【評判】アマゾンジャパンの配送員はなぜ荷物を投げたのか【外資系企業あるある】

仕事術

先日、

こんなニュースを目にしました。

 

”アマゾンジャパンの配達員が

荷物を乱暴に投げていた”

 

筆者はこのニュースを見て、

「あーまた、アマゾンが叩かれてんのか」

と思ったのです。

 

アマゾンジャパンは発足してから長年、

良くも悪くも物議を醸す企業のように感じています。

 

筆者の経験も含めて

外野の目線でアマゾンジャパンを考察してみます。

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【評判】アマゾンジャパンの配送員はなぜ荷物を投げたのか【外資系企業あるある】

名指しで叩かれるアマゾンジャパン

アマゾンは日本においても

素晴らしいサービスを提供しているため

急速な勢いで伸び続けてはいるものの

昔っから名指しで物議を醸す

批判を受けてきている企業です。

消費者操る「ダークパターン」 国内サイト6割該当 

「注文した覚えはないのに」。20年末、茨城県の高橋しおりさん(25)は炭酸飲料の24本セットが自宅に突然届き驚いた。差出人はアマゾンジャパン。注文履歴をみると半年前に同じ商品を買った際、うっかり「定期購入」を選んでいたことが分かった。同サイトでは一部商品で定期購入が初期設定されており、「誘導」のダークパターンといえる。返品もできたが自分の見落としも後ろめたく、「もやもやしつつ、あきらめた」と話す。

 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGD0859R0Y1A100C2000000 日経新聞 2021年3月26日朝刊より引用

翌日配送支える超過酷労働

横田さんの著書で、作業中に複数の方が亡くなっていることが明かされていました。横田さんが働く直前に起きたアルバイトの方の死亡事故では、倒れて救急車が来るまでに1時間もかかったと書かれてますね。

https://www.businessinsider.jp/post-199076 BUSINESS INSIDERより引用

ちなみに書籍はこちら

【独自】アマゾン配達員 驚きの行動 荷物放り投げ 悪質“置き配”(フジテレビ系(FNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/19213e3ecb9213a11e7a571a3918dcc3a6d9f691

Amazonの宅配貨物の急増にドライバーが対応できなかったために、残業未払い問題や配達不能問題が生じたと言われている。

https://lynalogics.com/column20180626.htm/

 

ぶっちゃけ、

ここまで企業の不祥事が明るみに出たり

名指しで叩かれる企業というのは

珍しいものです。

悪名高い電通や三菱電機だって

ここまで頻発して出てきません。

 

アマゾンジャパンが日本政府と仲が悪いのか

広報が揉み消してないのか知りませんが

少なくとも何らかの歪みがある、ということは

確かですね。

 



1998年日本法人設立から、20年ほどで2.2兆円企業へ

アマゾンジャパンは

2020年の日本での売り上げが

2.2兆円とも言われています。

2010年から2020年の10年間でも4倍に伸びています。

詳しくはこちらのサイトが詳しく掲載しています。

日本事業の売上高(ドルベース)は204億6100万ドルで前期比27.9%増(2019年の日本事業売上高は160億200万ドルで、前の期比15.7%増)。

https://netshop.impress.co.jp/node/8434

売上高2.2兆円は、 

オリックス、シャープ、三菱自動車の

グローバルの売り上げに匹敵する規模です。

 

これだけの規模で急拡大すれば

歪みも出てくるのは無理もないかもしれません。

 

アマゾンジャパンが叩かれる理由

巨大で市場に与える影響が大きいから

アマゾンジャパンの売上高が日本だけで2.2兆円というのは

尋常ではない規模の企業です。

 

アマゾンジャパンに限らず、

トヨタ自動車や電通など

大きな企業というのは市場からの関心も高く

競合他社からも常に見られていますので

何かよくない事をすれば

吊し上げられて叩かれる、というのは

勝ち組企業の定め、とも言えるかもしれません。

アマゾンジャパンがやらかしてきたことを

無名の小さな会社でやっても

ニュースにすらならないでしょう。

 



 

外資あるある? 政府と仲良くできてない?!

