン濃厚接触者だとわかるのか?と、不安になると思いますので私の経験を時系列でまとめてみます。
12/10 Day0 日本到着
12/11 Day1 厚生労働省からメールで陽性者がいたと連絡がくる。この時点では、オミクロンなのかデルタなのか不明。濃厚接触者なのかも不明。
12/16 Day 6 朝、保健所から電話。「同乗者にオミクロン疑いの方がいたため、同じ飛行機に乗っていた方全員が濃厚接触者となりました。ホテルでの隔離が延長となります」と言われる。同日に、別のホテルに移送される
オミクロンと判明するまで混み具合にもよりますが、要するに数日かかるってことです。
私の場合は、自宅に帰る予定の日の朝に言われたのでショックが尋常ではなかったです。また、中には自宅に戻って隔離中に連絡を受けて連れ戻される方もいるそうで、メンタルの健康を保つのが結構大変です。
ちなみに厚生労働省の公式情報に載るため、同じ日に同じ国から同じ空港に帰ってきた人でオミクロンがいた場合は該当の確率が高いとして心しておくと良いかも知れませんね。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/houdou_list_202112.html

オミクロン濃厚接触者に認定された後の流れ
めでたく(?)濃厚接触者認定されると、ここから管轄が保健所にバトンタッチされます。
- 住民登録がある市区町村の保健所から電話がある
- 保健所が移動の指定タクシーを配車&指定のホテルを探してくれる
- 保健所の指示に従い、荷物をまとめて強制隔離ホテルから出発
- 保健所の指定タクシーに乗って移動
- 各市区町村の隔離ホテルに監禁
- Day14まで隔離。ここで陰性なら自宅まで公共交通機関を使って帰れる
となります。
保健所からは、健康管理のため、あらゆる情報を聞かれます。身長体重、万が一の時の意思決定者、アレルギー、など。好きな食べ物は聞かれませんでした(当たり前)
さて、ここからの仕打ちですが、さらに厳しくウイルス扱いされることになります。
こちらは全ての検査で陰性なのに、荷物搬出すら手を貸してくれません。全身防護服を着た方に対応されるので、ここでもメンタルがゴリゴリと削られます。もう、バイオハザードだと思って楽しむしかありません。はい、我々は、バイキンなのであります。
陰性でも陽性者隔離施設に収監される
施設に来てから気づいたことなのですが、オミクロン濃厚接触者(陰性)は、市区町村の隔離ホテルに収監されます。
要するに、同じ建物にはコロナ陽性で苦しんでいる人がいる確率が高い、と言うことです。
陰性なのにわざわざ陽性者と同じ施設に入れられて、ここで感染するリスクが高くないか??
ここは流石に、疑問を感じざる終えません。
14日間ホテル強制隔離の感想を述べてみる

筆者は14日間、フルでホテルに強制隔離をされることとなったわけですが、ホテル隔離をしてみて感じたデメリット、メリットについて個人の感想をまとめてみます。
ホテル隔離のデメリット、辛いこと
- 時差ぼけが治りにくい
- 食べる、寝る、の繰り返して調子が悪い
- 圧倒的な運動不足
- メンタルがやられる
ホテル隔離は人により感じ方が違うとは思いますが、中年で単身隔離中の筆者でも、体力とメンタルの両方で結構にダメージを受けていると日々実感します。まあ、一生出られないわけではないですから、耐え忍ぶしかありません。
一方で、もし子供がいたり、持病があったら、ホテル隔離は地獄だと思います。というか、そこまでして本当にどうしても日本に帰らないといけないのか、5回くらいは思い直した方がいいと思います。
ホテル隔離のメリット、意外な発見
ホテル隔離はデメリットばかりに着目されがちですが、実はよく考えると、メリットだってあります。
- 万一保菌していたとしても、家族にうつす心配がない
- 日本のホテルは綺麗で清潔
- 日本のトイレがすごい(ウォシュレットさん、お久しぶりです)
- ご飯が美味しい(施設による)
- なま物以外なら、アマゾンなどで入手可能(施設による)
- 一人時間をめいいっぱい楽しめる

他には、いつもは何かと忙しくてあと周りになりがちな転職活動も、隔離期間を利用してDODAエージェントサービス
別記事に隔離中のおすすめの過ごし方をまとめてみましたので、よかったら見てみてくださいね。
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ずるい?ホテル隔離が税金であること
筆者が滞在していた英国では、所定の国からの渡航歴がある方は自宅ではなく、自腹でホテル強制隔離を義務付けられていました。特にロンドン近郊は世界的にみてもホテルが高額であるため、30万円くらいかかる人もザラと言う状況でした。
要するに、そこまで自腹切ってでも今本当に、お前は英国にきたいのか?!という高いハードルを設けることで入国する人を制限していたわけですね。
一方で、日本は当初から、税金で全て政府が手配する姿勢をとっています。
これについては日本で貧困に喘ぎながら納税している国民はふざけんなと思う人もいるでしょう。筆者もイチ納税者ですから気持ちはよくわかります。
しかし実際、隔離を経験してみて気づいたのは、雇用を生み出すことと国防でメリットがあるから国費で賄っているのではないか、と言う点です。
実際に飛行機を降りてから隔離施設に来るまで、そして隔離中も、いかに多くの方が働いているかよくわかります。
空港、ホテル、飲食店、検査機関、保健所、相談室、など。
おびただしい数の方が働いてくださっていますが、強制隔離がなければ極論、これだけの雇用も市場も生まれません。
特にオリンピックを契機とした外国人観光客を期待していたであろうホテルなどは、予想もつかないコロナで深刻なダメージを受けたわけです。
そんな中、国防を守りながら雇用を生むのであれば、筆者としては妥当な税金の使い方だと感じた次第であります。
観光業だけ優遇するのかよ、という声も聞こえそうですし、海外在住者まで国費で隔離するなんて税金の無駄遣いだ!と言う声もありますが、こうして税金が適切に吐き出され、回り回って自分の懐に返ってくると思った方が、良いかも知れないですね。経済はどこまでも、繋がっているという広い視野を持つのも、良いかも知れませんよ。
個人を恨むな!ウイルスを恨め!
日本は個人攻撃や個人特定が止まりませんよね。
しかしこれ、個人攻撃したところで、コロナは終息するのでしょうか?
誰だって、かかりたくてウィルスにかかる人はいません。かかっている人は、体調が悪くて苦しんでいることだって十分に考えられます。その家族や職場の方だって対応に追われて疲弊しているかも知れないのです。
法律やルールを破った場合、裁くのは国の機関の役目です。これも個人が個人を攻撃して良いものではありません。
こんな有事の時は、人を恨まず、ウィルスを恨め!文句があるなら個人ではなく政府に言え!の精神で国民は分断せず団結して乗り越えていきましょう!
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