日本は自由市場と言いながら

アメリカのような完全な自由競争市場、とはいえません。

 

何かあれば政府が介入して

大きな問題にならないように整備したり

仲裁に入ったりします。

 

これは雇用などにおいて

国民の生活を政府が守る、という考え方があるからです。

このため、

日本政府と企業は基本的にはめっちゃ仲良くしておく必要があります。

 

どの国でも政府と仲良くやれない企業は

不利な立場に立たされるものです。

 

日本には経団連という、

大企業か加入する連合がありまして

ここで大企業経営者の中で

日本の労働条件などが会話されていたり

大企業の横の繋がりが作られたり

ひいては

政府と会話するための

強力な団体となっています。

 

日本政府は経団連に物申せない雰囲気すらありますから

いかに経団連が日本において大きな力を持っているか

察しがつくと思います。

 

そんな経団連に対して

外資系企業は長年、加入をしてきませんでした。

 

経団連にはいると

新卒一括採用の時期のルールなどに

従わなければならないとか

日本のしがらみに捕まってしまうからです。

 

しかしそんな外資系企業日本法人も

ここ数年で続々と経団連に加入しており

アマゾンジャパンも遂に

2018年に加入したということで

横と縦の関係を広げていくことで

社会からの批判をかわせるようになっていくのかもしれません。

 https://www.keidanren.or.jp/journal/monthly/2019/04_newface1.html

 



外資あるある? アメリカと日本の違い

外資系企業というのは

どの業界であっても、

日本に参入してビジネスを広げていく中では

日本顧客や日本政府と揉めます

 

そもそも、

本国と日本の商習慣が大きく異なっていたり

特にアメリカと日本というのは

もう全く、商習慣が異なります。

 

そのような状況にもかかわらず

外資系企業の多くでは

本国が決めた事を日本法人でも遂行せねばなりません。

これができない場合、要職は首になってしまいます。

基本的には、本国に歯向かう人=クビ、なのです。

 

この歪みが顕著に起きているのが、

アマゾンジャパンなのかもしれません。

 

アメリカ企業のビジネススピード、

徹底した成果主義、

ビジネス規模を巨大にして

取引先に強烈な条件を叩きつける、

人より利益優先とも取れる

超絶的な企業文化。

どれも、

日本には全くと言っていいほど

馴染まない労働文化です。

 

しかしながら

アマゾンが目指す顧客へのサービスは

良くも悪くも

わがままな日本の顧客には最高にマッチしています。

 

このため、

労働側は厳しい文化の違いに押しつぶされながらも

顧客からは受け入れられ

売り上げが爆伸びして経済にも貢献しているので

日本政府からも見逃されてきたのかもしれません。

 

Amazon Flex vs 楽天/日本郵船 のバトルはどうなる?

Amazon Flexとは?外資あるある?

アマゾンジャパンは

物量が激増したのに

適正な対価を拒んで

条件だけ厳しくしたため、

日本郵便やヤマト、佐川からは

数年前にビジネスお断りをされています。

 

これはアマゾンの”あるある手法”とも

言われているという見方もあり、

根を上げた取引先に自ら撤退してもらったところで

自社便に切り替える、という作戦を実施するようになりました。

 

現在のアマゾンの配送便は

地域の小さな配送業者だったりもしますが

その中でもAmazonFlexという

個人の配送を導入しています。

これはUBER EATSのアマゾン版みたいなもので

つまり一般の人が空いた時間で

配送員をする、という作戦に出たわけです。

 

これは従来の日本の商習慣からすれば

異端中の異端、とも言えるかもしれません。

まさに、

日系企業は手を出さなかった域に踏み込む、

外資系企業あるあるだなあ、と言ったところです。

 

これはうまく利用すれば

労働者もアマゾンも顧客も喜ばしい仕組みですが、

冒頭に述べた

アマゾンの配送員が荷物をぶん投げたという事件を見ると

もし会社が配送員に対して

適切な教育を行うなり

対価でやりがいを与えるなりして

働く側が幸せなら

そんなことはしなかったのではないでしょうか。

  

正攻法に踏み切った、さすが日系企業の楽天

アマゾンジャパンが

ゴリゴリのアメリカ流ビジネスを推し進める中で

つい先日、

楽天が日本郵便と資本提携した、というニュースがありました。

 

楽天は小手先のビジネスだけでなく

資本提携までして包括的に仲良く頑張りましょう!と

腹を括ったのですから

さすが日本企業、と言ったところでしょうか。

 

楽天は配送が遅いことがネックでしたが

日本郵便との提携で

どれくらい改善されていくのか

一消費者として楽しみなところです。

 

ちなみに筆者は楽天経済圏の住民でして

配送が遅いのも別にいいや、と割り切って使っています。

楽天の配送員の方が比較的安心なのも良いですね。

 

まとめ:アマゾンジャパンは憎まれ者から脱却できるか

アマゾンジャパンについて

まとめてきました。

 

アマゾンジャパンは日本の住民にとって

今やインフラ並みのサービスを展開しています。

 

アマゾンジャパンが

憎まれ者のヒーローから脱却するのか、

一消費者の目線で観察していきたいところです。

 

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